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クライム・ディベート・サークル  作者: 和田 よしひさ
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クライム・ディベート・サークル 第一章『嫌な女からのラブレター』

初めまして。和田 よしひさです。

2作目の小説で、拙い部分も多いかと思いますが、楽しんでいただけたら幸いです。

 プロローグ


我等は引かれたレールの上を歩く。それしか許されないから、仕方なく歩く。


休憩の号令が掛かる。 


疲労困憊だから、その場で立ち竦む。


再び下知が下り、まだ癒し切れていない身体に鞭を打って進む。


荒廃した街に空風が吹きすさぶ。


転がってくる新聞紙に載っている日付は今日の物とは限らずに、我等の焦慮を煽る。


レールから外れた者の流儀を嗤う。自らの至当を押し付けて、彼らを必死に否定する。


そうでなければ、我等の意味とは何なのか。


批正しなければならない、再びこちらに戻るようにと。

しかし彼等は自らの生き様に拘う。

我等の帰順する様を見て、憐れむでもなくただ座視している。


幸か不幸か、彼らは見つけることが出来たのだろう。

自らの意味を……


そんな彼らを渇仰しながらも、表面では否定する。そして我等は今日も。

引かれたレールの上を歩く、それしか許されないから、仕方なく歩く。


自分の意味を見つけた彼は行ってしまった。

我々とは相反する所へ。


その速度に追いつけず、立ち竦む。


再び下知が下り、まだ癒し切れていない身体に鞭を打って進む。


荒廃した街に空風が吹きすさぶ。


彼の姿はもう見えない。








 第一章『嫌な女からのラブレター』



桜の花びらもすっかり散り落ちた頃。

色とりどりのマフラーを巻く姿もすっかり見なくなった。

同じ紺色のブレザーを身に着けて歩く生徒達がちらほらと現れ始めた頃、僕等の通う学校の校門が見え始める。

今年春は特に冷えた。五月を迎えた今も湿った風が吹き曝す。

その冷たい空気に背中を押されるようにして、錆びかけの古い鉄でできた門をくぐる生徒達。

その中に僕坂東和樹と親友の如月雄介はいた。

校門前には生徒指導の教師が立っていて生徒たちの服装などを入念にチェックしている。

角刈りで、白い二本線の入ったジャージ姿の生徒指導の教師、通称『白ジャージ』はこちらに気が付くや否や、僕を睨みつけながら、向かってくる。

僕と雄介は速足で正面玄関まで向かうが、結局後ろから肩を掴まれた。

「坂東和樹! いつになったらその頭染め直してくるんだ!」

ああ、面倒臭い。

こうして僕は、いつもと同じ問答を繰り返す羽目になる。

「だから毎日言っているでしょ、僕の祖父はイギリス人なんです。だからこの髪の色も隔世遺伝で金髪なだけで、決して染めているわけではないんです」

「そうだとしても校則で、生徒の髪色は原則黒髪であると定められているからには、ちゃんと染め直してもらう必要がある」

融通の利かない人だなと思った。僕も注意されたくなければさっさと黒髪にでも染めてしまえばいいのかもしれないが、地毛である以上、校則だからといっても否定されるいわれはないと考えている。

掴まれた手を振り払い走って正面玄関に駆け込むと、白ジャージはそこまでは追ってこなかった。

「毎朝大変だな、ムギは」

けらけらと軽薄に笑う祐介。彼は僕の小学校からの幼馴染だ。

「笑い事じゃないよ、全く面倒臭い…… いつになったら理解してくれるのかなあ……」

 僕は生まれた頃から瞳が空色で、髪色が綺麗な小麦色だった。背が高く、高い鼻は両親や小学校の友達は羨ましがったし、それが誇らしかったが、中学校に入学すると教師達には受けが悪かった。

入学時、事情を知らない彼らは僕の事を不良生徒と決めつけた。最初の内はいちいち家系の説明をしていたが、入学してから約二か月間、毎日のように繰り返されるこの問答に辟易した僕はもう無関心を決め込むことにした。

しかしその生活態度や見た目の問題で内申が下がることは分かり切っていたので、皆が遊びに夢中になっている間も勉強だけはしっかりやった。

昔から活字が好きで、どんなジャンルの物にも手を出していたので、国語と英語には特に自信があった。

中学校入学してからの最初の中間テストは、学年で二位だった。

学年でトップだったのは隣にいる幼馴染の雄介だった。身長は百七十センチ程で僕より少し低い位、ストレートの黒髪にフォックス型の眼鏡、切れ目でいかにも『秀才』という言葉がぴったりだ。

彼が僕の事をムギと呼ぶのは、小学校時代に初めて出会った雄介が『君、小麦色みたいな髪の毛をしているね』と言ったのに由来する。周囲には定着しなかったが本人はこの呼び方を気に入っている為、今でもそう呼び続けている。

六段組みの下駄箱の一番下、左から三番目に入っている中敷きに履き替える、雄介も靴を出そうとしたその時、彼の下駄箱から何かが滑り落ちた。

一通の封筒だ。

「可愛い封筒だね、また手紙を貰ったのかい雄介」

「ああ、入学してから二か月、これで5通目だな……」

祐介は興味ない様子でそう言って、手紙をスクールバッグにしまった。

僕等は一年三組、中高一貫校であるこの広大な学校で、教室は東棟の一階端に位置する。

校内に入ってからも徒歩で五分以上かかる遠い場所だ。

その場所まで今朝ニュースで報道された犯罪の雄介なりの考察を聞くのが僕等の日課だ、これは昔からの雄介の悪癖というか趣味みたいなもので、いかに凶悪犯罪であろうと楽しそうに自分の考えを口にする。

彼には『怖い』とか『嫌悪』とかより事件に対する興味が先行してしまう。それが難解であればある程、いつも目を輝かせて自らの意見を語る。

過去に報道された殺人事件では犯人のトリックを暴き、警察に情報提供した際に感謝状を贈られたこともあった。彼が小学四年生の時だった。

そんな彼は尊敬される以上に周囲の人間に畏怖された。難しい問題に突き当たる程、雄介は完全に自分の感情を排除して可能性を隅から隅まで考え尽くし、そして考察を口にする。

そう、大抵の人間は彼に『付いていけない』のだ。

僕は一応、彼の話に真剣に耳を傾け、自らの考えを返すことが出来る貴重な存在らしく、特に気に入られていた。

 

それに、雄介の話はミステリー小説そのもので、僕も興味が出る者も多かった。

学校で行われるテストの点数にそれほど差は無かったが、それは点数が百点に限られているからであって、もし点数が無制限であったなら彼と僕の間には埋め難い圧倒的な差があると感じていた。

教室に到着すると、僕たちは離れた席にそれぞれのスクールバッグを掛けて朝礼までの時間を過ごす。

雄介は先ほど下駄箱に入っていた封筒を丁寧に開けて、内容を確認している様子だった。

そんな雄介の行動をぼんやりと眺めているとチャイムが鳴り、担任教師が入室してきて、おはようと生徒たちに声を掛けて朝礼を始めた。

簡単な連絡事項を終え、担任教師が教室を去るとクラスの生徒たちは一限目の科学の授業の為に移動教室の準備を始めた。雄介と僕はいつもと同じように行動を共にする。

移動中の廊下で雄介が無表情でこう言った。

「ムギ、さっきの手紙の件で昼休みに話したいことがあるんだ。いつもの場所で昼食を取りながら談義しよう」

そう僕に告げると雄介は先に科学室に入り、自らの席に座った。

きっと手紙に不可解な点があったのだろう、雄介は事件を考え、突き詰め始めると表情が無くなるので僕にはすぐに理解できた。

 

部活動が盛んなこの学校では、必ずどこかの部活か同好会に所属することが校則で義務付けられていた。

放課後のアルバイトも可能ではあるがそれは家庭の事情を考慮し、学校側が必要だと判断された時のみに限られている。

一方で既存の部活動に入部する気が無かった僕たちは『クライム・ディベート・サークル』略してCDSという同好会を発足させていた。

部活動では原則五名以上の部員と顧問の先生が必要だが、同好会はいずれ部活動になるまでのお試し期間として一年間、部員数が足りなくてもまた、顧問無しでもその活動を許されている。

このCDSを立ち上げた時雄介が言っていた。

「俺はムギと思う存分ディベートを楽しむためにこの同好会を発足させたんだ、なあに、一年後に同好会が潰れたってどうってことないさ。来年また何かしらの理由を付けて立ち上げればいいだけの話だ」

同好会には基本的に部室があてがわれることはなく、毎日空き教室を探し回らなければならない。

暗黙の了解で既存の同好会では、どの教室を使用するかが決まっているようなものだったが廊下やピロティのような場所でその活動を細々と続けている、部室難民のような学生も多く見受けられた。

それでも僕たちは部室に困ることは無かった。

雄介は何処から手に入れたのか所在の確認しようのない屋上の合鍵を手に入れていて、僕等の活動場所はそこに決まっていたからだ。

屋上の扉には『一般生徒立ち入り禁止』と書いた張り紙がされているが、僕等は関係ないとばかりに屋上を自由に占拠していた。

屋上の扉を開けると、その中央には僕が家から拝借してきたタープ、その下には雄介がどこかの公園から盗んできたであろうベンチが向かい合わせに並んでいる。

僕達は向かい合わせのベンチ座ると、昼食をさっさと済ませた。

雄介は自分のスクールバッグから氷砂糖を取り出すと一つ口に放り込む、これは雄介が事件について考察するためのルーチンワークである。

雄介はタープから外に出て、ポケットから白いチョークを取り出すと僕に向けてこう言った。

「さあムギ、同好会を始めよう」

この一言で僕等の奇妙な活動は始まる。

CDSは身の回りに起きた事件を考察するだけのサークルだ。犯行の手口は雄介が答えを導き出す。僕は犯人の動機や心理について考える。

雄介は一日あれば大概の事件の推理を完了してしまうので、もっぱら考えを発表するのは僕の役目だった。

雄介はそれを記し、矛盾があれば否定するだけなのだ。

「知っているとは思うが今朝、こんなものが俺の下駄箱に入っていた」

雄介はスクールバッグから一通の封筒を取り出した。桜色の封筒で如月雄介君へと綺麗な文字で書いてあった。ハートマークのシールがそれを閉じる為に使用されている。

「可愛い封筒だね、雄介」

「ああ、センスが良い。入学してから二か月、下駄箱に入っていた手紙はこれで五通目だな」

雄介は封筒をベンチの上に置いて僕にこう聞いた。

「ムギはその内容はなんだと思う?」

「丁寧に書かれた雄介の名前、ハートマークのシールで閉じられた封筒、ピンクの心理効果は『恋愛・幸せ・想いやり』だ、ポジティブな要素が多い事からおよそ中身の手紙からも悪意が込められている内容は想像しにくい。それは雄介宛のラブレターじゃないのかい?」

僕が意見を述べると雄介はハートのシールを剥いで、中から一通の便箋を取り出した。達筆で内容はこう書いてあった。


 『如月雄介君へ


 こんにちは、突然のお手紙ごめんなさい、びっくりさせてしまいましたか?

 私の名前は小坂楓と言います。


 入学した時から、同じクラスの貴方の事がとても気になっていました。

 もしよければ私とお付き合いしていただけませんか?

 まずはお友達からでも構いません。


 私の連絡先を書いておきます。

 もし良ければこの番号まで連絡をください』


小坂楓は僕たちと同じクラスの生徒で、肩まで伸ばしたセミロングの黒髪に黒縁の眼鏡、話をしてみるととても物腰柔らかで、育ちの良さを感じさせる。性格はどっちかといえば人見知りするように見えた。

教室ではあまり目立たない人間だったが、良く見ると瞳が大きく、常にピンク色に染まった頬と童顔から、とても可愛らしい女の子だとわかる。

書道部に所属する彼女はいたって品行方正で真面目な生徒だという印象があり、ラブレターを出すという大胆な行動は、普段の彼女の動向からは中々に考え難い、とても勇気がいる事だっただろう。

「相変わらずモテるなあ雄介は」

軽い気持ちで僕が言うと、雄介は少し怪訝な顔をして、封筒からもう一通便箋を取り出した。

「俺は小坂楓と話したこともない。人間性を良く知らない人間にラブレターを出す彼女の事もよく理解できないのだが…… もっと理解できないのは、人の好意を踏みにじるこういった行為に及ぶ人間の心理だ」

もう一通の便箋はとても質素な物で、それには殴り書きで『雄介君へ、この女は嫌な女なので気を付けてください』と記してあった。差出人は不明だ。

「さてムギ、ここに今回の謎が隠されている」

 僕の顔に殴り書きで書かれた便箋を突きつけて、雄介は犯行の説明を始めた。

「今回俺宛に書かれた手紙、これ自体は普通のラブレターと言っていいだろう。だが同封されていたこの殴り書きの中傷の手紙、これを書いた人物はどうやってこの封筒に入れることが出来たのかわかるか?」

僕は首を傾げて「さあ、今までの情報だけじゃよくわからないな」ベンチで缶コーヒーを啜りながらそう答えた。

「大体犯人の目安はついている、犯人は小坂楓と登下校を共にするくらい仲の良い人物で、小坂が俺にラブレターを出すことについても相談を受けていた。恐らくその人物も俺に好意を持っていたんだろう」

雄介は恥ずかしげもなくそう言い放った。

「女友達であるその人物は、一緒に登校する際に小坂楓が俺の下駄箱にラブレターを入れるのを見届けてから一旦教室まで行動を共にした、その後何かしらの理由を付けて下駄箱まで一人で戻り、小坂楓の入れたラブレターを俺の下駄箱から取り出した。 そして封筒を開けて中に入っていたラブレターを自分の用意した、中傷文の入った封筒に入れ替えて再び俺の下駄箱に戻したんだ。 俺が元の封筒の形状や色柄を知るはずもないから、これは誰が入れたかはわからないからな」

そして雄介は、深呼吸をするように大きく息を吸い込んで吐き出した。

雄介は事件解決に息詰まると必ず深呼吸をする。人間の心を察することがとても苦手な彼には、解決は出来てもその先にある犯人の動機についてまでは行きつくことが出来ない

のだ。

それは僕に推理のバトンタッチの合図でもあった。

「確かに興味深いね、分かった。考えてみるよ」

一方僕は、事件解決のトリックについて考えるのは苦手だが、人間の行動や心理について考えるのは好きだった。

「まだ、小坂さんとは付き合いが短いから何とも言えないけど、彼女はラブレターを贈るような大胆な人間にはみえないんだよなあ、もっと奥ゆかしいというか…… 大人しくてそんな行動に出るように見えないというか。だからこれは僕の個人的な彼女への印象だけど良いかい?」

「それで良いんだよムギ、俺はトリックを解く、ムギは動機を解く、このCDSはそうやって成り立ってるんだ。ムギが思ったことを口にすれば良い」

僕が述べた小坂さんの印象を、雄介は屋上の床にとチョークで記し始めた。ガリガリとチョークがコンクリートを擦る音が屋上に響き渡る。

「恐らくこの中傷文を入れた人物は、雄介と小坂さんが恋人関係になることを望んでいないんじゃないかな」

「そんなことは俺でもわかるぞ、でも問題なのは手段だ。こんな回りくどい事をしたのは何故なんだ?直接俺に伝えるか、ラブレター自体をどこかに捨ててしまうとか、もっとやり方はあるだろう」

雄介は腕組みをしながら首を傾げた。

「僕がもしこの中傷文を入れた人間、仮にA子さんだとしたら必要なのは匿名性だったと考える。だってそうだろ、好きな相手にいきなり口頭で『あの女は嫌な女だから付き合わない方が良い』なんて言う相手と雄介は仲良くしたい?」

「確かに、できれば遠慮願いたいな」

この人間は、卑怯者だな…… 人の恋路に石をばらまくような真似をする犯人の事を、僕は好きになれそうにない、そんな想いを抱えつつ話を続けた。

「A子さんは小坂さんと同じく雄介の事が好きだった。だから小坂さんが告白したいと言った時に焦ったんだ。だから何とかして雄介が小坂さんに対して嫌な印象を持つように仕向けたかった。でも自分が中傷文の内容をそのまま伝えたら、逆に自分の方が雄介に嫌な印象を与えることになってしまうからこういう方法をとったんだよ」

「自らの保身の為か……」

雄介が書いている犯人の心理描写が絵画、または数式ののように美しく並んでいく。

「そう、これはA子の保身だ。この方法をとれば今まで通り小坂さんとの関係を続けつつ、雄介との未来もあり得る、一石二鳥と言う訳だね」

雄介はメモを書き終えると、こちらに戻ってきてタープの下のベンチに僕と向かい合わせに腰掛けた。

「証明終了だな、流石はムギだ。人間観察に優れてる」

「全て空想に過ぎないけどね」

「それで良い、俺もムギもその人間ではないから実際の彼女らの心理なんて知りようがない。ただ俺は人間の感情を読み取るのが苦手なんだ。だからムギこのCDSにはお前の存在が不可欠なんだよ」

雄介は推理を始める前と同じようにスクールバッグから氷砂糖を取り出し一つ口に入れた。今度は証明終了の合図だ。

「さあ、帰るか」

帰り支度をする僕達、屋上に鍵を閉め、下駄箱に向かう。

その間に書道部の部室の前を横切った。

僕は横目で室内を覗くと、小坂さんと一人の女友達が談笑していた。

自分たちの間にドロドロとした感情が渦巻いていることもう知らずに…… ただ笑っていた。

僕は少し寂しい気持ちになったが、雄介は無表情でその前を通り過ぎた。


その数日後、朝起きて家族に挨拶をして、今で朝食をとりながらニュースを見る。そうすると一つ、気になる事件があった。

自分の住む街で殺人事件があったとのことだ。

被害者の名前は幸島加奈子という三十代の女性だった。

昨日の深夜に、僕たちの通う学校の近くの河川敷に死体が遺棄されていたようで、近場なので僕は恐怖を覚えた。

遺体とともにメモ書きが残されていたとニュースキャスターが告げる。


その内容は『この女は嫌な女です』と書かれた物だった。


連載、5話構成で想定しております。

読んだ感想、おかしな部分など等ありましたらご指摘ください。

これからもよろしくお願いします。

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