プロローグ
後書きに大事なことが書いてあります。
―――――この世界は、昔一度滅びかけた。
人類の科学力が発展しすぎたせいである。
この惑星…この星の環境の事を考えず、新技術開発の為に環境を破壊し、
恐ろしいまでの勢いで進む温暖化の対策を何もしなかったからだ。
そして、この星が温暖化に耐えられなくなり、世界各国で異常が発生した。
強力すぎる酸性雨。大規模な地震。地震と同時に地割れ。
住める場所が少なくなった人類は焦りを覚えた。
世界各国のトップが協力し、環境問題の解決、石油等に次ぐ新エネルギーの開発、
そして、今後どうやって生き延びるかを考えた。
しかし、間に合わなかった。
三ヶ月以上も雨が続き、人の住める場所がますます減った。
そして、人類の全てが絶望した。
「この星の最後が来た」と。
しかしその時、一つの救いの手が差し伸べられた。
自らを精霊、と言う七色に光り輝く女神が降臨し、
この星の環境をあるべき姿に戻したのだ。
そして同時に、人類全ての記憶から進みすぎた化学の記憶を消した。
そしてその時、女神はこう言ったという。
『今度は私たちが力を貸します。もう一度この星で生きましょう』…と――――
そして時は数千年が経ち、世界には精霊がいて当たり前の世界になった。
これは、その時代の二人の少年の物語である。
今回始めたこの小説『精霊世界 〜二人の少年〜』は完っっっっっ璧に不定期更新です。
ですから、連載が止まっても不満等は言わないで下さい。お願いします。
空の上!?の方は連載再開しますのでこちらは連載が止まったら不満を言って下さっても構いません。ご期待に沿えるように頑張ります。
それでは、今後ともよろしくお願いします。