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マゴーネの戦略

 ハンニバルに勝ち筋があったか

昭和の世界で検討してみた


カンネーの戦いは絶対に必要だ

この勝利が、無敗ローマに恐れていた諸国を

反ローマに立たせた


カルタゴ本国も同じく、空気は一変していた

部下の言った通り、ハンニバルは己の勝利を

生かしきれなかった


援軍の来ない海を見つめるハンニバルを覚えてる

援軍を連れてくることに失敗した。弟を

どう見えていたのか

己の失敗と悔やんでいたか


カンネーの勝利を掴み、カルタゴ、本国を掌握

カルタゴとローマの国家総力戦にする


ここまでもよし、他にない


では、次に、この時点で海軍が決戦を挑んでいたら

無理筋だ、ガレー船は拠点を離れて動けない

人力のため、頻繁な補給が必要だ


それに、ローマ海軍の船は膨大だ

海運国家になったローマにはそれだけの船がある

その船を徴用すれば、巨大な海軍ができる


これが海洋国家の強み

船を使った交易で富をなし、その富で

さらに、船を増やす


いざとなれば、その船は軍船になる

市民を徴兵し、兵士にするように、数を増やせる


一方、カルタゴは交易路を奪われ、交易船を減らしている、ローマとの差は開く一方だった


無理に決戦を挑めば、船を失う、敗北は

取り返しがつかなくなる


いつなら攻勢に出れるか?


ハンニバルが港を手に入れた時

港がなければ補給ができない


ローマもそれはわかっていた

ハンニバルが、イタリアの南に港をえるのに

7年かかっている


ハンニバルの勢力が最大になった時だった


この時しかない


できれば、イタリアを離れて欲しい

シチリアで決戦するならば、勝ち目はある


一応の勝ち筋はできた


昭和の兵器を持ち込めればな

大砲や蒸気機関でも無理だろう

作るのに、どれだけ時間がかかるのか


戦争において、最善は間に合わず

次善も間に合わず、間に合うのは3番手になる

実際に戦争を戦った大臣が言い残してる


馬の鞍に足置きをつけるはできる。

実際乗って確かめてみたいものだ


だが、これは簡単に真似られる

ハンニバルの主力が騎兵なら

ローマ騎兵が簡単に増えるようでは

かえって足を引っ張る


鉛、水銀を使って金銀をより多く取り出す

これは良い、秘密を守れる

相手に知られないから、使われない


その金でギリシャで水夫を募集しても良い

ローマの船は、減らせなくても

船乗りなら減らせるかもしれん


もし、あの時代に戻るなら

やってみて、損はない


一息つくマゴーネの耳に、ついていた

テレビのヒロインのセリフが届いた


過去に戻っても、歴史を変えることなどできないのよ


な、に




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