表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月桜学園シリーズ  作者: 月影 鈴夜
一巻 私がモテるとかありえない
13/21

きっと彼が優しいから悪いの

私は夏純。土曜日の事を風神君はある程度、教えてくれた。


正直、ほとんど教えてくれていない。

行く時間と帰る時間だけだよっ⁉


ほんと何考えているのだか分からない。

とりあえずオシャレしてみる。


多分、地味だけれど…。これが私の精一杯なのよ‼


待ち合わせの公園に着くと風神君は「似合っている」と言って「じゃあ行くか」と言い駅に向かって行く。

「えっ⁉」と私が言うと「でぇじょうぶ!全部、俺が払ってやるからさ」と言う。

彼氏みたいな発言をするからつい頬が熱くなる。


彼の距離がいつもよりも近い気がするのは気のせい?


電車は思ったよりも込んでいて慌てていると手首を風神君が優しく掴んだ。


正直、私は手首を自分以外に掴まれるのは嫌だ。

彼氏だった蛍にも手首を掴まれた時は、思いっきり拒絶して振り払った事がある。

なのにどうして今、怖くないの?


むしろ安心する。きっと彼が優しいから悪いの。

それから、この人混みのせいよ。


でも、人混みで良かった。

今は彼に顔を見られたくなかったから。


頬が熱い。ドキドキする。私はこんな気持ちしらない。

わからない。


この気持ちは何?彼は一体何者?頭の中が「?」でいっぱいになっていると

「着いたぞ」と風神君が言った。

そこは大きなショッピングモールだった。


はい?と思っていると「行くぞ」と入って行く。

仕方なく着いて行く。


「風神君ってショッピングモール好きなの?」と聞くと「颯って呼んでよ」と言ってきた。

「えー?」と言うと「俺からこんな事、頼んだの初めてなんだからな」と言われるが、だから何よと思う。

でも、頼んでくれているのを無視するのは何か違うし、

「わかった。いいよ」と答える。

颯は「サンキューな!」と笑った。


その笑みは太陽のようで私はドキッとした。

ドキッて何⁉


ショッピングモールに入ると綺麗な洋服とか可愛いゴムとか宝石店とか色々だ。


私が宝石店を見つめていると「見ようぜ」と颯が言う。

私は頷く。


今日は九月二十五日。もうすぐ野外活動だ。

なんと班は颯と楓と一緒。


他にも汐崎さんっていう子と同じだよ。

後、天海君と一緒だ。


汐崎さんっていうのは汐崎しおざき みどり可愛い子だよ。


男子から絶大な人気がある。

女子からは陰口を言われているけれど…。


私は汐崎さんが好きだ。

なぜなら汐崎さんは私にも優しくしてくれるの。


天海君っていうのは天海あまみ 光翼こうすけ汐崎さんと仲が良い。


野外活動は二十八、二十九日という一泊二日だ。


って今はそんな事どうでもいいよね。

そういえば明日は…まぁいいや。


その時、私はある宝石から目が離せなくなった。


それはアクアマリン。淡い水色の輝きに見とれていると颯は「アクアマリン、好きなのか?」と聞いてきた。

頷くと「へー」とだけ言い「そういやお前って、服とか見る?」と聞かれ頷くと「じゃあ、後で見ようぜ」と言った。


私はふとそのアクアマリンのネックレスの値段を見ると五万近くある。


諦めて洋服を見に行った。

しばらくすると颯が「お手洗い行って来るから、ここで待っていてくれ!」と言って去って行った。

そんなこんなで距離感が何度もバグりながら一日が過ぎて行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ