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Remember

作者: 篠崎
掲載日:2012/03/17

震災で感じた 気持ちのままの文です。

反感を持たれる方がいらしたら、この場を借りて謝罪させてください。

あの日を忘れるな、と世間は言う


はたしてそれは本当に心の声なのか


居るのが当然と思っていた人間が

ある日を境に居なくなる

寿命でもない 病気でもない

だれに殺められた訳でもなく

みずからの命に手をかけた訳でもなく

だれのせいでもなく

だれのせいでもなく


そう だれのせいでもないのだ


恨むまい 恨むまい


かぞえるのが無駄なくらい聞いていたあの人の声を

あれほど背中を押してくれていたあの手のぬくもりを

からだの芯がわななくほどに望むように

あたまの芯がさけんでいる

つめたく つめたく とけることなく

希望はないとさけんでいる


この手のとどくところに もどることはきっと無い



恨むまいではない

恨めない のだ



だれかのせいにできたら

どれだけ楽だろう

いっそ気持ちをぶつけられれば

どれほど気迫を保《も》てただろう


忘れることができないのは

忘れてはいけないのは

恨むものが無い無念だ

この“心”だ


あの日 ではない

この“心”だ



ほんとうに忘れられないものを

忘れてはいけない


それを履き違える権利は

だれにもないのだ

深く考えすぎてしまいました。

ご批評がありましたらお寄せください。

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― 新着の感想 ―
[一言] なるほどって思いました
2012/03/17 07:54 退会済み
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