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昨日の自分より

夜も深いので明日のことを考えてみました。

明日のぼくと話せるとしたら何て声をかけようか


楽しかったことを、苦しかったことをぼくは未来に吐き出していく

本当はこんなはずじゃなかったのに、どうして君はぼくの思い通りにならない?

明日のぼくは何も答えない。ただ黙って泣きそうな顔を浮かべる、ちょうど今の僕みたいに

ふと頭の後ろから声が聞こえた「どうしてお前は僕を見ない?」ひどくしゃがれた憎しげな声、振り返るまでもない

しょせんぼくは今の「ぼく」だ

「僕」と干渉することはない、いくら声をあげようとも「僕」の声は届かない。

それはとても悲しくそしてほのかに甘い、明日に向けてぼくは無責任に叫び続ける。決して届かないことに甘えながら。


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― 新着の感想 ―
[一言] 初めまして。 自分がもし自分と会話することができたら どうするだろうと見つめ直すきっかけになりました。 感情の表現の仕方が素敵だと思いました。
2016/05/06 16:52 退会済み
管理
[一言] 初めまして。 もし、明日の自分に話しかけられるなら…私だったら何を言うのかな…と思いました。 何が起こるか分からないこそ、楽しかったり悲しかったりするのかもしれないですね…。
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