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世界最強、その名はランクNo.0彡☆  作者: パタパタ
邪神編
158/163

ゴンザレスと年貢の納め時④

星エネルギーありがとうございます!

更新!


 ついに妖艶娘にも、寝床に突撃された。

 里長にされる〜と思ったら、メリッサが話を付けているそうで。


 はっはっは、、、どうやって?

 話付けるって何?


 その後も普通に書庫に遊びに来てるから、金で解決とかそんなのではないと、思う。

 そもそも、俺金ないし。


 そうしてついに、俺はカストロ公爵領に戻されることになった。

 流刑になった罪人の気分。


 ゲシュタルト連邦王国からも援軍ということで、5000の兵付きで。


 今度こそ本格的に、エストリア王国の王都奪還するんだと。


 帝国とコルランからも、正式に増援が来るそうです。


 その中心人物はカストロ公爵アレス!

 はっはっは、、、逃げたけど、やっぱりこうなるのね、って悪化しとるやないかい!


 帝国1万、コルラン1万、カストロ公爵領とケーリー侯爵で1万5千、ゲシュタルト5千、エール共和国とバーミリオン合わせて5千で、総勢4万5千。


 対するエストリア反乱軍、離反に次ぐ離反により1万を切った。

 なお、こちらはカレン姫を除くナンバーズ勢揃い。

 No.1ハムウェイ、No.8イリス、No.9ツバメ、No.10ソーニャちゃん、他にメリッサ、ナユタにエルフ女。

 あちらはそれに匹敵する存在は0。


 グローリー宰相詰んでるやないかい。


 当然、相手が取る方法は、、、。

「エストリア王都に籠城してます。」

 メリッサが秘書のように報告してくれる。

 諦めるか無駄に籠城するか。


「諦めないのね、、、。」


 処刑しないよ〜っと連絡しても信用出来るか!と叫んでいるらしい。


 埒があかないので、ドリームチームで突撃することになった。

 行ってらっしゃ〜いとハンカチ振ったら、やっぱり連れていかれた。


 、、、分かってたよ。


 メリッサとイリスに腕を掴まれる。

 両手にラフレシア、間に俺。


「ご主人様、塔は破壊しなくて良いんですか?」

「あー、良いんじゃない?後で見に行くよ。」


 グローリー宰相は当然のように王宮に居るらしい。

 もはや、その途上を阻む者は誰も居ない。


 だから王宮に火を付けようと提案。

 エストリア王女様に泣いて止められた。


 まあ、自分の家を燃やされたくは無いだろうけど、抵抗されたら危ないじゃん?


 よって、燃やさずに王宮に突入。

 特に妨害もなく、グローリー宰相の前に出て来れた。


「爺さん、もう良いじゃん。普通にエストリア国宰相しててくれ。」

「何を訳の分からんことを抜かす!反乱したワシを許すだけでなく、もう一度宰相させようなどとあり得ぬわ!!」


 いや、だって、権力争いとかどうでもいいし。


 そこでグローリー爺さんは、ニヤリと笑う。


 うげっ、気持ち悪い笑い方。


「だが、飛んで火にいる夏の虫。」

「爺さん、今、冬だから。」


 不意をつくようにNo.1ハムウェイが、槍を突き出すが、グローリー爺さんが手をかざすだけで弾かれる。


「だまらっしゃい!くはは、、、貴様らは世界の叡智の塔を壊し、ワシを追い詰めたつもりだろうが、残念だったな!

 そのおかげで、最後に残った世界の叡智の塔を使い、邪神の力を吸収することが出来た!

 感謝するぞ!ゴミムシども!!」


 変なエネルギーとか飛ばして来た。

 あっぶね!


 後ろに下がってよ。


 ハムウェイが突く、爺さんが弾く、その隙を左右からツバメとチェイミーが飛び込むが、爺さんが両手を広げると膜が出て弾かれる。

 口から爺さんが変な光線を出して、エルフ女が俺の首根っこ持って避けさせてくれる。


「あんたちょっと自分で動きなさいよ!」

 いやぁ、ちょっと無理かな。

 怪獣総決戦みたいじゃん?


 その間にも、ナユタとソーニャちゃん、メリッサが連続攻撃するも全て弾かれる。


 爺さんは、調子良く無駄無駄〜と叫んでる。

「あ、イリス今だ!左だ!」

 と指で左側を指す。


「ぬぬ!!」

 爺さんは素直に左を見る。


 その爺さんの後頭部をイリスが殴る。


 ぽてんと倒れる爺さん。


「戦いは終わった、、、。」

「、、、相変わらず、あんたにかかると詐欺みたいね。」

 エルフ女がため息を吐く。


 みたい、じゃなくて詐欺なんだよ。

 大体、どんなに強かろうと人なんだから、絶対無敵とか無いし。


 こうして、エストリア騒乱は終わった。


 最後に残った世界の叡智の塔は、何故か人の欲望を刺激することを止めたため、壊されずに現存することとなった。


 同時にこの日を境に、突如、邪神の影響は一切現れなくなった。


 エルフ女は首を傾げ、何故か俺に聞く。

「あんたなんか知ってるでしょ?

 まあ、良いけど。」


 、、、なんで俺が知ってるんだよ?





 そのまま数日が経った。

 何故か俺はエストリア王宮の、とーーーってもゴージャスな部屋のソファーで横になっている。

 理由?

 よく分からない。


 イリスもやって来て、一通りゴロゴロした後、彼女にも俺がNo.0ではないことをついに告げる。

「そうなんですか?でも、あの時、助けてくれて私の居場所を作ってくれたのはアレス様ですから。

 それはまあ、どうでも良いことです。」


 どうでも良いらしい。


 ツバメとチェイミーも一旦、帝国に戻るらしい。

 正式に俺に仕えるための手続きをするとか。

 良いのか、それは?


 一緒にゴロゴロしてから、2人にも助けたのは誤解だと告げる。


 ツバメとチェイミーは互いの顔を見て、プッと可愛く吹き出す。

 そして、ツバメが諭すように。


「アレスさん。逃げるなら、自分が川に飛び込むのが普通です。

 なんで私たちは進路から避けさせといて、自分は真っ直ぐ逃げてるんですか!

 、、、まあ、もうどっちでも良いですよ?」

 そう言って、2人してクスクス笑う。

 やっぱりどっちでも良いらしい。


 ソーニャちゃんも帝国に帰るそうで、別れの挨拶に来た。


「わ、私は、ご褒美なんてあげないからね!」

 可愛く言うので、唇だけ奪っておいた。

 真っ赤な顔で逃げられた。


 残念。


 メリッサとエルフ女とナユタは、なんか報告があるらしい。

「ご主人様、手当たり次第に手を出し過ぎです。」

「まあ、無理矢理って訳でも無いし、良いんじゃない?

 無理矢理なら始末するけど。」

「ゴンザレス様は、魅力的なお方ですから。」

 ナユタ、それは流石にとんでもない詐欺レベルの誤解だと思う。


 一緒にゴロゴロして。

 エルフ女が爆弾を落とした。

「あ、そうだ。アレス。

 アタシ、あんたの子妊娠したから。

 名前考えといて?」


 え!?


下の星エネルギーお願いします!

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世界最強、その名はランクNo.0彡☆真相編女神陥落
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