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いつの間にか女の子だと報道される!

 宇宙空間を航行する時に実用的な速度を出してる艦船が、一番注意しなくては成らない事は進路上の障害物だ。

 特に元々存在する天体から建造物、航行中の艦船や、凍結したガスや水分と多岐にわたる。


 そして最も気を付ける必要のある障害物は・・・進路上に置石ならぬ置小惑星されたり、待ち構えて攻撃したりする敵対勢力だ!


亜空間航行(ワープ・ドライブ)が使えれば問題無いのだが・・・・・」


 アイスコフィンの船体は、ワープが出来るほど丈夫に造られてはいない。

 空間の裂け目に沈んだ途端に爆散分解する。

 ハイパードライブすらギリギリの状態だ。


「なのに何で妨害ばかり出て来るの!」


 ファーレン手前で艦隊がワープアウトし、こちらの前に出ようと航行している。


「その何とかって貴族が証拠隠滅でも企んでいる?」


「それも有るだろうが、幾らでも想像が出来るな・・・・・」


「ゴールまで10日も無いのに・・・・・」


 全員表情が暗い。

 こちらは生き残りたいだけなのに、何で邪魔ばかりされるのだろう。


「敵艦隊は48隻の大部隊だ・・・しかも旧式だが戦艦や重巡洋艦が混じっている」


 全員で溜息が付く。


「レプトン通信の呼びかけに応じる気配が有りませ・・・待って下さい?軍専用周波数でレプトン通信が入ります!進路上に展開中の艦隊で無く、その後方から数隻の艦隊がワープアウトして追いかけてます。コード解析・・・第2436独立機動艦隊、艦長はジュリア・バーカンディ大尉です」


 うっわ~聞いた事のある名前♪


『こちら2436機動艦隊、バーカンディ大尉です。そちらに第4816巡視艦隊・バーカンディ少佐は乗船されてますか?』


 多分だけどマダ若いキレイな声の女の人だが、言ってる事は紛らわしい。


「奥さんですか?それとも娘さん?」


「娘です」


 ジェリス艦長は苦笑いしながら言った。


「こちらバーカンディ少佐です・・・・・」


「お父さんっ!」


「大尉っ!」


「失礼しました!少佐、ご無事でしたか」


 慌てて態度を改めるもレプトン通信は精度が良いので、背後のクスクス笑う声まで聞こえてくる。


「今さら格好付けてもシマらないな・・・私は無事だよジュリア」


「お父さん・・・良かった・・・・・」


 涙声に成るが、すぐに声は緊張する。


「貴艦の前で現在展開しているのは、犯罪シンジケートに雇われた傭兵です。ウィスカー伯爵の手の者よ・・・今回の人工太陽開発に出資してたの!失敗したので生き残りを減らし、保険金の支払い減らそうとしてるのよ!」


 ナニそれ・・・酷い話!


「民間人は今回の開拓に、権利を買って参加してるの。このまま全員帰って来たら、アイツ等は保険金を払わなくては成らなくなる。受取人を減らす積りよ!」


「減らすんじゃない・・・消滅させる気だよ!」


 ココ姉さんの意見に技術士官のラムレーズ少尉が付け加える。

 この侭じゃ無事通して貰えそうも無い。


「艦内工房でミサイル等消耗品は制作し補給して有ります。出るなら15分以内に出動し先行しないと、十分な戦闘時間を取れなく成ります」


「まだ何も言って無いのに良く判るね?5分で出るよ」


 ボクはアリスに応えると、アイスコフィンの操舵室から出様とした。


「すまないな・・・キミにばかり戦わせて」


 力無くジェリス艦長は言った・・・階級は少佐だったんだね?

 艦隊の司令官なら将官かと、それにしては若いと思ってたけどね。


「ここまで手伝ったのに無駄にされちゃ堪らないモン♪無事帰還出来たらボーナスに、美味しい物でも御馳走して下さい」


「ついでに娘も付け様か?キミより歳上だが、父親の私が言うのも何だが中々の美人だよ♪チョッとジャジャ馬で手を焼くかもしれんが・・・・・」


「お父さんっ!」


 ボクは笑い声が溢れる操舵室を出ると、スターシップの連結口に向かった。




 アイスコフィンから出ると、スターシップを最大船速で加速させる。

 敵は48隻も居る・・・時間的余裕は無い。


 ジェリス艦長の娘さん、ジュリア大尉って言ってたかな?

 彼女は戦艦も居ない8隻だけの艦隊だ。


 艦数だけで6倍以上、チョッと勝負に成らない。


「こちら巡洋艦フリッパー、アナタが協力者のキッド氏ですか?」


「キッドで良いですよ大尉、ヨロシクお願いします」


 形だけだが挨拶を交わす・・・だが、


「最初に今だけ軍人でなく、ジェリス・バーカンディの娘として言わせて下さい。ありがとう・・・お父さんを助けてくれて!本当に感謝してるわ」


 なんかムズ痒いや・・・でも悪い気はしない。


「敵は旧式と言え戦艦5隻に重巡洋艦8隻、巡洋艦10・軽巡洋艦と駆逐艦それと小型攻撃艦25・・・それに対してコチラは巡洋艦1隻に小型攻撃艦7隻しか居ない」


「大尉達は敵の捕捉まで、どれ位で追い付けますか?」


「最短で20分」


 明らかにボクの方が早い。


「脱出艦アイスコフィンは減速してますが、それでも30分以内に片付けないと攻撃可能距離に入って仕舞います。コチラは2分で接敵予定、先に始めてますから、打ち漏らしが居たらヨロシクお願いします」


「了解!この通信を持って今回の戦闘は、緊急防衛作戦として正式に貴方に依頼します。報酬は期待して下さいね」


 なかなか茶目っ気のあるお姉さんの様だ。


「ジェリス艦長が言ってたけど、報酬に貴女も付いて来るんですか?」


 一瞬沈黙するも忍び笑いをしながら、


「コラッ!歳上を揶揄わないのっ」


 と言われて仕舞った。


「あと重要な事が一つ・・・・・」


「何かしら?」


 ボクはモニターに迫る敵を睨み付けながら言った。


「降伏しておいて、アイスコフィンが近付いた所をブッ放されちゃ堪んない!敵は残らず殲滅しますから、ご了承ください♪」


「黒幕を釣り上げる証拠は、船の残骸やデータから漁ります。むしろソレは此方からお願いしたいわ!」


「了解っ、接敵した。これより開戦しますっ!」


 ボクは通信を切った。




 残像を残して伸びる光の線の中を、ボクは踊る様に回転しながら通り抜けた。

 光の速さで飛んで来る光学兵器、本来避ける事は出来ない代物だが、こちらも照準を点けられるほどチンタラ動いてる筈も無い。

 お互いAIの計算で予測しながら、敵の進路を予測し発砲を・・・敵だけしていた。


「この中を良く飛んでられますね・・・当たったら御終いですよ?」


「当たん無いモン♪」


 艦隊同士なら未だしも、こちらは小さく小回りが利く小型艇・・・と言っても全長185mも有るけどね。

 戦艦や重巡洋艦は500m以上あるし強力過ぎるエンジン乗せてるので小回りは利かない。


「始めますか♪」


 敵の中心に飛び込む直前、敵の進行方向の前に爆雷をバラ撒いた。

 急制動掛けるが間に合う筈もなく、敵の頭で誘爆が始まった。


「全武装ロック解除、レディッ!」


「了解、充電済みです」


 反転し先頭の敵巡洋艦2隻にビームキャノンをブチ込んだ。

 荷電粒子砲(ビームキャノン)・・・ビームと言うが圧縮された光粒子は、限り無く光速に近い速度で飛ぶ実体弾に近い。

 敵艦は正面から艦尾まで若干溶断されながら貫かれ、そのまま爆発四散した。


「お次は?」


 戦艦と重巡洋艦が固まってる。

 充電が終わったビームキャノン2門とレーザーキャノン4門を、マトモに狙いも付けずに同時に撃った。

 そのまま敵の中に突っ込んで通り過ぎる・・・共に敵に風穴を開ける光学兵器だが、圧縮し物理影響可能にした光粒子を実体弾の様に射出するビームと違い、レーザーは照射位置を高熱化させ敵を溶断する兵器だ。

 それを照射したまま飛び抜けると、戦艦の表面に斬られた様に破壊する事が出来る。


「轟沈します」


 アリスに言われて確認すると、数隻の敵艦が同時に火を噴き爆散して行く。

 燃料か兵器庫に引火したのだろう。


『何だアノ船の武装は?』


『信じられん破壊力だ!』


 敵の通信は驚愕の台詞が飛び交っている。

 こちらが反転し敵に船首を向けると、後はパニックに成って逃げを打った。


『冗談じゃネェ!』


『死にたくないっ!』


 人を殺しに来てて良く言うよ!

 まあ逃がす積りは無い。

 ビームとレーザーで狙い撃ちにしながら、大型艦に擦れ違いながらレールガンを打ち込んで行く。


 こっちの機動力に閉口したのか、艦載機が出て来た。


「アンチシールド・ミサイルを搭載しています。注意して下さい」


 むしろコッチはシールドを切って、敵の戦闘機群に突っ込んだ。

 ビームファランクスをバラ撒きながら・・・本来は敵のミサイルや魚雷を打ち落とすモノだが、戦闘機位ならば打ち落とせる。


「お待たせしました・・・と言っても殆ど終わってますね」


 その言葉と同時に戦場を光の帯が貫いた。

 敵が爆散して行く・・・ジュリア大尉が言う通り、8割方の敵を撃沈していた。

 それもジュリア大尉達の艦砲射撃で、次々沈められて行く。


「敵側から完全に降伏、その証に退船している海賊が居ます。流石に攻撃すると帝国法に触れますので、脱出艇は攻撃しないで下さい。その代わり艦船は全て撃沈します」


「了解」


 流石に脱出艇に攻撃能力は無い。

 有ったとしても携帯火器に毛が生えた程度だ。


 ボクは引き続き、敵の艦船を燃やして行った。




 完全に敵を掃討すると、アイスコフィンに巡洋艦フリッパーが接弦した。

 さほど広く無い操舵室に乗り込んで来たジュリア大尉は、ジェリス艦長の胸元に飛び込んでワンワン泣いている。

 ジェリス艦長も苦笑いだ。


「大変失礼しました!ジュリア・バーカンディ大尉であります」


 敬礼する彼女の右手を差し出す。


「今さらカッコ付けられても・・・一応仮名ですがキッドです」


「意地悪な子ね」


 そう言いながらも笑顔で手を握り返してくれる。

 ボクよりは短いが腰上位まで伸ばしたブロンドをポニーテールにし、紺碧でアースカラーの眼をしている綺麗な女の人だった。

 どうやら帝国宇宙軍の年齢や階級はボクが思ってたモノより低く抑えられている様で、数隻と言え艦隊を指揮する人が恐らく20前だったり大尉だったりする。


「家は両親が子供の意を尊重する人だったし共に軍人でしたから、初等学校を出る時には軍を志してました。その後は飛び級を繰り返し15で士官学校に入り、同時に学生任官したのですが実績を挙げて仕舞ったので・・・・・」


 彼女は体験教育で乗ってた小型攻撃艇を海賊に襲われ、唯一生き残ったそうだ。

 そして気密服に着替えると船を操船し、海賊を逆に血祭りにあげたそうだ。


「まあ撃沈し沈黙させたと思ってた海賊が、横っ腹を見せたまま略奪作業してましたから楽でしたけどね♪」


 それにしても良い度胸だ。


「それにしても凄い船ですね・・・どちらの宙域からいらっしゃたのです?まさか他の銀河系から・・・・・」


「それも含めて全くの記憶喪失です」


 そう言いながらスターシップの内部をチェックする。

 ゴールのファーレン星系に着けば皆と御別れ、ボクは一人で旅立つ事に成る。


「マイッタな・・・やっぱり着衣等(着る物)は見付らない。積んで無いのかな、日用品すら必要最低限だし、そもそも食料すら満足に積んで無い」


 設備は揃ってるが消耗品が殆どない。

 買ったばかりで家具の入って無い家の様だった。


「でも装備は帝国と簡単に互換出来そうですよ?キッチン・シャワー・トイレ各ユニットは・・・帝国より進んでるんじゃない!」


「それより・・・」


 ボクはジュリア大尉をジト眼で見詰めた。


「乗船を許可して無いんだけど」


「だって・・・」


 アザトイが可愛らしく拗ねる大尉に、苦笑と溜息が同時に出て来た。


「ところでキッドさんはファルディウス帝国で活動する気は有りますか?」


「如何し様かな・・・・・」


 この銀河系は幾つかの勢力が争う群雄割拠の状態だ。

 行き成り攻撃されたのはコッチだから気に病んで無いがソレでもヴァイラシアン帝国の艦隊を潰して仕舞ったし、向こうに行ったら法廷に引き摺り出される可能性が有るな・・・かと言ってファルディウス帝国も清廉潔白などと言えない。


 なにせスターシップを乗っ取って逃げ様とした奴等も居るからな!


「それに着いては謝罪します。彼等は間違い無く、軍法会議に送りますから」


 ジュリア大尉が小さく成って言った。

 帝国と言うだけあって貴族が横行し、市民を安く見る馬鹿者も居るそうだ。

 だが一応ファルディウス帝国は(皇帝の権限は大きいが)二院制の議会政治で運営されており、代議院(民主院とも言う)の方が貴族院より権限が大きく成っている。

 ただ平時は全て議会の可決で国家運営してるが、結構な頻度で皇帝が待ったを掛け口を出して来るらしい。


「でも気にする必要ないんじゃないかしら?アナタ結構お金持ちだし、帝国に居る間は余程バカな事をしない限り英雄よ!」


 なんか嫌な予感がするなァ!


「今回のヴァイラシアン帝国と海賊や傭兵との戦闘に関して、アナタには莫大な報奨金が支払われるわよ!」


「国民の血税でしょ!?」


 そんな物で支払われたくない。


「国に貢献した者に褒章が出なければ誰も戦わなくなりますよ、でも大丈夫そんなに我が国は優しく無いから♪今回の新太陽系製作事業に関し、失敗し証拠隠滅し様としてたベネット男爵、そして出資金をネコババしようとしたウィスカー伯爵は既に全資産を凍結されてる。被害者への補償や賠償を済ませ、残りに帝国が付け足してアナタへの報償に成る。アイツ等が持ってた爵位もオマケに付くかも」


「ノー・サンキューです」


 堅苦しい貴族生活に興味は無い。


「それにアナタの事は帝国で大々的に報道されちゃってるわよ!すでに軍の広報部に映画化の申し込みが殺到してて・・・・・・」


「ナンじゃ、そりゃっ!」


 チョッと待て、そんな話は聞いて無い!


「そりゃ記憶喪失の美少女が1500人以上の民間人を、敵国と悪徳貴族から救い出したんだから・・・それは映画化の話の一本二本出て来るに決まってるじゃない。実際今の所14社から映画化の話が・・・・・」


「絶対に受けないからね!何でソンな話が・・・・・」


「コレに付いては重ね重ね申し訳無いんだけど、帝国の方の広報部が絡んでるわね・・・アナタを英雄化させて政府への非難を和らげる積りでしょう」


「今すぐ他国に亡命します!何ならヴァイラシアンへ・・・・・」


 半分冗談だがコクピットに向かう僕の腕にジュリア大尉が縋った。


「イヤなら表に出さないから、そんな事言わないでよ!」


「そもそも何で美少女なんて話に?」


「アナタの画像が流出してるのよ」


 彼女がポケットから出したマルチ端末を起動する。

 その上部に3D映写で、着替え中にパンツをたくし上げるボクの後ろ姿が映し出された。

 しかもパンツは女物・・・・・

 ボクはアイスコフィンの操舵室に向かった。




「艦長・・・コイツら何してるんです?」


 アイスコフィンの操舵室で、10人以上いる女性スタッフ全員が転がったり四つん這いに成っている。

 ある者は啜り泣き、ある者は呻き、ある者は何かを呟いていた・・・クランキー大尉の質問に、ジェリス艦長が噴き出しながら答えた。


「キッド君にオシオキされた愚か者さ・・・スチールの盆で尻を叩かれた♪キッド君のセミヌードを盗撮し流出させて仕舞ったんだが、セミヌードと言えば今の彼の下着がアレだろ?彼は報道で女の子だと誤解されて」


 腹を抱えて大笑いするクランキー大尉のケツを爪先で蹴り上げた。


「ジェリス艦長っ!こんなに簡単に個人情報流出させて、この部隊は大丈夫なんですか?」


 キッドが怒鳴り気味に言ったが、ジェリス艦長は苦笑いしていた。


「彼等は軍の広報部に頼まれてキミの画像を提出したんだ。それを流出させたのは軍じゃ無い・・・帝国の広報だね」


「それ処か国を挙げて大騒ぎよ!❝救国の天使現る!❞とか❝美少女英雄❞とか・・・・・」


「訂正しろよっ!ボクが男だって話は報告されてたんだろ?」


 だが難しそうな顔をしていたジェリス艦長は、ボク達の言い争いを聞きながら顎に手を当てた。


「このまま女で通した方が、キミにとって都合が良いんじゃ無いか?」


 オイ・・・ナニ言い出すんだ?


「落ち着いて考えたら・・・何時かは暴露(バレ)るが女で通せば、その間は君は英雄だ何だと追い回される事は無いだろう。向こうは女の子を探してるんだから・・・」


「無駄よ!」


 父の意見を娘がブッた斬る!


「すでに顔が出てるし、この子を見た人は男子だ何て思わない!いいトコ男装してる女の子だと思われるわ!」


 ボクはクランキー大尉に縋って泣いた!

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