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情報収集

とりあえず1日呼び込みや会計などを行って得た情報がこれだ。


オッサンの名前はオルガ。奥さんと子供もいるらしい。料理が得意で美味しいと言われることが幸せだそうだ。

まぁそんなことはどうでもいい。結構有力というかためになった情報は次からだ。


この国はヘキサルドと言うらしい。主に人間族が住む国だそうだ。他にも獣人族、魔族、龍人族、吸血鬼、鬼人族と種族があり、それぞれが各々の国にすんでいる。




次は魔法についてだ。魔法の原理としては、大気中にある魔力のもとである魔素を体内で魔力に還元してそれぞれの魔法の燃料の形で使用し、魔法を行使するのだとか。オッサン曰く魔法は誰でも使えるものらしい。



魔法使いの目安として、


神級魔導士

帝級魔導士

戦略級魔導士

戦術級魔導士

対人魔導士

魔法使い


となっている。


この話をオッサンもといオルガさんに聞いたとき俺も魔法を使えるのかッ!!!と心躍らせたが次に話してもらったスキルについての話でおれの心は粉々に砕け散った。



スキルは一人一人が持っており一般的なものから稀にしか持てないものなどがある。大体の人が先天的にひとつのスキルを授かりたまに2、3個もつ人もいるそうだ。そして、スキルを見るには頭の中でステータスと唱えるそう。そうするとスキルだけでなく自分の能力値までみえるらしい。試しにやってみると、


三国 智春


Lv1

HP125

MP230

筋力185

知力329

精神力218


スキル『寵愛』


となっていた。値についてはよくわからないが、このスキルが問題なのだ。


頭の中で『寵愛』ととなえると、


『寵愛』→魔法が使えなくなる変わりに、あらゆるものから愛を受ける。


は???俺、魔法使えないの?せっかく異世界に転移したのに?えぇ~…。萎えるわー。ん、愛をうるようになるってことは…オッサンはただ、キレ気味のように見えて実はツンデレだったのかあああぁぁぁ!!!なんて、アホなこと考えてると


「お前泊まるとこあるのかよ?なんならうちに泊まってくか?」


と。パジャマ着たこんな怪しいヤツを泊めてくれるのか。そういや店も手伝わせるかわりに情報をくれたし、『寵愛』は結構働いてくれてるのか。


ま、お言葉に甘えて今夜は家に泊めてもらおうかな。




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