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第22話:〖基本の三属性〗

六工程(セクスティアクション)説明しよう。基本の三属性とは、電気・火・氷(水ではない)の3つの属性の攻撃呪文(アサルトスペル)ことである。

この3つは魔法をまず初めに習うのが一般的である。そして最も簡単で、最も高火力な魔法になる魔法といわれている。事実、軍でもよく使われる。というよりほとんどの魔術師の軍人はこの基本の三属性の魔法を使っている。ジャックのように風魔法などを使う魔術師は、近代軍用魔術が確立した今では大変珍しい。


さらに魔力のエネルギー変換効率が非常にいい。風魔法は風を生み出すことを基本とするため吹き飛ばすというイメージで使われている。だからそれなりの火力を出すためには大量の魔力を消費しなければならない。要するにコスパが悪いのだ。

しかし、基本の三属性はどうだろうか?

まず電気・火・氷というだけで人を傷つけるのにはもってこいな属性だ。


まず電気属性について説明しよう。電気属性はその名の通り魔術で電気を生み出す。

使い方としては【ライトニング・スピア】のように細くエネルギーをまとめ電気のスピードを生かし貫いたり(実際に【ライトニング・スピア】はしびれさせる効果もある)、先ほどの戦いのように微弱な電流を飛ばし少ない魔力消費で敵の魔術起動を妨害したりもできる。


ちなみに魔法を発動させる魔術の起動には6つの工程が必要だ。これを六工程(セクスティアクション)


精神統一(コンセントレーション)呪文詠唱(スペリング)意識領域(コンシャスネス)改変(レーション)術式構築(キャルチュレーション)魔術起動(スタンドアップ)魔術解放(オープン)。この6つである。

まずは精神を統一し魔力(エリクサー)を操作できるようにし、呪文を詠唱する。普段とは異なる発声法を使う呪文を詠唱することで自分の意識(細かくいうと深層意識)を変える。そして発動させる魔術の術式を編み放つと魔法が使えるという理屈だ。


電気でしびれさせることで第一工程の精神統一(コンセントレーション)や、第2工程の呪文詠唱(スペリング)を妨害できる。A級以上になるともはや破壊の2文字なので省略しよう。



次に火属性について説明しよう。火属性は魔術で炎や熱を生み出すのが基本となる。

そのため風とは比べるまでもなく相手に火傷などの痛手を負わせることができる。

B級攻防呪文である【フレイム・クリフ】や、B級設置呪文【バーン・ボーデン】など反撃の一手としても愛用されている。風魔法を応用する爆裂魔法という分野もある。ただ単に組み合わせると熱風を生み出すことができる。C級攻撃呪文(アサルトスペル)【ヒート・ウィンド】という呪文だ。C級なので軍用魔術よりは威力が落ちるが、術者の腕やその術式の改変次第で高威力なものにできる。


最後に氷属性について説明しよう。氷属性は魔術で氷や冷気を生み出す。

凍傷にしたり、敵を足止めしたりと様々用法が存在する。氷点下では根元素(オリジン)魔力(エリクサー)の動きが活発ではなくなるため防御崩し(ガードブレイク)にも使われる。

B級攻撃呪文(アサルトスペル)【アイス・ブリザード】は指向性を持たせた氷の礫と冷気で相手に打撃を負わせながら凍傷にもし、戦闘不能に陥りやすい。



つまり基本の三属性は最も攻撃に特化した属性であり、相手を傷つけやすいうえ、電気を作って飛ばす、

炎を作って飛ばす、冷気を放つ、といってその威力や座標指定が簡単なため初心者が教わる呪文に多いという訳だ。


簡単に言うと『強くて簡単』なのだ。


例えるなら『安くてうまい』といった理由と同じである。





深層意識とは『自分で意識できない意識領域』のことです。


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