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世界最強、その名はランクNo.0彡☆  作者: パタパタ
魔王編

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ゴンザレスとゲシュタルト④

 まさかの脳筋集団と思っていたゲフタルの連中が、この国では超有能だと気付かされた。

 ゲシュタルトの連中こそ、究極の脳筋だ!!


「とにかく、戦え!そして押し返せ!

 まずそれからだ!」


 戦姫の隣のマッチョ爺さんが、突撃を指示。

 ランス構えた騎士隊は、突撃すると凄く強い。


 横からの魔獣の突撃に凄く弱いけど、、、。


「、、、君たち、よく今まで滅びなかったね?」

「勇壮なる騎士の力のおかげですよ!

 父も上の2人の兄も立派に名乗りを上げて、散っていきました。」


 戦姫は胸を張る。


 褒めてないから。


「ねえ?君たち、、、。作戦って言葉、知ってる?」

 流石に、詐欺師に指摘される王族ってどうなんだ?


「もちろんです!馬鹿にしないでください。使ったことはありませんが!」


 戦姫とマッチョ爺さんがはっはっは、と笑う。


「使えよぉぉぉおおお!!!」


 ダメだ、コイツら。






 元々、ゲシュタルト連邦王国の戦争は、騎士たちだけの儀礼的なものに近かった。


 もちろん、戦争なので死人は出るが、騎士たちが名乗りを挙げながらランス構えて突撃して戦争をする横で、農民たちが畑を耕すような牧歌的なのか、そうでないのか、緊張感のかけらも感じないものであった。


 それが突然の生存を賭けた戦争だ。

 ゲシュタルトの苦戦も当然だろう。


 むしろ、この地方で言えば、臨機応変に行動を変えたゲフタルこそが、優秀だったと言える。


 グリノアはよく分からない。


 とにかく突撃さえ上手くハマれば、とっても強い騎士団の奮闘で、どうにかこの日は乗り越えた。


 ダメだ、この国、滅びるわ。

 逃げられれば1番だが、今回はチャンスを待とう。


 この国は滅びても、俺だけは生きよう。





「ゴンザレス様ー!これからどうしたら良いでしょう?」

 城に帰ると、金髪の儚げ美女の王女様が、俺に聞いてくる。


 いや、知らんよ。

 詐欺師に聞くな!!

 自ら詐欺に突っ込んで来ないで!


「せめて罠でも作ったら?」

「どんな罠ですか!」


 おかしいな、この王女様の後ろに、ブンブン振る尻尾が見える。


 作り方を教える。

「何処に仕掛けたら良いでしょうか!人員はどうしましょう!」


 地図を持って来させる指示をすると、王女様が地図を持って走ってくる。

 王女様、自ら持ってくるな!


 そこのマッチョ爺さんも止めろ!

 いやぁ、ワシ、頭はからっきしでの〜ムキッ。


 じゃねーよ!!!!


 仕方ないので、俺が生きるためにアドバイス。


「では、全てそのように。」


 王女様、待てや、コラ。

 なんで、全部言う通りにするんだ?疑えよ。

 待て、なんでマッチョ爺さんと2人で首を傾げる。


 え?俺が間違ってんの?


「軍の配置はどうしましょう?

 この間、総司令官のケーロット伯爵が殉職なされたので、総司令官は名実共にゴンザレス様です。」


 王女様、待てや、コラ。


 なんで総司令官が前線で名乗り上げてんの?

 そして、名実共に総司令官ってなんだ!?

 名も実もとったことねえよ?


 おかしいだろ?まず常識を持ってくれ。


 マッチョ爺さん、ムキッツ!


 じゃねーよーーーー!!!!!


 もうよく分からないが、考えつく限りの罠を準備させる。


 人員?

 街の人間いるだろ?

 魔獣と人との戦争は違うぞ?


 狩人とかに、罠の作り方指導してもらえ!

 魔獣は警戒心の薄い動物と一緒だ。


 あと名乗り禁止!

 魔獣相手に名乗ってどうなる!

 馬鹿なの!?


「えー!名乗りはロマンなのにー!」

 王女様!可愛くむくれんな!


 可愛いけど、ダメだ!


 アンタに手を出すと、王様にまでされるというあり得ない想像をしてしまう!


 え?それは良い案です?


 目をキラキラしてこっち見んな!


 おい!マッチョ爺さん!止めろよ!

 ムキッツじゃねぇ!


 おまえそれやっとけばいいと思ってるだろ!?


 詐欺師が。

 王に!


 成れるかー!

 させるなよ!フリじゃないからな!

 俺は王になんてならんぞ!!!


 ならないからなぁあああ!!!


「あと援軍!ゲフタルに援軍要請して!」

「何処を通って要請しますかな?

 陸は全て魔獣に、封鎖されておりますぞ?」


 今となっては、俺が商隊と通ってきたルートも魔獣が溢れかえっているらしい。


 追い込まれ過ぎだ!

 ここまでヤバいなら、なんで魔王討伐軍をゲフタルに向かわせた?


「え?リーダーを迎えに行くからって言うから、それじゃあ仕方ないね!って。」


 王女様は可愛いらしく、小首を傾げる。

 マッチョ爺さんは笑顔でムキッツ!


 ダメだ、コイツら、、、。




「海、、、。

 海から回って援軍連れて来い、、、。」


 王女様は小首を傾げる。

「海、ですか?

 しかし海も魔獣が、、、。」


 海軍を呼んでもらう。


 あ、魔王討伐軍の船乗りの兄ちゃん。

 アンタは留守番してたのね?


 沿岸沿いを抜けるルートから、援軍を連れてくるルートを提案。


 全軍でなくても、ドリームチームだけでも連れてくれば、十分。


 船一隻なら通れるルートあるでしょ?


 お願い、俺に敬礼しないで?

 君ら俺をなんだと思ってんの?


 ゲシュタルトの総司令官で魔王討伐軍のリーダー?


 ほんと、俺、誰だよーーーー!!!!

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☆【世界最強、その名はランクNo.0彡☆の真相編先行版はこちら、近い内全て再掲予定。
ネタバラシになりますので、先が気になる方はこちら】☆
世界最強、その名はランクNo.0彡☆真相編女神陥落
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