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滅を持つ少女

以降後々文章改稿を行います。

投稿時は仮の文となるのでご了承

突如現れたのは、緑と黒の模様がある羽と、獣のような爪を有した何か。

…ちっ。

こういう時に……!

俺は咄嗟に背後へ下がる。

その直後。


ズガァァン!

敵は爪を地面に立てる。

そして、その地面には少し砕けて、破片が中に舞う。

あんなんくらったら、俺らは最悪八つ裂きだっただろう。

「…グァアア!!!」

敵は飛びかかり、再びこちらに攻撃しようとする。

…やるしかないか。

俺は





「…レー、離れて。私が殺る」

え?

タナトスはそう言うと、片手をその見た目からは想像もできないであろう形の鎌に変えた。

その時間…わすか0.2秒ほどだろう。

「………グ?」

「いや、待て!何する気だ!?」

しかし、タナトスは聞く耳も持たず、俺を弾き飛ばした。

そして、敵を見据え、鎌を構え、獲物が射程に入った

その瞬間に……



ザン!!!!!!!!!!



俺の目に、上下真っ二つにされた敵。

飛び出る液体。

この惨事をいとも簡単に起こした、タナトス…

それら全てが目に焼き付く。

「………!!!!!」

敵は、それっきり何の反応も示さないまま、塵となって消えていった。





「…………すごいよ。お前あんな芸当が出来たんだ…」

「できたって…これ最初からふつーにできたよ?忘れちゃった?」

え??

いや待てタナトスがそんなんでき

「その様子だと…飛んでるか。なんで何か残ってたら何か忘れてるのかなぁ」

「……う、うっさい!」

「素直じゃないなぁ…っとおっとっと」

先ほど敵が塵になった所から、光る何かが出てくる。

…あれ、醜片か?

タナトスはそれを拾って、何かしてから俺のところに持ってきた。

「……はい、ちょうど等分で9個。

ずっとだよね。2人で同じだけ手に入るの。何かの運命かなぁ、これ…?」

…言われれば。

これまで、というよりは覚えてる限りずっと偶数個だったな。

んな事を思い出しながら、再び歩みを始めた。






すり鉢状の世界。

その上あたりの、山といってもいい部分に俺たちはいる。

…なんでだっけ?

……あれ


……「緋の石」を引き出す為。

そうだそうだ、今の今まで忘れてた。

醜片を西の塔に持っていく話だが、どうやらそれだけではダメらしい。

というのもそこにはどうやっても届かなくて、塔に行くには

蒼・碧・緋・黄。

この4つの石を集める必要があるようだ。

何でか……は分からない。

以前倒した敵が持ってた紙に書かれてた、ただそれだけ。

ものは試しだし、何よりたまたまありかの(可能性があるらしい)方角に進んでたから、調べてみることにしたんだけどー。

「…景色が何も変わりばえしないな、あの紙本当かぁ?」

「…どうなんだろうね」

道を進む。

崖(といっても4mぐらい)を昇る。

洞穴を進む。

道を進む…

ひたすら進…

また崖を…

またまた洞a

そして、またm




…とんでもなく気が遠くなる道を進んだ。

だいたい15キロ分ぐらいしか歩いてないのに、進んだかあやふやになるぐらい進んだ。

驚くほど変哲がない。…………がしかし。

「あそこ、何か遺跡みたいなのない?」

タナトスには何か見えたのか?

もう三歩ぐらい進んでみると…………………………………………………



ずっと先に、言われたとおり遺跡があった。

そこに石の手掛かりはあるのか?

…俺にはまだ分からない。

敵ですがウラン=オロシナルって名前です。

今後出るかはさっぱりなので一応。


すり鉢状とかいってますが厳密には真ん中からどんどん高くなっていってる地形です。

お皿みたい、と考えてもらえると嬉しいかな。。



・なんで紙が残ってるの?

→持っていたもの(最初から持ってた武器以外)は消えないっていう謎仕様だからです

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