表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。

欲しいものがある。でも買えない

物欲の塊のような私。


なんでも欲しがるんです。

でも、欲しがっていない物も、沢山手に入れております。


…それは脂肪。

欲しくないのに沢山持っている。

物欲も食欲もあれど、脂肪が不要。


そんな私は、フリーペーパーの広告欄を見るのが好きです。

特に住宅情報!


先週、そんな住宅情報に気になる家が出ていました。

それは、子供の頃住んでいた地域に、びっくりするくらい小さな家が売りに出ていたのです。


土地が小さすぎて、再建築は難しいでしょう。

私の住む地域は田舎だから、ちっこい家なら、外車くらいのお値段で売りに出ているのです。 


「欲しい!これ欲しい!」

早速、相方におねだりしてみます。


相方は呆れます。

「こんなに小さい家、どうすんの?」

「えーっと、えーっと。書斎にする!」


「オカネないから、無理」

「えーーー!絶対欲しい。安いしさ、いい買い物だよ。ほら、土地はさ、早く求めた方がいいっていうじゃん」


(そんな事、誰も言わないけど、説得力を持たせるために、方言を捨てる)


「そんな事言ってもダメ!無駄遣いだよ。維持費もかかるし」

「でも欲しいもん。じゃあ買って、貸せばいいじゃん?」


「誰か借りるの?こんな田舎の物件」

「……えーっと。私?」


「お風呂ないのに?」

「仕方ないじゃん。古い家なんだから」


「古すぎでしょ!」

「いいじゃん。古民家」

「ダメ!オカネかかるし」


「えーー!なんか売って買ってよ」

「何売るの?」


「えーっと。うーん。……臓器?」

「怖っ!」

「私は不健康だから、売れないよ?」

「どこで売るの?」

「多分、怪しいところ?」


「想像力逞しいな!」

「うん。私、妄想力だけは、多分負けない」


こうして、欲しい家は却下されました。

でも、どうしても欲しい!!!


テレビ番組の「私◯バカ狭い史」で、さ◯ばの森田さんが、「関東某県の竹藪がゴールドラッシュになる」と言っていた。

過去にあった高額な紙幣の落とし物は関東某県の竹藪だと言っていた。

だから、そこに行けば、三億円拾えるかもと言っていた……。

でも遠い。


拾いたいなぁ。

過去に拾った一番高額な物は…五十円。

過去に当たった一番高額な物は、デパートの化粧品売り場の、くじ引きで引いた、大きな化粧水。


うーん。

運はなさそう。

諦めよう……。

お家、欲しかったなぁ




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ