泉鏡花『五の君』 現代語リライト
『五の君』(ごのきみ)は、鏡花流少女小説とでもいうべき、可愛い賢い香折姫(かおりひめ)のエピソード集。
先に挙げた『勝手口』のような辛辣なトリックはなく、ひたすら姫様の尊さを愛でる掌篇です。すぐに読めてしまうので、気晴らしにいかがでしょうか(ただし、どんな小さな虫も苦手だという方は要注意かも)。
明治二十九年作。底本は岩波全集巻二。全七章。
先に挙げた『勝手口』のような辛辣なトリックはなく、ひたすら姫様の尊さを愛でる掌篇です。すぐに読めてしまうので、気晴らしにいかがでしょうか(ただし、どんな小さな虫も苦手だという方は要注意かも)。
明治二十九年作。底本は岩波全集巻二。全七章。