ゴンザレスと年貢の納め時④
星エネルギーありがとうございます!
更新!
ついに妖艶娘にも、寝床に突撃された。
里長にされる〜と思ったら、メリッサが話を付けているそうで。
はっはっは、、、どうやって?
話付けるって何?
その後も普通に書庫に遊びに来てるから、金で解決とかそんなのではないと、思う。
そもそも、俺金ないし。
そうしてついに、俺はカストロ公爵領に戻されることになった。
流刑になった罪人の気分。
ゲシュタルト連邦王国からも援軍ということで、5000の兵付きで。
今度こそ本格的に、エストリア王国の王都奪還するんだと。
帝国とコルランからも、正式に増援が来るそうです。
その中心人物はカストロ公爵アレス!
はっはっは、、、逃げたけど、やっぱりこうなるのね、って悪化しとるやないかい!
帝国1万、コルラン1万、カストロ公爵領とケーリー侯爵で1万5千、ゲシュタルト5千、エール共和国とバーミリオン合わせて5千で、総勢4万5千。
対するエストリア反乱軍、離反に次ぐ離反により1万を切った。
なお、こちらはカレン姫を除くナンバーズ勢揃い。
No.1ハムウェイ、No.8イリス、No.9ツバメ、No.10ソーニャちゃん、他にメリッサ、ナユタにエルフ女。
あちらはそれに匹敵する存在は0。
グローリー宰相詰んでるやないかい。
当然、相手が取る方法は、、、。
「エストリア王都に籠城してます。」
メリッサが秘書のように報告してくれる。
諦めるか無駄に籠城するか。
「諦めないのね、、、。」
処刑しないよ〜っと連絡しても信用出来るか!と叫んでいるらしい。
埒があかないので、ドリームチームで突撃することになった。
行ってらっしゃ〜いとハンカチ振ったら、やっぱり連れていかれた。
、、、分かってたよ。
メリッサとイリスに腕を掴まれる。
両手にラフレシア、間に俺。
「ご主人様、塔は破壊しなくて良いんですか?」
「あー、良いんじゃない?後で見に行くよ。」
グローリー宰相は当然のように王宮に居るらしい。
もはや、その途上を阻む者は誰も居ない。
だから王宮に火を付けようと提案。
エストリア王女様に泣いて止められた。
まあ、自分の家を燃やされたくは無いだろうけど、抵抗されたら危ないじゃん?
よって、燃やさずに王宮に突入。
特に妨害もなく、グローリー宰相の前に出て来れた。
「爺さん、もう良いじゃん。普通にエストリア国宰相しててくれ。」
「何を訳の分からんことを抜かす!反乱したワシを許すだけでなく、もう一度宰相させようなどとあり得ぬわ!!」
いや、だって、権力争いとかどうでもいいし。
そこでグローリー爺さんは、ニヤリと笑う。
うげっ、気持ち悪い笑い方。
「だが、飛んで火にいる夏の虫。」
「爺さん、今、冬だから。」
不意をつくようにNo.1ハムウェイが、槍を突き出すが、グローリー爺さんが手をかざすだけで弾かれる。
「だまらっしゃい!くはは、、、貴様らは世界の叡智の塔を壊し、ワシを追い詰めたつもりだろうが、残念だったな!
そのおかげで、最後に残った世界の叡智の塔を使い、邪神の力を吸収することが出来た!
感謝するぞ!ゴミムシども!!」
変なエネルギーとか飛ばして来た。
あっぶね!
後ろに下がってよ。
ハムウェイが突く、爺さんが弾く、その隙を左右からツバメとチェイミーが飛び込むが、爺さんが両手を広げると膜が出て弾かれる。
口から爺さんが変な光線を出して、エルフ女が俺の首根っこ持って避けさせてくれる。
「あんたちょっと自分で動きなさいよ!」
いやぁ、ちょっと無理かな。
怪獣総決戦みたいじゃん?
その間にも、ナユタとソーニャちゃん、メリッサが連続攻撃するも全て弾かれる。
爺さんは、調子良く無駄無駄〜と叫んでる。
「あ、イリス今だ!左だ!」
と指で左側を指す。
「ぬぬ!!」
爺さんは素直に左を見る。
その爺さんの後頭部をイリスが殴る。
ぽてんと倒れる爺さん。
「戦いは終わった、、、。」
「、、、相変わらず、あんたにかかると詐欺みたいね。」
エルフ女がため息を吐く。
みたい、じゃなくて詐欺なんだよ。
大体、どんなに強かろうと人なんだから、絶対無敵とか無いし。
こうして、エストリア騒乱は終わった。
最後に残った世界の叡智の塔は、何故か人の欲望を刺激することを止めたため、壊されずに現存することとなった。
同時にこの日を境に、突如、邪神の影響は一切現れなくなった。
エルフ女は首を傾げ、何故か俺に聞く。
「あんたなんか知ってるでしょ?
まあ、良いけど。」
、、、なんで俺が知ってるんだよ?
そのまま数日が経った。
何故か俺はエストリア王宮の、とーーーってもゴージャスな部屋のソファーで横になっている。
理由?
よく分からない。
イリスもやって来て、一通りゴロゴロした後、彼女にも俺がNo.0ではないことをついに告げる。
「そうなんですか?でも、あの時、助けてくれて私の居場所を作ってくれたのはアレス様ですから。
それはまあ、どうでも良いことです。」
どうでも良いらしい。
ツバメとチェイミーも一旦、帝国に戻るらしい。
正式に俺に仕えるための手続きをするとか。
良いのか、それは?
一緒にゴロゴロしてから、2人にも助けたのは誤解だと告げる。
ツバメとチェイミーは互いの顔を見て、プッと可愛く吹き出す。
そして、ツバメが諭すように。
「アレスさん。逃げるなら、自分が川に飛び込むのが普通です。
なんで私たちは進路から避けさせといて、自分は真っ直ぐ逃げてるんですか!
、、、まあ、もうどっちでも良いですよ?」
そう言って、2人してクスクス笑う。
やっぱりどっちでも良いらしい。
ソーニャちゃんも帝国に帰るそうで、別れの挨拶に来た。
「わ、私は、ご褒美なんてあげないからね!」
可愛く言うので、唇だけ奪っておいた。
真っ赤な顔で逃げられた。
残念。
メリッサとエルフ女とナユタは、なんか報告があるらしい。
「ご主人様、手当たり次第に手を出し過ぎです。」
「まあ、無理矢理って訳でも無いし、良いんじゃない?
無理矢理なら始末するけど。」
「ゴンザレス様は、魅力的なお方ですから。」
ナユタ、それは流石にとんでもない詐欺レベルの誤解だと思う。
一緒にゴロゴロして。
エルフ女が爆弾を落とした。
「あ、そうだ。アレス。
アタシ、あんたの子妊娠したから。
名前考えといて?」
え!?
下の星エネルギーお願いします!