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ザ・ゴーストペイン  作者: 一宮 零
第一章
4/8

疑問

「安田ビル…」

俺たちは志村の死体が発見された殺害現場に来ていた。

周囲を見渡すとちゃんとトップス!の看板もあった。

「熊さん、ここが安田ビルか?」

「そうじゃよ。」

「では行きましょうか、拓弥さん、熊野さん。」

「ああ。」(二人同時)

現場にはいるとまだ警察官がいた。

熊さんが「ご苦労様」と警察手帳を取り出し警察官にみせた。

「あ。」俺は立ち止まりとあることを思い出した。

「熊さん、第一発見者はいたのか?」ときいたが。

「いいや、第一発見者はみつかっていないよ。」

「なんだと?」

「事件がわかったのは電話なんじゃが名前を聞く前にきられてしもうての…」

「んじゃ電話かけてきた人が第一発見者だと警察はおもっているのか?」

「うむ。ワシらはその人が第一発見者とかんがえてる。」

「声は男だったか?それとも女か?」

「科捜研から聞いたが声は男性だったらしい」

「そうか…」

「熊野さん、神宮寺さん!そこでなにしてるんですかー!?」と大声で遠くにいた入江がいった。

「あぁ、すまんすまん!拓弥くん、詳しくは淀橋署でな?」

「ああ。」



俺たちは捜査に入った。

だがまずしいものはなく、熊さんと入江に別れをつげて、家に帰ろうとしたときだった。

電話がなりはじめだした。

”未設定”

「誰だ?」

俺は電話にでた。

「もしもし。」

「神宮寺さんですか?

私は淀橋署の科捜研にいる三好といいます。」

「科捜研の…はい、なんのようですか?」

「死体みた結果、志村さんによく似た人物だと判明しました。」

「なに?」

「詳しくは淀橋署にきてみてください。」

志村が死んでいない…?

俺はふたつの疑問をかかえたまま、家に帰った。

今日は疲れた。

家に帰った時間は真夜中の三時だった。

さすが眠らない町、歌舞伎町だ。

真夜中の三時だと思えないほど賑やかだった。

俺はそのまま就寝した。

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