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第14話 ゾーマ、最終決戦!

 さて、大陸の端っこへたどり着き、虹の雫を使う。

 橋が2つの島との間にかかる。虹の橋が。


 でも出来上がった橋は、どう見ても普通の橋。7色に輝いている訳でもないし、虹の形もしていない。まぁ逆にそうだったら渡る時に怖いかもしれない。普通に渡る。


 竜王の城。今回は竜王ではないが便宜上そう呼ぶ。その竜王の城にようやくたどり着く。


「遂に来ましたね。この城に」

「長かったわね、最後の大詰め。あら、かるびも黙りこくって見上げちゃって。やっぱり感慨深い?」

「あのさぁ」

「どうしたの」

「ちっちゃ~」

「って、ラストダンジョンに対してそれですか」

「でもさぁ、ちっちゃいよね。一階建てだし、そんなに広くもないし」

「でもその分、地下が半端じゃないんですよ。言ってしまえば、この地上部分は文字通り氷山の一角ですね」

「あら、そう言われればそんな感じかしら」

「ねーねー、そんな所で立ち止まってないで、早く入っちゃいましょうよぉ」

 突入。毒沼やらバリア床やらも気にしない。いちいちトラマナなんかかけていられない。


 一応ダミーの地下も、登り下りしながら宝箱ないかどうかと探ってみる。レミラーマをかけて小さなメダルを回収しておく。


 玉座に向かう回廊。バタンバタンと出入り口が閉まる。

 昔これでハマったかと思って、その度リレミトで脱出し、全然先に進まなかった事があった。実際には門番の大魔人を全て倒せば先に進めるのだが。


 石像の目が光り、がおーと雄叫びあげて大魔人が襲いかかってくるが、あっさりと返り討ちにする。力押しのみで来るから残りHPだけ気をつけていれば楽勝である。


『テールは雷神の剣を盗んでいた』

「うわぁうわぁうわぁ、凄いですぅ」

「自分で言うのも何ですが、こうあっさり盗れちゃうと、ありがたみが薄いですね」


 先程の不思議な帽子に引き続き、盗賊とは何て役に立つ職業だったんだ。やっぱりスタートの時も遊び人でなく盗賊にしておいた方が、もっとサクサク装備が揃って苦労しなかったかも。


 SFCでの雷神の剣(+95)は、魔人の斧(+105)より攻撃力が低い。でもまぁ稲妻剣(+82)よりは強い。道具としての威力も強い。でもまぁバスタードソードより攻撃力低いから、装備のチャンスはもうない。とはいえ、こんなにあっさり取れるのなら、この攻撃力でも良しとして無理して1人バラモスしなくても良かったかもしれない。


 とりあえず雷の杖・ベギラマよりは、このベギラゴン効果の方が良いのは明らか。ももに持たせるだけ持たせてみた。


「すみませーん。あたしこの剣使えませーん」

「え、装備出来ないのは知っているけど、道具としても使えないの?」

「出来ませーん」

「でもテールは戦闘で稲妻の剣使いまくっているのよね」

「ええ、装備は出来ませんが」

「そこら辺は微妙ね」※1

「それじゃ、また僕が使いましょうか。稲妻の剣のイオラ効果よりは強そうですし。いっそつくねさんが持ちますか?。多い敵の時に便利ですよ」

「あー、あたしー、あたしー」

「かるびは炎のブーメランがあるでしょ」


 という訳で、結局の現在の武器装備。

 つくね、魔人の斧(+105)、道具として稲妻の剣。

 かるび、バスタードソード(+105)もしくは炎のブーメラン(+42)。

 テール、ドラゴンクロウ(+85)、道具として雷神の剣。

 もも、草薙の剣(+65)、道具として雷の杖&魔封じの杖。


「これで強敵もザコ敵も大丈夫ね」

「一人バラモスして、必要以上にレベル上げちゃいましたから、出てくるのはほとんどザコ敵ですけどね」


 ベギラゴンの剣が予想以上に役に立つ。というか雷の杖があんまり役に立っていない感じ。まぁそれでも、ももが普通に攻撃するよりはマシ程度か。たまに草薙の剣とか魔封じの杖とかも使ってみる。


 降りてぐるっと回ると橋が見えた。その橋の向こうでシャキーン・ガシュっと音が聞こえてくる。誰かが戦っているのだろうが、今日はもう疲れたので一旦帰る事にする。リレミト!。


 一応ダーマで冒険の書を記録して、今日はおしまい。勇者達も眠るが、俺も寝る。明日も仕事は早いのだ。


     ☆


 翌日からは忙しくゲームは出来なかったので、その次にゲームの電源を入れたのは数日後。仕事から帰って落ち着いてから改めてゲームの電源を入れる。勇者達をリムルダールに跳ばすと、一旦宿屋に泊まりHP・MPの回復。再度、竜王の城へ。


 今回はベギラゴンの剣がある為か、戦闘が楽。サクサクと先に進む。途中、何とまたもやトロルキングから雷神の剣を取った。今度は盗んだのではなく宝箱を持っていたというケースであったが。さっそく、つくねが稲妻の剣と交換。ザコ敵も2回のベギラゴンで1ターン瞬殺。


 さて前回リレミトした橋まで近付いてみると、またシャキーン・ガシュっという音。また、ではなくまだ戦闘が続いていたらしい。優に3日以上たっている。元気な奴らだ。


 近付くと説明が入る。

『オルテガとキングヒドラがにらみ合っている!』


 戦っているのはオルテガだ!。言われないと分からなかったけど、テロップで言っている以上、間違いない。


「な、何で親父が!?」

 オルテガと戦っているのはキングヒドラ。中ボス級だからそれ程強くはないが、1人で戦うには多少つらい。


「では、援護しましょう」

 駆け寄ろうとするが、まるで見えない壁に阻まれて先に進めない。


 オルテガはぴょんぴょん飛び回りながら、攻撃したり魔法をかけたりしている。どうやら『ベホマ』と『ライディン』と『バギクロス』は使える様だ。一体どういう職業で経験を積んだのだか。


 オルテガはベホマをとなえた。しかしMPが足りない。そこへキングヒドラの炎の直撃を2回喰らい、倒れてしまった。そこでやっと自分達が動ける様になった。


 駆け寄る。しかし、なぜかもうキングヒドラはいない。どこへ逃げたか消えたか。

 瀕死のオルテガ。近付いて介抱。だがもう明らかに瀕死状態だ。助かりそうにない。


「だ、誰かそこにいるのか……?

 私にはもう何も見えぬ…、何も聞こえぬ……」

 とか言いながらもセリフは続く。一方的にしゃべりまくる。意外と元気そうだ。


「も、もし誰かいるならどうか伝えて欲しい。

 私はアリアハンのオルテガ。今、全てを思い出した。

 も、もしそなたがアリアハンに行く事があったなら……

 その国に住む、かるびを訪ねオルテガがこう言っていたと伝えてくれ。

 平和な世界に出来なかった、この父を許してくれ…とな。ぐふっ!」

 オルテガは息絶えた。なぜか死体も消えた。


「親父、何でだよ。間違ってるよ」

「がるび……」

「かるびさん」


「親父はオルテガだろ。黒い3連星のオルテガだろ。だったら死ぬ時は『ぐふ』じゃなくて『どむ』じゃないか」

「かるび、貴方は色んな意味で間違ってるわ」


 何にせよ、強制イベントは終了した。この先オルテガに会いたい場合、クリア後に神龍を規定ターン内に倒さないといけない。

 という訳でオルテガの事などすっかり忘れて先に進む。


 ぐるっと回った先の宝箱の中に賢者の石が入っていた。

「となるとこれは当然、賢者である ももが持つべきですね」

「賢者専用アイテムなんですかぁ?」

「別にそういう訳じゃないでしょうけど、私とかるびは戦闘要員だし、テールは雷神の剣使えるからね」

「やっぱり私専用なんですね」

 でもこれでやっと全員の役回りにバランスが取れた。


 さて、この先の階段を降りれば、そこにゾーマがいる筈。

「とりあえず帰りましょうか」

「えー、何でー?。まだまだHPもMPもあるよー。最後まで行っちゃおーよー」

「駄目よ。賢者の石を取ったここで一旦帰ってセーブしましょ。ここでクリアしちゃったら、次また賢者の石取りにこないといけないでしょ。それにまだ、魔法が使えない洞窟クリアしていないし」

「あ、そういえば」

 そういう訳でリレミト&ダーマにルーラしてセーブ。


     ☆


 改めて、ラダトーム近くの洞窟を攻略。魔法は使えないけど、賢者の石と雷神の剣で楽勝。まるでズルでもしている気分だが、さっさと攻略してしまおう。


 勇者の盾(+65)をGETする。

 そんでもってもう一度ダーマでセーブして、リムルダールに飛んで宿屋に泊まって、再出発。


     ☆


 再度、リムルダールから竜王の城へ。

 賢者の石がある今、道中の敵全てがザコ敵となる。


 かるび・炎のブーメラン。つくね・テールは雷神の剣。特にHPが減っていなくても、ももは賢者の石。


 おかげで途中に回復魔法は一切なしでMP温存したまま、しかも殆どの敵は2ターン以内。これならレベル上げも楽勝と言いたいところだが、今回はクリアして勇者ロトの称号を貰う事が目的だから、途中でレベルが上ってもあまり意味はない。いっそ全部逃げてもいいのだが、むしろ倒して行った方が楽という話もある。


「あ……やっちゃいました」

「ど、どうしたのよテール」

「あ、あの、つい無意識的だったんですが、」

 テールは吹雪の剣(+90)を盗んでいた。


「うわぁうわぁうわぁ」

「本当、やっちゃったわね」

「どーすんだよ。これ」


 ソードイドは吹雪の剣を持っている場合もある。

 吹雪の剣(+90)は雷神の剣(+95)ほど武器として強くないし、効果もヒャダルコ。ベギラゴン程魔法効果も強くない。それでも稲妻の剣(+82)よりは強いのだ。

 今回このままクリアしてしまえば、このアイテムは消える。


「どうします。一回戻りますか?」

「これが地下2Fくらいだったら良かったんだけど、もう最終フロアが目と鼻の先だから。かるびに任せるわ」

「いいのか? オレの判断で」

「リーダーですからね」

「じゃ、このまま行っちゃおう」

「ですね。どうせ今回のコンセプトはアイテムのコレクションじゃありませんし、これが日の目を見る事もなさそうですしね」


 さて、最終局面を向かえた今。

・戦士つくね:Lv46、HP474・MP101・力226・すばやさ95・体力236・賢さ73・運のよさ57。

装備、魔神の斧(+105)、神秘のビキニ(+88)、風神の盾(+35)鉄兜(+16)、疾風のバンダナ(早+30)。

攻撃力345・守備力186。性格:電光石火。魔法:僧侶系ザオラルまで。

・勇者かるび:Lv50、HP404・MP165・力248・すばやさ121・体力204・賢さ81・運のよさ114。

装備、バスタードソード(+105)、光の鎧(+82)勇者の盾(+65)オルテガの兜(+30)力の指輪(+5)。

攻撃力360・守備力237。性格:力自慢。魔法:勇者系全部。

・盗賊テール:Lv41、HP332・MP243・力140・すばやさ252・体力167・賢さ137・運のよさ159。

装備、ドラゴンクロウ(+85)、忍びの服(+58)青銅の盾(+7)黒頭巾(+18)、インテリ眼鏡(賢+15)。

攻撃力225・守備力209。性格:頭脳明晰。魔法:魔法使い系パルプンテ以外、僧侶系メガンテ以外の全て。他レミラーマ等盗賊系。

・賢者もも:Lv42、HP261・MP225・力82・すばやさ255・体力131・賢さ112・運のよさ127。

装備は、草薙の剣(+65)・魔法のビキニ(+65)・鱗の盾(+12)・銀の髪飾り(+20)・星降る腕輪(すばやさ×2)。

攻撃力147・守備力224。性格:甘えん坊。魔法:魔法使い系パルプンテ以外、僧侶系メガンテ以外の全て。


 では覚悟を決めて階段を下り、祭壇の上に立つ。

 すると向こうからゾーマらしき人物がやって来る。


「かるびよ! 我が生贄の祭壇によくぞ来た!。我こそは全てを滅ぼす者! 

 全ての生命を我が生贄とし絶望で世界を覆いつくしてやろう!

 かるびよ! 我が生贄となれい!

 出でよ我が僕達! こやつらを滅ぼしその苦しみをわしに捧げよ!」


「じゃ、さっき言った通りに」

「分かりました。そうしましょう」

 かるびは最前列に立ち、キングヒドラと対峙する。

 それに対し、残りの3人は一歩引いたところで傍観の体勢である。


 先程までの取り決め、キングヒドラはかるび1人で相手をする。他の3人は攻撃も援護もしない。回復魔法は使っても、それは3人の間でのみ。


 この制限には意味はない。オルテガがたった1人で立ち向かったキングヒドラを、娘であるかるびが1人で退治する。単にかるび自身の意地だけの問題である。

 ただ1人で戦うのと違って、キングヒドラが他の3人を攻撃するターンもあるが、そこはもう目を瞑ろう。


「よっしゃあ、行くぜぇ」

 今回は1人バラモスの時に比べても、装備的にほぼ最強。他のメンバーから借りる必要はない。ただ魔法アイテムとして草薙の剣だけ借りている。


「頑張ってねぇ。大切に使ってねぇ」

「あと、ももさん、ちょっと……」

「え? あ、分かりましたぁ」


 キングヒドラが現れた。

 かるびは草薙の剣を振りかざした。青い光が地面を走る。キングヒドラの守備力を75下げた。

 キングヒドラの攻撃、テールは37のダメージを受けた。

 キングヒドラは燃え盛る火炎をはいた。かるびは13のダメージを受けた。つくねは20のダメージを受けた。テールは16のダメージを受けた。ももは15のダメージを受けた。


「防御していますけど、そこそこ来ますね」

「ま、早々に頑張って貰いましょ」


 かるびは草薙の剣を振りかざした。青い光が地面を走る。キングヒドラの守備力を37下げた。

 キングヒドラの攻撃、かるびは75のダメージを受けた。

 キングヒドラの攻撃、つくねは43のダメージを受けた。


「よっしゃ、草薙の剣、終わり!」

「ああん、もぉ。手荒に投げ捨てないで下さーい」


 かるびの攻撃、キングヒドラに165のダメージ。

「よし。いけるぜぇ!」


 その後もかるびは攻撃。

 他の3人は、ひたすら防御&自分達だけにベホマ。

 ちょっと、かるびが強い一撃喰らった。


「おっと!」

 テールは賢者の石を使った。

 かるびはキズが回復した。

 つくねはキズが回復した。

 テールはキズが回復した。

 ももはキズが回復した。


「あ、おい!!」

「すみません。こっち、ちょっと流れ炎でダメージ貰って」

「あー分かった。でも、もうするな!」

「ええ、分かってます。分かってます」


 その後も、かるびは攻撃。でも少しヤバくなったら自分にベホマ。

 他の3人は、防御&自分達だけにベホマ。

 これでだいぶ戦いのペースが出来た。ひたすらターンを費やした。


 15ターン目。キングヒドラをやっつけた!。それぞれ3,050ポイントの経験値を獲得。350ゴールドを手に入れた。


「父ちゃん。オレはやったぜ」

「単なる自己満足ね」

「うるさい!」

「じゃ、隊列元に戻しましょう」

「あたしも草薙の剣を再装備っと」

 その時、こっそりテールは賢者の石をももに返した。

 祭壇から降りて、前に進む。


 がおー。

 バラモスブロスが現れた。

「バラモスブロスのブロスってどういう意味?」

「えっとぉ。肉や鳥を蒸し煮にして得た濃厚な出し汁でぇ、ソースのベースとかに用いたりしまーす。でもってニワトリさんを使った場合なんかはチキンブロスとか言ったりしまーす」

「じゃああれ、バラモスから取った濃厚なダシ汁って事?」

「確かに濃そう」

「兄弟・ブラザーズの略だと思うのですが」

「ま、攻撃パターンも弱点もバラモスと同じと考えて良さそうね」


 ももはルカニを唱えた。バラモスブロスの守備力を300下げた。

 テールはフバーハを唱えた。絹の様な光の衣がつくね達を包み込んだ。

 かるびは魔封じの杖を振りかざした。妖しい霧が敵を包み込む。バラモスブロスの呪文を封じ込めた。

 つくねはマヌーサを唱えた。バラモスブロスは幻につつまれた。


「悲しいくらい魔法が効くのね」

 その後、つくねとかるびにバイキルトかけてタコ殴りした。5ターンでバラモスブロスをやっつけた。

 また前進。


 がおー。

 バラモスゾンビが現れた。

「さっきのがバラモスの濃厚なダシ汁だったら、こっちはダシガラだね」

「なんか骨格の形が違う~っ」


 倒すのにターンかけると徐々に回復するし、こやつの攻撃力は半端じゃないので、早々にケリをつける為に、今回もバイキルトをかける。炎とかも結構強いのでフバーハもかける。

 他の援護魔法はあまり意味がないから、しない。

 7ターン目に、バラモスゾンビをやっつけた。


「サクサク行こうかぁ」

 体力を回復させたら、一気にゾーマのところまで押しかける。


「かるびよ! 何ゆえもがき生きるのか?

 滅びこそ我が喜び。死に行く者こそ美しい。

 さあ我が腕の中で息絶えるが良い!」


「うわぁ、何か格好良いセリフですけどぉ、この顔で言われたくないですぅ」

「CV塩沢兼人とか堀内賢雄だったらゾクゾクっと来るんでしょうけど、この顔と姿だと、青野武とか大塚芳忠でしょうかね」

「でもこれ、ファミコンと違ってスーファミバージョンだと凍てつく波動のポーズが、なかなかイカスんだよ」

「通ですね」※2


「ところで、さっきから気になったんだけど」

「何?」

「この最終決戦にあたって、光の玉は誰が持っているの?」

「「「えっ?」」」

 誰も持っていない。袋の中だった。


「どうします?」

「こりゃ勝てんよね」

 つくね達は逃げだした。

 しかし回りこまれてしまった。


「やっぱりね」

 ゾーマは凍える吹雪をはいた。

 つくねは109のダメージを受けた。かるびは61のダメージをうけた。テールは116のダメージを受けた。ももは107のダメージを受けた。

ゾーマの攻撃、かるびは150のダメージを受けた。

「うわぁ、もう駄目だぁ」

 かるびはルーラの呪文をとなえた。しかし何も起こらなかった。


 ……つくね達は全滅した。




※1 実はコレ、バグ技だったらしい。基本、装備出来ないアイテムは道具で使用できない事になっているが、盗賊は、勇者が装備できる武器(王者の剣・雷神の剣・吹雪の剣・稲妻の剣等)を道具で使用できた。

 でも当時は、特に疑問に思わず、そんなもんだと思ってプレイしていた。


※2 ゾーマと凍てつく波動


挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)


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