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第7話 ムオルにて、旅芸人一座

 魔法の鍵を入手しているから、ポルトガに行く事が出来る。トンネルをくぐって、確かこのあたりに小さなメダルがある筈だが分からない。フローミ覚えたら、また来よう。


 王様と会って、手紙を貰う。考えてみたら未だホビットのノルドに会っていないのに、よくこの先のやりたい事が分かったものだ。


 ポルトガ名物のバリアで守られた宝箱に挑む。ホルモンはしばらく大丈夫だが、他の面々は一歩ごとにHPをチェックしてホイミをかけながら進む。特にHP一番低いかるびが危うい。


 ゴールドと小さなメダルと魔封じの杖(+20)。ただし攻撃力はルーンスタッフ(+35)の方がはるかに高い。だからつくねに持たせて道具として使うだけ。


 せっかくだから、これ使って地獄のはさみ退治しようかな。この先も、盾は入手出来ないんだよね。入手できるとしたら勇者の盾と風神の盾とガクっと落ちて鱗の盾だけだから、今の内にもう一枚ぐらい。


 さてノルドの洞窟へ行って、宝箱は棍棒(+7)と稽古着(+10)、別にいらないけど貰っておく。抜けてバハラタへ。


 バハラタで買いたいものが、実はたくさんあるのだが、我慢我慢。

 その代わり周囲でしばらくレベルアップに励もうか。ここには鉄の槍(+26)を持ったアントベアと身かわしの服(+23)を持ったハンターフライがいる。とはいえ、意外とそのレベルの武器・防具は入手済みだから、もはやいらないかも。ファミコン時代は苦労して退治しまくったのだが、スーファミは意外と途中の宝箱に恵まれている様な気がする。


 また、出来ればここら辺でテールをLv20にして賢者に転職させておきたい。目の前にダーマが見えている以上、そろそろ転職を意識してしまう。


 とりあえず、いきなり強くなった敵に苦労しながらもダーマを目指す。本来の攻略チャートなら、人攫さらいのアジトの攻略が先なのかもしれないけど、どうせあのダンジョン内に武器・防具はない。苦労してまで行く事はない。


 ダーマについたらそこを拠点として、今度はガルナの塔でなくムオルを目指す。一応ガルナの塔には銀の髪飾り(+20)があるのだが、それよりムオルにあるオルテガの兜(+30)の方が魅力的だ。皮の腰巻き(+24)も手に入り、別にいらないと思ったがよく見ると絹のローブ(+20)より防御力高いから、かるびが装備する。ただしホルモンが着ていたのでなく、ここで手に入れた方。おそらくこれもオルテガが愛用していたものであろう。かるびとしても、ちょっと嬉しい。


「せっかくかるび、女の子らしくなっていたのに」


 一旦またダーマに戻り、ガラナの塔を攻略する。賢者の書は、今は特にいらないが今後何かに使うかもしれない。銀の髪飾り(+20)を取っておく。かるびは既にオルテガの兜があるから、つくねが使う事にする。


 さて一応予定では、この後人攫さらいのアジトへカンダタ退治の予定だったが、装備とレベル少し心もとないのでイシス周囲で稼ぐとする。一回の戦闘につき経験値はこの辺りの約半分だが、まず死ぬ危険性がない事、地獄のはさみの持っている青銅の盾(+7)とキャットバットが持っているぬいぐるみ(+35)を期待して。

 苦労の末、地獄のはさみからもう一枚、青銅の盾は取れたが、ぬいぐるみは無理だった。ではカンダタ退治だ。


・戦士ホルモン:Lv18、HP182・MP0・力109・すばやさ15・体力89・賢さ11・運のよさ15。

装備、鉄の槍(+26)、ぬいぐるみ(+35)、青銅の盾(+7)木の帽子(+6)、豪傑の腕輪(攻+15)。攻撃力150・守備力54。

・遊び人テール:Lv18、HP108・MP69・力19・すばやさ33・体力55・賢さ35・運のよさ146。

装備は刺の鞭(+18)、派手な服(+28)、金の冠(+6)、石のかつら(+15)で攻撃力37・守備力65。

・勇者かるび:Lv16、HP86・MP36・力69・すばやさ86・体力44・賢さ18・運のよさ31。装備、刃のブーメラン(+24)、皮の腰巻(+24)、オルテガの兜(+30)星ふる腕輪(すばやさ×2)で、攻撃力93・守備力97。

HPと防御力上がったので、隊列3番目に昇格。

・僧侶つくね:Lv17、HP87・MP95・力34・すばやさ37・体力44・賢さ49・運のよさ39。

装備は、ルーンスタッフ(+35)・マジカルスカート(+25)・青銅の盾(+7)・銀の髪飾り(+20)・銀のロザリオ(守+4)。

攻撃力74・守備力74。覚えた魔法、ザメハ。


 最初に言っておく。ウケ狙いでこうした訳ではない。

 多少そうなら面白いとは思ったが、すべて所持している中で精一杯の最強装備を、より効率的に配分したらこうなったのだ。


 しかし彼らの装備を見ていると、本当に世界を救う勇者様御一行には決して見えない。どう見ても旅の芸人かサーカス一座。


 勇者からして、皮の腰巻に刃のブーメランと軽装&星ふる腕輪付けて、一座の座長か軽業師といったところ。

 僧侶はマジカルスカートに銀の髪飾り、銀のロザリオと、カラフルな衣装にルーンスタッフで僧侶なのにマジシャン(魔法使いという意味でなく手品師の方ね)。

 極めつけは戦士の猫のぬいぐるみ。持っている武器も剣とか斧ならまだマシだけど、槍というのがちょっと滑稽さを出している。兜・盾もゴツイものでなく木の帽子に青銅の盾。長靴を履いていたらもう完璧。※1

 そしてラストが派手な服に金の冠の遊び人、立派なピエロである。手に持ったムチはぬいぐるみを着た戦士への調教用に見えない事もない。


 普通なら普通にプレイしているパーティなら、アリアハン近辺でこそ軽武装の旅人風であってもロマリア・カザーブで剣・鎧が本格化して、戦士は戦士らしく、僧侶・魔法使いとかの格好も、それらしい格好で、只者ではない雰囲気とかを醸し出してないといけない筈。いや、ある意味只者ではない雰囲気はあるのだろうが。

……カンダタ退治に行こう。


 あれ、あっけない。ひょっとしてカンダタの強さってシャンパーニュの塔の時と同じ? しかも子分一人少ないし(逃げられた?)ひとかたまりになっているから棘のムチ攻撃も有効だし(あまり効いていないけど)

 あっさり倒して、胡椒貰って、ポルトガ行って、船を貰った。※2


 さて船を手に入れたけど、どうしよう。

 まずはジパングへ。

 と言っても、この旅芸人のいでたち&現在のレベルでヤマタノオロチ退治は、絶対無理。村のツボやらタンスをあさるのが目的である。小さなメダルに木の帽子に稽古着と鱗の盾(+12)。

 普通にプレイする人から見れば、あんまり嬉しくない様なラインナップだが、実は盾は今後の宝箱にも期待できないから、現時点でも最強なんだ!


 そのまま北へ上がり世界樹の葉を一応確保。

 北極海からグリーンランドを目指し、変化老人の家にあるシルクハット(+20)・を取る。そのまま大西洋を南下。セントローレンス川を北上、五大湖のミシガン湖かフューロン湖近辺にある現代だとデトロイトあたりに相当するスーの村に入る。

 井戸の下にある雷の杖(+45)を取るだけの為に来た。とか言ったら言い過ぎか。ちゃんと小さなメダルも拾っていくよ。


 また大西洋を南下してアルゼンチン近辺にある海賊のアジトへ行ってみる。色々と話を聞く。FC時代より海賊たちが気さくな気がする。

 ついでにお頭とも会う。


「女がお頭やっているなんて、おかしいかい?」

「いえ、おかしくはないっスけど、そのタンスの中に入っていたルーズソックスは、お頭ので?」

「ば、ばか言うんじゃないよ。あたしがそんなの履く訳ないだろ」

「じゃ、貰ってもいいんで」

「あ、ああやるよ。持って行きな」

「へい。ありあとやした」

 という訳でルーズソックス(守+5)は、つくねに。ちょっとコギャルっぽくなったが、性格が変わる効果はないらしい。


 手下が地下への入り口を守っているから、何かあるかもと思って夜が明けてからまた来たけど、単なる牢屋だった。最後の鍵は持っていないから、そのままスルー。

 外に出て岩をどかして地下行きの階段を見つけ、レッドオーブ確保。


※1 当然、そんな装飾品ありません


※2 しかしこれ、間接的には大悪党カンダタを退治した褒美と言えない事もないが、胡椒と引き換えに外洋に出る事が出来る船と交換というのも何か違和感。しかしまぁ結局カンダタは逃がしてやっているから、その褒美というのはちょっと違うか。 

 そういえばFC『天地を喰らう』では「見逃してくれ」と言う袁術に3回「いいえ」と言えばその場で息の根を止める事もできるのだが、今後のシナリオにもカンダタ出てくるから、逃がすしかない。

 実はカンダタは顔を隠してはいるが正体は父・オルテガであった!、というのは嘘である。でもグラフィックは色違いで一緒だが。

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