表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
月桜学園シリーズ  作者: 月影 紗夜
一巻 私がモテるとかありえない
1/18

ドタバタな日々のハジマリ

私は七夕たなばた 夏純かすみ


ごく普通の中学二年生。


この学園にはイケメンと言われている奴が三人もいる。


一人は風神かざがみ はやて


同じクラスでクールだと言われている。


二人目は小夜さよ まこと


優しくて可愛いから天使と言われている人だ。


隣のクラスだよ。


三人目は櫻羽さくらば あかつき


チャラそうな人だ。


先輩である。


いつものように教室で本を読んでいた。


先生が「このクラスに転入生が来た」と言う。


地味そうな男の子?だった。


皆は興味なさげに友達と喋っている。


私は真剣に彼を見た。緊張しているだろうから。


彼は「朝影あさかげ かえでだよ」と言った。


先生が「朝影さん。好きな席に座っていいよ」と言う。


なんで?


そう思っている間に楓君は「じゃああの子の隣で」と言った。


指されているのは私⁉どうしてよと思っている間に彼は横に来る。


「君、名前は?」


「七夕 夏純だよ」


「夏純ちゃん。よろしくね」


彼の微笑みはとても綺麗だった。


一瞬、見えた瞳も星空のように輝いていてアイドルなみだと思った。


放課後になり、家に帰ろうとしていると風神君に呼び止められた。


「なに?」


「転校生と随分仲良くなったらしいじゃねぇか」


「隣の席だからね」


「俺とも仲良くしてくれねぇか?」


えー⁉学園の女子を敵に回せと言っているの?


困惑していると「風神、七夕さんを怖がらせないであげて」と言う者が居た。


さ、小夜君⁉


驚きで言葉を失っている私に小夜君は「風神がごめん」と優しく笑いかけてくる。


そして、「よかったらアイドル部のマネージャーになってくれない?


風神が七夕さんのこと気に入っているみたいでさ」と言われる。


無理ですと言おうとしていると「友達と来てもいいから」と言われる。


仕方なく私は頷いた。楓君と行けばいいかと思い。


そうして、楓君とアイドル部に行った。


「夏純ちゃんって可愛いね」


そう声を掛けて来たのはチャラ男、櫻羽先輩だ。


楓君まで「夏純ちゃんは楓が見て来た中で一番、可愛い」なんて言う。


疲れ切った私に追い打ちをかけるようにガラガラと勢いよく扉が開く。


「夏純!帰るぞ」


そう言い放ったの幼馴染の時雨しぐれ さく


終始黙ったままの風神君をチラッと見ながら「帰ってもいい?」と小夜君に聞く。


「今日はもういいよ。また明日、七夕さん」


小夜君が一番まともだと私は思った。


小夜君達、三人はバラバラに帰って行った。


私は朔と楓君と一緒に帰った。

新シリーズ書き始めました。

皆の好きなキャラとか聞きたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
夏純がこれから男子たちとどう関わっていくのか楽しみです 個人的には小夜君が好きです(今のところ)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ