育ってきた環境が違うので
前線で活躍する将軍は、しばしば本国から
疎まれ、疑われ、支援を受けられなくなる
自身の能力に自信を持ち、本国に不満がある将軍は
軍事力で、本国を制圧し、改造した本国の力を持って
己の考える戦争を遂行する
カエサル、スッラ、は、ローマに対し
軍事力を使ってクーデターを起こした
本国を掌握し、自分が必要だと考える
戦争を継続した。
後のナポレオンもクーデターで本国を掌握し
己の考える戦争を継続した
ハンニバルにも同じことができたはず
ただ、彼はカルタゴ育ちではなかった
幼くして、カルタゴノヴァで育った
本国の空気を吸わなかった
ハンニバルは軍人だった
己個人を頼みすぎ、味方が見えていなかった
ハンニバルに勝ち目があるとすれば
政治を行うこと
カンネーの戦いの後、本国に戻ること
そして、カルタゴの総力を挙げて
ローマとの戦争を遂行する
彼は、味方が変わったことに気づかなかった
己の偉業を軽視してしまった
ローマを破るとは、それほどのこと
本国の空気すら一変さしていた
彼はカルタゴを目指すべきだった
カルタゴの総力を挙げて、ローマと戦争を継続する
カンネーの勝利はそのために使われねばならなかった
カンネーの戦い
ローマ軍に完勝したハンニバルは勝利を携え
カルタゴへ帰還した
ローマ打倒を叫ぶ市民の歓呼の声を受けて
ハンニバルはカルタゴを掌握した
船が作られ、海軍が再建される
ローマ海軍の打倒、地中海の再領有
カルタゴの栄光を取り戻す、戦争
国家の力を全て戦争へ、向ける総力戦が始められる




