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目に眩しいつつじのピンク。
君の胸に咲く花の蜜は、さぞかし甘いのだろう
ぼくは生涯その味を知り得ぬ
ご覧
ぼくにもあるんだ
心臓の代わりのつつじの花が
君と同じではなしに
毒々しいまでの色をして
蜜はとうに 花の色と変わらぬ熱情で焦げついた
枯れ時を忘れた一輪だけが宿る
がらんどうのぼく
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てきちょく。
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