第9話 最強! ガイアの剣
ここまでLV上がれば、ヤマタノオロチもOKかな?。でも慎重に、先にエジンベアに行ってやることやってしまおう。
入り口、門番がとうせんぼ。まぁそんな事は承知の上。さっそく先ほど手に入れた消え去り草を使って中に入る。壺パズルは後にして、タンス探索。
おしゃれなスーツ(+42)とパーティードレス(+40)を手に入れるが、もはや誰も装備出来ない。庭に出て小さなメダルもついでにGET。城の人と話をしても仕方ないので、壺パズル。パターンは全く一緒だから手順は覚えていなくてもサクサクとクリア。乾きの壺GET。
次は海に出て浅瀬へ。
その乾きの壺を使って、ほこらに入る。小さなメダルと最後の鍵もGET。
最後の鍵を手に入れたらやるべきこと。
①サマンオサで偽王様退治、
②地球のへそ探索、ブルーオーブの確保、
③ジパング、ヤマタノオロチ退治。
③は最後の鍵を手に入れなくても出来るけど、その強さを考えたら一番最後に回さないと辛い。別に急ぐ必要もないし、装備もある程度確保してから。
と、いう訳で②の地球のへそ、ランシールから攻略と言いたいところだけど、その前に最後の鍵がなくて行けなかった所を再度巡回する。
まずはロマリアに行って牢屋の中のアサシンダガー(+25)、風神の盾(+35)を。アサシンダガーは今は使い手なし、袋行き。風神の盾は装備が厳しいホルモンへ。
次はテドンへ、昼の内に闇のランプと小さなメダル。取ったらその闇のランプ使って夜の町。牢獄の男からグリーンオーブを貰う。あ、タンスから黒頭巾(+18)を忘れちゃいけない。これも今は装備出来る者いないけど。
それからムオルに行って、最後の鍵を使わないと行けない袋小路で小さなメダルをGETと、他にも各地、ロマリアの関所等を回って小さなメダル回収をする。
小さなメダルが50枚突破。忍びの服(+58)貰ーい!。でもやっぱり着れる者なし。早くパーティに盗賊が欲しい。
取れるだけ取ったら次はランシールの地球のへそ攻略!。
誰か一人だけしか入れない。となると回復呪文のないホルモンと攻撃力のないテール・つくねは無理。必然的に勇者かるび一択。レベルもう2つ上げればベホイミ覚えるけど、まぁ良いでしょう。刃のブーメランも使える事だし。苦しかったらLv29になってからまた来てもいい。
ただし現在の装備はちょっと弱いので此処を攻略の間だけ装備を借りる事にする。
まずホルモンから風神の盾(+35)。
「妥当なとこだろうな」
つくねから星降る腕輪(すばやさ×2)。攻撃力もいいけど、すばやさ上げて先制攻撃すれば無傷で敵を倒せる場合もあるし、防御力がドンと上がるのも嬉しい。
「あとで返してね」
そして何よりテールからぬいぐるみ(+35)。
「やったー!!。猫ちゃんだぁ、猫ちゃん♪」
「ちょ、いいけど引っぱらないで下さい。脱ぐから、自分で脱ぐから」
「こらこら、かるび。嬉しいのは分かるけど、はしたないわよ」
「いーの!。今のあたしは、おてんばだから」
「い、いいのか?」
フル装備で、攻撃力145・守備力156。
これなら地球のへそも大丈夫だ!。ランシールの木々の横から、神殿へと向かう。
「にゃん、にゃん、にゃん♪」
「既にノリノリだし……」
先頭をかるびにして、最後の鍵の扉を開ける。ひとつ開ければ済むところを、片っ端から開ける。全部開ける。
「よく来たかるびよ!。ここは勇気を試される神殿じゃ。たとえ一人でも戦う勇気がお前にはあるか?」
「にゃん!」
「では私についてまいれ!」
「にゃん!」
「頑張ってこいよ!」
「行ってく~るにゃん」
砂漠を横断して(といっても敵に遭遇しないくらいの距離だが)ダンジョンに突入!。
やはり今までパーティプレイだった分、1人だと辛い……などと感じさせない位にサクサクすすむ。おや?。
いやいや、思ったより強かったのか、敵達との相性が良いのか。
これはまさに刃のブーメランのおかげ。敵が全員種類が違っても先制で半分は片付き、残りも次のターンで全滅。敵のレベルも大体バハラタ近辺くらいだから、消え去り草GETの為に上げたレベルは本当に伊達ではなかった。こんな楽勝だったっけ?。
FC時は、この時点での最強武器、例えばドラゴンキラーであってもあり余る無駄な攻撃力で一体づつしか倒せないから、並んだ敵の数の分だけターンかかって、そのターン分だけダメージを受ける。一体を一撃で倒せても、残った敵の攻撃は受ける。
そう考えるとこの刃のブーメランは、こんな時こそ実に重宝。回復魔法もホイミだけでも充分なんとかなる。戦闘中にベホイミを必要としない。
宝箱をあける。宝箱はミミックだった。
あれ?
さすがにこれは想定していなかった。
このダンジョンで唯一の苦戦。こうなると、そこそこしか攻撃力がないのが辛い。ザラキをかいくぐって地道な攻撃、1回1回の敵のターンが綱渡りしている様。この時だけは無駄に強い武器が欲しかった。でも最強がホルモンの鉄の槍(+26)だから、借りていたところで所詮刃のブーメラン(+24)より若干高い位。さすがに何とか倒せた時には小さくガッツポーズしていた。中ボス並みだな、おい。
という訳で、この先は確実に中味を知っている宝箱しか開けない様にしよう。
大広間の階段から上がると似た様なところに出るダミー階があるが、これは知り尽くしているから迷わず進む。
宝箱があった。大地の鎧(+51)を手に入れた。
かるびは勇者だから当然装備出来る。ぬいぐるみ(+35)より格段に上だ。特にこんな一人ぼっちのダンジョンで、残り少ないMPを気にして進む者にとって、とてもありがたい逸品だ。
凄いぞ、やった!。
しかしかるびは、その大地の鎧を袋に入れた。ぬいぐるみを脱ぐ気はないらしい。
「にゃん、にゃん、にゃん♪」
下へ行く階段を見つけた。地下3Fへ。
「引き返せ!」
「にゃん!」
「引き返した方がいいぞ!」
「にゃん!」
「引き返せ!」
「にゃん!」
「引き返した方がいいぞ!」
「にゃん!」
「ふぁっふぁっふぁっ、お前の意思の強さだけは認めよう。だが……向こう見ずなだけでは勇気があるとは言えぬ。時には人の言葉に従う勇気もまた必要なのじゃ……って、人の話きいてないだろ、お前!」
「にゃん、にゃん、にゃん♪」
もう片方の分かれ道を進む。
「引き返せ!」
「にゃん!」
「引き返した方がいいぞ!」
「にゃん!」
ブルーオーブと小さなメダルをGETする。しかし結局、何の忠告だったのだろう。ナチュラルハイのかるびでなくても、まさか途中で引き返す奴なんかいないだろうに。
リレミトにゃん!
「心配したぜっ! でも無事で良かった!」
「にゃん」
「これこれ仲間内で騒がぬように。ともかく……よくぞ無事で戻った! どうだ? 一人で淋しくはなかったか?」
「にゃん!」
「そうか。お前は強いのだな。ではお前は勇敢だったか?。いや……それはお前が一番よく知っているだろう。さぁ行くがよい」
「にゃん」
「勇敢とか、臆病とか以前なんだろうけどな。きっと」
「そんじゃ、次行こうか。着替えるぞ」
「にゃん!、もう返さないにゃん!」
「ちょっと待って、今からサマンオサの洞窟行ってあげるから」
「みゅ~ん……」
「いじけてもダメ!」
強引に着替え。かるびは一旦元の皮の腰巻きに。ぬいぐるみはテールに。ついでに大地の鎧はホルモンに。
「あ……これ、かるびの汗の匂い?……」
「何だ、テール。考え事か?」
「い、いや何でもない……にゃん」
「感染ってるし」
最後の鍵使って一行は、旅の扉を乗り換え、乗り換え。
途中で小さなメダルとか拾いながら、サマンオサのあるほこらへ。
一旦はサマンオサの町に入る。夜というのに墓場の辺りが騒がしいけど、構わず宿屋に泊まって体力回復。翌朝、まだ墓場が騒がしい。
「あやつら、一晩中ずっと葬式か?」
「お通夜よ。気にせず行きましょう」
「そうそう。ぬいぐるみっ、ぬいぐるみ♪」
ラーの洞窟へ。
B2Fの宝箱にはミミックが多いから、無視して奥へ奥へと進む。どうせ途中、装備の類いはない。B3Fへ。
先にラーの鏡を取って、落とし穴落ちて、ぐるっと回る。
「あった、あった、ぬいぐるみっ!」
「いいわよ、もう。約束だから、かるびにあげるわよ」
「やったった、るんたった、にゃんにゃんにゃん♪」
「おいおい、じゃれるなって」
「よっぽど嬉しいんだろ。気の済むまで付き合ってやれ」
「ちょっと。そりゃ遊び人の時代ならいいですけど、今の私は賢者なんですよ」
「テールはテールでしょ。何なら博愛リング外して、元のお調子者に戻ったら?」
「外しません!」
「いいけどな。ラーの鏡を見つけた時よりもイベントとして大きい感じがするのはなぜだ?」
「さーてさて、取るもの取ったし、リレミトにゃん」
サマンオサに戻る。まだ墓場が騒がしい。宿屋に泊まる。
朝起きたら、すぐに闇のランプで夜にする。まだ墓場は騒がしい。無視してお城へ。
裏口から中に入って、塔に登って飛び降りる。中に入ると王様が寝ている。
おもむろにラーの鏡を覗いてみる。
「見―たーなー」
突然、王様が襲い掛かってきた。何故?。
つくねはピオリム。テールはバイキルトをホルモンに、次のターンはかるびにバイキルト。ホルモン・かるびはひたすら攻撃!。
王様は見た目ボストロールらしいが、通算300以上HP削っているけど死なない。何故だろう。普通のボストロールの何倍以上かの手間をかけて倒す。
王様はニセモノだった。ああ、そうですか。
訳が分からないまま、サマンオサに平和をもたらせてしまった。
変化の杖を貰って、その地を去る。
今回は買わないクエストだからエルフの隠れ里に寄り道しない。さっさと老人に船乗りの骨と交換して貰う。老人は何かやりたそうにしていた、いやおそらく何かやっていたのだろうが無視。さっさと先を急ぐ。※1
ロマリアに飛んで、船で南へ行くと、船乗りの骨を使うヒマも与えず、幽霊船が現れる。ま、いいか。※2
乗り込み、下の階へ。宝箱の中に『愛の思い出』が入っていた……って、宝箱に入っている『愛の思い出』って一体、何なのだろう。どういった物なんだろう。何かよく分からない。とりあえずそれが『愛の思い出』である事は分かっているのだけど。
その得体の知れない物を持ったまま、某岬へ行く。強引に引き戻される途中で、『愛の思い出』を使った。どうやったら『使う』という状態になるのか分からないけど、とにかく使ってみた。目の前を男と女の幽霊がダンスして船が通れる様になった。本当に訳が分からない。※3
牢獄のほこら。奥の白骨の横にガイアの剣(+51)があった。
ラッキー!。さっそくホルモンが装備する。っていきなり装備かい!。
でも、ようやくホルモン鉄の槍(+26)から大幅ランクアップしたのだ。
普通はこのガイアの剣、武器として装備出来る事は知っていても、一般プレイでは装備する事は無い。なぜなら攻撃力が低いから。
そう。普通ならサマンオサでドラゴンキラー(+79)か、お金がなくて仕方なくゾンビキラー(+67)、最低でもその以前でバトルアックス(+60)大金鎚(+55)ぐらいは使っている筈である。買わないクエストしない限り。
今回さすがに未だに鉄の槍(+26)はあんまりだったかもしれない。気長にサマンオサで骸骨剣士倒して鋼の剣(+33)とかユーラシアでいうところのシベリア付近でデスストーカー倒して鉄の斧(+38)とか狙ってみても良かったかもしれない。
※1 普通にプレイする人は、出たり入ったりして老人がモンスターになったりギャルになったりするのを相手してあげるものである。
※2 得てして、そーいうもんである。
※3 何度もやっているが、未だにこのくだりは訳が分からない。




