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幼馴染

本日、連投。

実は、書きためたものを修正しながら、ちびちびと投稿する予定です。

 東京の西部のとある市にワタシは住んでいる。

所謂住宅地で、似たような家がところ狭しと並んでいるようなところ。


 隣の家にはワタシと同じ年の子がいる。

運動も勉強も出来て器量良しな子なので、何かと比較されたワタシにとっては、いい迷惑である。


 ワタシには幼稚園から小学3年生までずっと同じクラスだった男の子がいる。

所謂幼馴染だ。

仲も結構良く、良く遊んだ。

というか、初恋だった。

彼は勉強も運動もそこそこなのに、なぜかモテた。

容姿? うーん。そんなにカッコ良くはなかったと思う。むしろ彼の友達の大坪君の方がイケメンだった。


 でも、彼はいろいろと優しかったんだ。


 小学3年生を卒業した春、彼の家族は転勤で九州に行ってしまった。

暫くは、手紙を書いたりしていたが、そのうちに疎かになっていった。

そして、その想いはワタシの初恋の記憶と共に、心の奥底へと沈んでいった。




そして、あれから6年。

運命的な再会をはたしたのである。



「兵庫県から来ました、姉小路貴康いい言います。よろしゅう」


 ワタシは「私立桜尾高校」に入学し、1年3組になった。

自己紹介で彼の存在を知った。

そして、思い出した。


「彼だ。姉小路君.....貴ちゃんだ!」

懐かしかった。

嬉しかった。

6年ぶりの彼、貴ちゃんは、以前にも増して男らしく、カッコ良くなっていた。


ヤバい。めちゃめちゃタイプだ。


は、話しかけたい。

しかし、ワタシの周りには、チャラ男達の人垣が。


適当にあしらってるうちに、貴ちゃん、居なくなっちゃった。


もう、帰っちゃったのかなぁ?



 家に帰り、小学校の卒業アルバムを見る。

姉小路君、貴ちゃん。

引っ越した為、卒業アルバムには彼の写真はない。

個人的に撮った写真が数枚、手元にあるだけである。


「戻ってきたんだ」

ワタシは呟いていた。

「明日からの学校生活、すっごく楽しみ!!」



次の日。

 ワタシはいつもよりかなり早起きして、気合いを入れて、準備した。いろいろと。


 学校まではバスと電車で45分、そこから歩いて5分程である。

教室は5階の端から3番目。

ちなみに校舎は5階建て。


 席に着く。

早速チャラ男達が集まって来る。

それを目当てに女子も集まってくる。

な、なんなの?

あー、鬱陶しい!


 あ、貴っちゃんが友達?と一緒に教室に入ってきた。

もう友達できたんだ?羨ましい。

は、早くワタシも貴ちゃんに話しかけたい。

でも、きっかけが.......。


 朝のHRまでもう時間がないけど、ここは思いきって、話しかけよう!

忘れられててもいいや!


女は度胸だ!!

おもむろに席を立って、目的の席に近づく。


「お、おはよう。あ、姉小路君」






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