マゴーネ海戦
カルタゴ海軍が左右二手に分かれて行きます
帆柱の上に設けられた見張り台からの報告が、
カルタゴ海軍の動きを伝えた
指揮艦先頭、一早く敵の動きを知り、こちらの戦術を決めるための海戦のセオリーに、高所見張り台が加わっていた
こちらも、艦隊を2つに分ける
副司令に通達、敵左翼に当たれ
艦隊、回頭180度、後列艦を先頭となせ
縦陣を持って敵と当たる
カルタゴは、包囲を狙うと
重装歩兵と騎馬ではない、
ガレー船同士速度に差はない、すぐに追いつく
包囲いは不可だ、狙いは不明だ
この時点で、ローマ指揮官は最後尾になっていた
目の届かない前方で
追いついたローマ艦が戦闘を開始した
敵艦隊の狙いは突破か、カルタゴの根拠地に入られてしまえば、カルタゴ本国との艦隊によって挟まれてしまうことになる
この艦隊は、つぶしておかねば
最後尾から眺める。いつもと違う光景。
先頭の指令船が襲われれば、進行方向が同じ後続艦は
すぐ助けに入れる、だが、今のこの位置は
襲われれば、先を行く船は回頭して戻ってこなければならない、敵の狙いは
カルタゴ艦隊我々の前を横切ります
前と分断させ、この船を狙う機動だとすれば
カルタゴ船接近
遅い、司令官の声が漏れた
報告いたします、敗戦です、海戦でやられました
司令、副司令、共に戦死、被害は甚大です
生き残った司令級は
1人おります
すぐ連れてきてくれ
なるほど、敵艦隊の機動に釣られ、司令船が最後尾になったところを狙われたそれで、司令官が戦死か
敵司令官は誰だ
わかりません、不明です。
他に気になった事は?
海戦で弓が使われました、敵は弓を横にして使っておりました
横にしたから安定するわけでもないだろう、
何かあるか、兵士たちから重点的に聞き取りしてくれ
敵が使った弓についてだ
ローマとカルタゴの戦いは続く
一度の戦いで決着がつかなければ、互いの戦術はすぐ採用される、
カンネーのハンニバルの戦術はすぐローマ軍でも採用された
海戦においても互いに矢が飛び交うようになる




