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世界最強、その名はランクNo.0彡☆  作者: パタパタ
魔王編

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ゴンザレスとゲシュタルト②

 どうもアレスです。


 ゲフタルの地を抜け、商隊に紛れ込んでなかなか儲かって、ウハウハしながら何処に行くかと言えば、灯台下暗し!

 ゲシュタルトです!


 そんな感じで旅すること数日。

 ついにゲシュタルトの王都に到着。


 さあ!夢とロマンスの夜の街に繰り出すぞ!


 商隊と一緒に並んでいると、城門の衛兵にこいこいと呼ばれた。


 もちろん、気付かないフリして逃げようとした。

 しかし、笑顔で回り込まれた!

 やられたー!


 詐欺がバレた!?


 あれ?ゲシュタルト連邦王国で、詐欺してないはずだけど?


 実験台にしたのは、成功したから問題ないはずだ!

 失敗したら?

 ほら、失敗しても恨むなと言ってあったから大丈夫。


 連行というわけではないが、前後を衛兵に挟まれ連れていかれる。

 に、逃げられない、、、まさか、こんなところで最大のピンチを迎えるとは!


 だが、俺は何としても生き延びる。

 生きるぞー!!!



 そして、連れてこられたのは、、、。

 あっれ〜?とっても豪華な建物で、高価そうな調度品のある廊下。


 不思議だなぁ、チンケな詐欺師でスラム上がりの俺が、何度もこういう感じにところに足を踏み入れたことがあるって。


 人生って分かんないね。

 俺、ひょっとして誰かに騙されてる?

 実はやんごとなきお方だったりする?


 うん、そんな訳ない。

 そんな訳ないけど、とんでもない所には連れてこられた。


 ここ、王宮だ。


 そして、目の前で丁寧に挨拶をしてくる人、高貴な人だ。


 戦姫と呼ばれた第3王女シュナ・ゲシュタルトっていう偉い人。


 キョロキョロと周りを見回す。


 衛兵も後ろに下がって、目の前にはシュナ王女とシャキッとした強そうな爺さんの2人。

 俺の周りには他に誰も居ない。


 ゴンザレス、やっぱり騙されてる?


 ほっぺたつねる。

 いてぇな。


 やっぱ夢だな、うん。

 帰ろう。


 くるっと後ろを向き、スタスタ。


 ガシッと肩を爺さんに掴まれる。

 は、離せ!

 頼む、放してくれ!!


 俺はもうこんなところに、居てられるか!


「まあまあ、No.0様、そんなに慌てて出て行かれずとも良いではありませんか。」


「ち、違う!誤解だ!俺はNo.0なんかじゃない!酷い風評被害だ!!」


「まあまあ、ゲフタルとの戦いの噂を流したのが、銀髪の貴方様というのは、情報が入っておりますぞ?」


 俺はガバッと土下座する。


「お許し下さい!

 仕方なかったのです!

 ゲフタルに命令されて仕方なかったのです!

 何卒、命ばかりはお許しを!」


 いやだー!

 処刑はいやだー!!


「あ、あの、、、No.0様?

 私たちは、むしろお礼を言おうと、、、。」


「お礼?」

 土下座をしたまま、顔を上げる。


 後、何度も言うけど、No.0じゃないからね?

 間違わないでね?


「はい。私たちゲシュタルトは、あのままならば、士気の低下が抑えられず壊滅の危機にありました。


 魔王討伐軍の方々が頑張ってくれてはいましたが、何せ戦線は広がりきっております。


 カバー出来るには限界がありまして、、、。」


 ああ、良かった。

 これなら処刑されなさそうだな、と安心して立ち上がり、ようやく相手の顔をちゃんと見る。


 長い金髪で、どこか儚げな雰囲気の美女。

 俺のS級レーダーにもバッチリ反応している。

 戦姫というイメージはない。


 手を出したいけど、手を出すと隣の怖そうな爺さんに切られそうだ。

 さっき掴まれた時も力強かった。


 よし、処刑はないと分かったら安心だ!


「じゃ!そういうことで!」

 俺はまた彼女らに背を向け、、、。


 ガシッと肩をまた掴まれた。

「は、離してくれ、、、もう用は無いのでは?

 あと俺はNo.0じゃない。

 ゴンザレスだ!」


 アレスはNo.0の名前で通っている可能性があるから、ついに俺はゴンザレスの名を告げる。


「ゴンザレス様、ですか?」

 俺は覚悟を持って頷く。


 ついに真実の名を誤魔化すでもなく、女性に告げた。

 ゴンザレス、ああ、ゴンザレス。


 なんか変な名前だろ?

 へへ、、、笑って良いんだぜ、、、?


「ゴンザレス様ですね。分かりました。」


 おお!これが聖女か。

 ところで、聖女ってやらしく感じるの俺だけ?


 それと、王女様に様付けされてる俺って結局、なんなのだろう?


 ただの詐欺師じゃなかったっけ?

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世界最強、その名はランクNo.0彡☆真相編女神陥落
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