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海の夜のマゴーネ
船は進む
もともと交易に使っていた航路に不安は無い
マゴーネは1人甲板にいた
小さい、今まで出会った人間は全て小さい
この時代で、まだ私は人間と出会っていない
あまりにも身近にいた偉大な人物を思い出した
どうすれば、彼の役にもっと立てたか
それは彼とは違う見方をすることだった
彼と対立するべきだった見本もいた
例えば、ハノン、彼は、ハンニバルを否定してみせた
そして、自らの見解を述べ、ハンニバルに現状を伝えた。彼こそ、ハンニバルの役に立った。
そしてスキピオ、彼もまたハンニバルを見ていた。
そして、ハンニバルを負かそうと考えていた。
こうした態度を持った人間こそ、ハンニバルの役に立った私のように、ただ従うのではなく
ハンニバルに逆らった、部下もいたローマを攻めようと皆懐かしい
彼らは皆、ハンニバルをどう見ていたのか
批判的なハノン、そしてハンニバルに勝つことを考えていた。スキピオ、彼は
ハンニバルを超えるか、なんと大胆な考え
口に出してみると、笑えてくる
ハンニバルを超える、ハンニバルの役に立ち生きていくためには、そうした態度が必要だ
ただ、従うだけのものは、役に立たない
この世界で、自分はまだ人と会っていない
誰もが皆、小さい、出会うことがあるのだろうか
昔を思い出しマゴーネは、1人泣いた




