7/22
マゴーネの問い
戦闘はカルタゴ海軍の勝利で終わった
腑に落ちない
なぜ勝てたのか、手ごたえが伝わってこない
理屈はわかる
わが艦隊の動きに釣られ、敵指揮官船は孤立した
そこを狙われ接舷された
指揮系統が混乱、敵艦隊の動きが乱れた
特に分離した副指令の船まで襲った判断は見事だった
見敵必戦か、どういう意味だろう?
いくらでも補充が効くから、とにかく損害を与えろか
自分は戦場に向いていない
投入した兵器や戦術がどう発揮されたのかも
わからない
ただ、わかるのは戦いは続く
地中海という戦場が広すぎる
そして、全てを制圧するには、兵力が足りない
拠点を抑え、徐々に前進していくという
ことすらできない
造船能力が続く限り、艦隊は海に出る
そして、消耗する
相手を叩き切るだけの戦力が整わない
造船能力を奪うこともできない
互いに戦い、輸送するが
戦いを終わらせることができない
国家が力尽きるまで、戦闘は続くのか
それ以外の終わりがあるのか?
ハンニバルの考えを聞きたかった




