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20 勝利を!!

(今は1秒でも貴重だ!

なんとしても時間を稼がねばならない!

少しでも時間を稼げば、その間に異常事態も収束するかもしれない!

そうならないと、俺はあのクソジジイと心中する事になる!!

誰が好き好んであんなクソジジイと心中するか!!)


俺は調理場の扉を蹴破るように開け、ズカズカと調理場に入った。

調理場では一流の料理人どもが必死に料理を作っていたが、そんな事はどうでもいい。


「あっ、加護者様!! もう少しお待ちください! あと少しで力の出るスープが完成いたしm」

「どけ!!!」


そして俺は調理場にある一番でかい鍋に近寄ると、鍋の中のスープを少しだけ味見する。

その直後、俺は激昂し鍋を蹴り倒し、怒鳴った。


「なんだこのスープは!? 貴様!! 我らを愚弄するつもりか!!」


俺は怒鳴りつけると同時に、近くにあった包丁を料理人に突き刺す。

すると料理人は苦しそうにうずくまり、胸に突き刺さった包丁から血を滴らせながら必死に謝罪の言葉を繰り返した。


「誠に……、誠に申し訳ありませんでした……。今すぐに……作り直します……」


料理人は苦しそうな顔をしつつも、瞳には「信仰心」という狂気じみた光が宿っていた。


(クソ!! こいつも異常者か!!

腹に包丁が刺さったのなら!! 料理を続けようとするな!!

そんなに俺を殺したいのか!!?


だが!! 既にこいつは再起不能だ!! 次!!)


俺は次々に料理を破壊し、材料に汚水をかけ、料理人に包丁を突き刺し、ありとあらゆる妨害を続けた。

だが広い調理場には未だに料理を続ける料理人が大勢いるではないか!!


(クソ!! 狂人の分際で!! どうしても俺を殺そうというのか!!)


すると、騒ぎを聞きつけて神殿の騎士達が調理場に駆け込んで来た。

調理場の惨状を見て立ち尽くす騎士達を見た俺に、一つのアイデアが浮かぶ。

そして俺は命じた。


「こやつらは料理に呪いを仕込む魔王の手先である!! 全員処刑せよ!!」


しかし騎士達は戸惑い、動かない。

それと同時に料理人たちは料理を放棄し、調理場から逃げようとし始めた。


「騎士達よ!! 信仰心があるならば悪魔信仰者どもを斬り捨てよ!! 

料理人ども!! 何を逃げようとしているのか!? 己が悪魔信仰者でないのだというならば!! その場を動くな!!」


俺の怒鳴り声に騎士達は我に返ると腰に吊るした剣を抜き、刃に魔力を流し始める。

料理人どもは逃げようとする者や、覚悟を決めてその場に留まり料理を続ける者など様々だ。

そんな料理人どもを、騎士達は光り輝く剣で次々と両断していく。


「ぎゃああああ!!」

「わ、私は違う! 悪魔信仰者などではない!!」

「グアッ!!……こ、この塩を一つまみ入れれば……、完成なのだ……。この料理を……加護者様に……女神様に……!!」


調理場は一転して処刑場へと姿を変えた。


だが、そんな事はどうでもいい。

この神殿にはいくつも調理場がある。

そのうちの一つを機能停止させたに過ぎない。

他の調理場も機能停止させなくては!!


俺は悲鳴が聞こえる調理場を飛び出すと、数人の騎士を連れて他の調理場に駆け込んだ。





(クソが!! クソが!! クソが!!!)


俺は心の中で悪態をつくしかなかった。

神殿にある巨大な部屋にはテーブルが用意され、そこに様々な料理が並んでいるのだ。


俺はいくつかの調理場で料理人たちを皆殺しにしたが、この神殿には他にも大量の調理場がある。

その無事だった調理場から次々と料理が運ばれてくるのだった。

もちろん、俺は全力で妨害した。

運ばれる料理をチラリと見た途端に俺は料理を運ぶ下級神官を怒鳴りつけ、騎士に命じて斬り捨てさせた。


それでも駄目だった。

クソジジイが運ばれた料理を味見して、


「これは美味い。皆、短時間でここまで揃えるとは、良くやった」


と褒め称えやがったのだ。

クソジジイが褒めた相手を、新米特別神官ごときが斬り捨てられるはずも無く、もう運ばれる料理を止める事が出来ない。


更に最悪なのが! 今度は夜空が紫色の光に覆われてしまったのだ!

もう何が起こっているのかさっぱり分からない!

このままでは俺は死んでしまうではないか!!

こうなったら作戦変更だ!


俺は誰にも見つからないように柱の影に移動し、もしもの為に用意しておいた「秘策」をグイッと飲み込んだ。




夕飯は豪勢なものとなった。

あまり時間が無い為、殆ど誰も会話をせずに、異常者達は一心不乱に料理を腹に収めていく。


(あああああ……。

こんなにも早いペースで食べては……、毒杯を飲む時間が近づいてくるではないか……)


すると、呆然と立ち尽くす俺に一人の下級神官が近づいてきた。

そいつは、さっき俺が目をつけた2級神官だったのだ。


(クソ!! 本当ならこいつで遊べたはずなのに!!

クソジジイめ!! 何が「加護者の力を見せる時」だ!!

俺はまだまだ生きたいんだ!!

女どもを抱きまくり!! 気に入らないヤツは切り捨てて俺の楽園を作るんだ!!

それなのに!! それなのに!! 何が女神だ!! 何が大神官だ!! ふざけんじゃない!!)


そんな事を考えつつも外見は平静を保っている俺に、その下級神官は話しかけてくる。


「加護者様……私も皆様と共に……女神様の元に逝きとうございます……。

どうか、どうか、お供させていただけませんでしょうか?」


この一言で、俺は目の前の女が狂人にしか見えなくなった。


(……はあぁぁぁぁぁ??!!

何を言ってんだこの馬鹿は??!!


こいつは自分が何を言っているのか理解しているのか!?

本当に正気を保てているのか!!??

死が恐ろしくないとでもいうのか!??


死んだら!! 終わりなんだよ!!

全部! 全部!! 全部終わりなんだ!!

これまでの人生も!! これからの人生も!!

何もかも!! 全部全部全部!! 終わりなんだよ!!


クソがぁぁぁぁ!!

人が必死に生き残る方法を考えている時に邪魔しやがって!!


この世界には異常者しかいないのか!!??

俺しか正常じゃないとでもいうのか!!??)


そんなバカ女の言葉に、異常者達が怒りの声を上げる。


「貴様!! たかが2級神官の分際で! 我らと共に女神様の元に逝きたいだと!?」

「この無礼者!! 加護の無い貴様らなんぞ!! 最後には魔王に味方するに決まっておるわ!!」

「なぜ貴様らに加護がないか分からんのか!! 貴様らの心には邪悪が存在しているからだ!!」

「そんな心を持つ輩が我らと共に女神様の元に馳せ参じるだと!? 女神様を愚弄するのか!!」


怒り狂う異常者どもだったがバカ女は食い下がり、床に平伏すと懇願を続けた。


「どうか!! どうか!! 私の信仰心を女神様に!! お邪魔は決していたしません!! どうか!! どうか!!」


バカ女は必死に訴えたが、異常者達の怒りは更に増した。


「何と愚かな!! まさに今!! 我らの出陣の邪魔をしているではないか!!」

「貴様もしや! 魔王の使いか!? 我らの貴重な時間を浪費させよと魔王に命じられているのか!?」

「ええい!! こやつをたたき出せ!! 目障りだ!!」


泣きながら土下座を続けていたバカ女は騎士達に拘束され、部屋から叩き出された。


「しかし、まさかこの神殿にまで魔王の手先がおるとは……」

「これは危険だ! 我らが女神様の元に向かった後、やつらも勝手に来るかもしれんぞ!」

「それはいかん!! この戦! 必ず勝たねばならんのだ!!」

「ではこうしよう。下級神官はこれより戦闘光が無くなるまで、自決や死亡を禁じればよい」

「確かに。そうすれば女神様の元に来れなくなるな。しかし、隠れて逝こうとする者が出るやも知れんぞ?」

「安心せよ。もしそんな不心得者が居たならば、即刻神官としての権限を剥奪して罪人として処理すればよいのだ」

「なるほどなるほど。そうなればそやつらは地獄行き。女神様の元には来れないという事だな!?」

「その通りよ。女神様の元に馳せ参じて良いのは、我ら加護者のみなのだからな」

「全く……。不純で邪悪な者には、この神聖な行いが理解出来んようだ。嘆かわしい……」


等と異常者達は雑談をしながらも口に料理を押し込んでいる。


その影で俺は一人立ちすくんでいた。

俺の持っている皿には色とりどりの料理が乗っているが、未だに一口も食べていない。

いや、食べられないのだ。

これを食べたら作戦が失敗してしまう。


(あと少し、あと少しの我慢だ。

そうすれば、生き残れる。

この狂った状況を突破出来る!!)


俺は拳を握り締めた。




それから少しして、テーブルに乗せられた料理は殆ど消え去った。

異常者達も満腹となったのであろう、腹をさすりながら魔王とどうやって戦うかを相談している。


そんな会場に、毒液の入ったグラスが運ばれてきた。


(最早、俺には止められない。

これを飲むしかない……。


だが、最後の秘策がまだ残っている!!

この秘策が成功すれば、この世は俺の物だ!!


災い転じて福となす!!

それを実現させてやる!!)


俺が黒い決意をしているうちに、クソジジイが壇上に上がり、宣言した。


「皆!! 準備は良いな!? 我らは世界の為!! 女神様の為に戦いに身を投じるのだ!! 加護を持つ者として!! 女神様の為に死ね!!」


クソジジイはグラスを掲げ、宣言するかのように叫んだ。


「勝利を!!」


するとクソジジイは一気にグラスを飲み干し、口から血を噴き出して死んだ。

そして異常者達もクソジジイと同じく、


「勝利を!!」


と叫ぶと次々にグラスを飲み干し、全員が口から血を噴き出し死んでいった。

同じく会議室に集められた子供の加護者達も毒液を自ら飲み、そのまま崩れ落ちた。

子守役の神官が微笑みながら毒液入りの哺乳瓶を赤子の加護者に与えると、赤子の口からダラリと血が流れた。


バタバタと他の異常者が倒れる中で、俺は震えながら、


「し、勝利を!!」


と叫ぶと、グラスを飲み干した。

そして飲み込まれた毒液は口を通り、喉に進んで行く……。


(……よし!!!

毒は喉で止まった!!

事前に袋を喉に仕込んでいて助かった!!


しかし、この毒はかなり強力な毒のようだ。

まさか一瞬で人を殺せる能力があるとは。


しかし生き残った!! 俺は生き残ったんだ!!

ざまあ見ろクソジジイ!!

お前ら狂人だけで仲良くあの世までピクニックに行きやがれ!!

俺みたいな将来がある有望な若者を道連れにしようとするな!!)


すると、狂信者の死体が転がる部屋に下級神官達が入ってくる。

そして下級神官達は死体の回収を始めたのだ。


俺の元にも下級神官が近づき、俺の体を持ち上げようとした。

その瞬間だった。


「!!! この方の心臓はまだ動いております!!」


と下級神官は大声を上げたのだ。

そんな大声に反応した他の下級神官が続々と集まる。


「本当だ!!」

「あんな強力な毒を飲んでも死なないとは……」

「この方の加護は尋常ではない!! 大神官様よりも強いかも知れんぞ!!」


(そうだ!! そうだ!! それでいい!! さあここで!


「今、女神様よりお声が届いた。大神官様亡き世界を私に任せるというお声が届いたのだ。

これより私は、この世界を導かねばならない。今後、教会は私の指示に従うように」


と言えば世界は俺の物だ!!

さあ、言うぞ!!

息を吸い込み!!

口を動かして!!

その台詞を言うだけでいいんだ!!


……!! ……何故だ!!

口が動かん!! 体が動かん!!


クソ!! 袋が小さすぎたか!?

少しだけ毒液が体内に入ったに違いない!!

そのせいで口が麻痺して動かない!!


あああああ!! クソ!! クソ!! クソ!!

こんな時に動かないでどうするんだ!!

いつもは饒舌な舌が命令に従わない!!

様々な悪態が自然と出てくる唇が開かない!!

クソ! クソ! クソォォォォォォ!!)



俺は目玉を動かし周囲に視線を飛ばす事しか出来ない。

そんな俺の困惑に気が付きもしない下級神官は、待機している騎士を呼びつけた。

腰に剣を下げた騎士は、ガチャガチャと鎧を鳴らしながら下級神官に近寄る。


(こ、こいつら何をするつもりなんだ!!

俺をどうするつもりなんだ!!)


下級神官に呼ばれた騎士は、まだ息のある俺を見て驚愕した。


「まさか!! あの毒を飲んで未だ生きておられるとは!!」

「そうなのだ!! この方は強大な加護の力をお持ちのご様子! 毒程度では女神様の元へ逝く事が出来ないのだ!!」

「うううむ!! これほどのお力! 必ず女神様にお返しせねば!!」

「うむ!! そこでお主にこちらの加護者様を即死させて欲しい!」


(そ! 即死!?

何を言ってやがる!!

俺を! この俺を殺そうと言うのか!?)


しかし、下級神官の言葉に騎士は苦い顔をした。


「即死……ですか……。それは難しいですな……」

「どうしたというのだ!! お主ら神殿を警護する騎士は皆が腕に覚えがあるはず!! なぜ出来ないのだ!!」

「申し訳ありません! 加護者様が着ておられる服には強力な防御魔法が施されており、我々ですら容易に貫くことが出来ないのです!」

「なんと!?」


(よし!!

魔王対策の為に施された防御魔法が役に立った!!

着るのも脱ぐのも手間しかなかった礼服だが!! 初めて役に立つことが出来たな!!)


しかし、周囲は俺を殺すことを諦めるつもりはなかった。


「では、急いで服を脱がすというのはいかがでしょうか?」

「この服は脱がすだけでも時間がかかる! とてもそんな時間は無い!」

「となると頭を砕くか、首を切り落とすしか方法はありません!」

「なんと!! それでは罪人と同じではないか!」

「しかし! それ以外に方法がございません!」

「……くっ……」


(頭を砕く!?

首を切り落とす!??

何を言ってやがる!!

ふざけるな!!


俺は、 俺は加護者様なんだぞ!!

女神さまの寵愛を受ける加護者様なんだぞ!!

それを、それを本気で殺そうというのか!?

やめろ!! これは命令だ!! やめろおおおおお!!)


本来なら信じられない騎士の言葉に、下級神官は悩んだ。

そして、唇をかみ締めた下級神官は決断を下す。


「……致し方ない! それで構わん! やってくれ!」

「承知!!」


すると騎士は魔力を帯びた剣を握り締め、動けない俺に近づく。

そんな、ぐったりとして動かない彼の体を下級神官が数人で起こし、


「失礼いたします加護者様!!」


と言って、斬首刑となった罪人のように体を固定する。


(やめろ!! やめろ!!

俺が何をしたというんだ!!

俺は加護者だぞ!! 女神に愛されているんだぞ!!

お前らが気安く触れていい存在ではないんだ!!

その汚い手を近寄せるな!!

ああああ!! やめろ!! やめろゴミどもが!!!

やめろおおおおおおおおおおお!!!)


ガチャガチャと鎧を鳴らせながら近寄ってきた騎士は、魔法で輝く剣を掲げると。


「勝利を!!」


と叫び、動けない加護者の首に剣を振り下ろす。


本来なら、一撃で首を切り落とすことが出来るはずだった。

しかし礼服に備えられた防御魔法が発動し、振り下ろされた刃は弾き返されてしまう。

その結果、振り下ろされた刃は俺の首に浅からぬ裂傷を作り出すことしか出来なかった。


しかし、騎士は俺の首を切り落とすために、何度も刃を振り下ろし続ける。

そのたびに、この世のものとは思えない激痛が俺の体を駆け巡った。


(ギャアアアアアアアアアアア!!

女神様! 女神様! 女神様!

お助け下さい女神様!

もう禁制品を運んだりしません!

もう気まぐれに人を殺したりしません!

だから! どうか!

お助け下さい! 女神様ぁ!!)


しかし、誰も俺を助けようとしない。


徐々に裂傷は深くなる。

魔法によって強化された剣は、俺の肉を焼き、骨を砕きながら、ゆっくりと、ゆっくりと沈み込んでいく。

その間、俺は己の肉の焼ける匂いを感じ、骨が砕かれる音を聞き、そして、激痛を味わい続けた。


(ギャアアアアアアア!!

誰か俺を助けろ!!

俺は選ばれた人間だぞ!


ヒ、ヒィィィィイィ!

俺の首ガアアアアアアアアアア!!


金ならやる!

女もやる!


ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!


誰か!! 俺を助けろ屑共!

俺が死んでしまうぞ!!


ギャアアアアアアアア!!)


俺が地獄のような苦しみにもがいている間も、剣はゆっくりと俺の首に沈み続ける。

筋肉を焦がし、神経を切り裂き、気管を破りながら、剣は沈み続ける。


そんな俺の首を見ながら、周囲の狂人共は狂喜して、


「あと少し!! あと少しだ!!」

「早く切り落とせ!!」

「戦いに間に合わなくなる!! 早く早く!」


と騒ぎ立てる。

その声に応じるように、騎士はより力強く剣を振り下ろす。


激痛の中で、俺は過去を思い出した。

神学校時代、俺から受けた暴力に睨み返してきた男子学生の瞳がそこにはあった。


(……ああ……、……今にして思えば……あいつだけだったな……、本当に人間だったのは……。

……もし、もし、あいつが退学にならなければ……、……あの時……周囲に誰も居なければ……。


……俺は……あいつと……本当の友に……なれたかもしれないな……。

……虚像ではない……本当の人と人との関係に……。

……この狂った世界で……、唯一の……本当の……俺を見てくれる友に……)



そして終に、俺の首は切り落とされ、床を転がる。

目を見開いた俺が見たものは、首からドロドロと血を垂れ流す己の体と、


「勝利を!!」「勝利を!!」「勝利を!!」


と狂喜する狂人どもの姿だった。


俺はその光景を眺めながら、ゆっくりと目蓋を閉じる。

その瞬間、俺は最後に思った。


(……畜生……何が……女神だ……。

……この世は……全部……狂ってやがる……。

……畜生……畜生……畜生……)

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― 新着の感想 ―
[一言] 日常に支障をきたす程熱中する、か。
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