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【プロットタイプ】真と美

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

瑠衣たんの初期設定。

まだまだ生きてますよ〜!!


瑠衣は美しいものが何よりも好きなんですよ。

人間賛歌も美しいと思っているから好き。

生きてもがく様を美しいと思ってるから。


だから完成された人の肉体が好き。男体でも女体でも可。これはこれで彫刻として楽しんでそう。

思考回路が論理的。物事に無駄を挟むのが嫌い。そんな瑠衣であるが、別に美しいものを嫌っている訳では無い。


二人で暮らす様になっても、瑠衣は様々な人形と共に居た。幸江一号、(まこと)二号、色香四号、等々、名前に番号を振られた人形達が、千房家の人形達だった。

人形達は様々な形態のものがいた。マネキンやトルソー、ラブドールから人体模型に至るまで、種別を問わずに存在する。

それを時折実家から持ち寄って、彼ら彼女らの体付きをじっと眺めるのが、彼のもう一つの趣味であった。

其れに対して奇妙やら気色の悪さを感じたことは無い。元より瑠衣は人の成りした人外と形容して差し支え無いほど、思考が常人と乖離してる。今さら驚くことは無いのである。

「瑠衣たんは執筆に出会わなかったら人形師にでもなっていたのかなぁ?」

瑠衣は実家から持ち寄ったラブドール、色香四号を裸に剥き、その生態をじっと観察していた。その目に色欲が宿ることは無く、ただ実験動物を見るような冷ややかさがあった。

人の手で作られた肉体は、人を凌駕する程に完成されている。透き通る生白い素肌は艶があり、乳房には張りがあった。何処を見てもシミやたるみは存在しない。

「それはそれで悪くない。誰かの気持ちに残す事が、俺にとっての目的だ」

機械的な物言いだった。淡々と抑揚のない声は、彼がこの人形に向ける視線と変わりない。

「ただ何でも残れば良いという訳では無い。真実に即している事、そして構成する要素が美しくあること」

瑠衣は事実や真実から目を逸らす事を好まない。例えファンタジーを手掛けても、人の生々しさ、リアリティ、整合性からは目を背けない。

ならばどう足掻いても、上記の言葉は矛盾していると思われそうだが、その実、そうでは無い。文字の羅列、構成要素、雑音を徹底的に排した物を求めているのだ。この人形を元にするならば、より適した素材を使い、変な小細工をしないと言うことだ。

「瑠衣たんは美しいものが好きだからね〜」

美しいものが好きなのだ。人間賛歌を愛するのもその一つで、美しいと感じているから、目にかけている。

瑠衣たんの母は小説家。父は芸術家。

父が母の挿絵を書くこともあります。

そして両親の作品の素材とか材料に当たるのが子の人形達。

瑠衣たんは鏡花をゲットしましたが、両親にはそんな実験動物居なかったので。


麗衣ちゃんは人体模型の真二号にお世話になってると思います。目指せ!! 救命救急師!!


だから元はと言えば両親のもの。家族のもの。

学校に持ち寄った時にも両親の了承を経て、持って行ってます。

結婚以降は、たまに実家に戻って、交代で持ち寄ってると思います。

婿入りとしてプレゼントして貰っても居そう。


瑠衣は美しいものが好きなんです。

人間賛歌も形振り構わず頑張るその様が、人間にしか出来ない『美しいもの』と捉えているから好きなんです。

『年老いても人は美しい。生きて足掻き続ける事自体、美しい。尊厳を守っている』と思ってそう。

だから人の成りした人外と作者に思われてます。

本人は真っ向から『俺は人間だが?』と返します。


だから人の手で作られた、または実際に居る完成された肉体、男性女性問わず好き。

下心なく、手を出したいとか、襲いたいとか、そんなの一切なく、花でも観察する様に眺めます。

美術館行って、彫刻眺める感じ。


『この色香四号は元いた女性を元に作られている。

乳房が下手に崩れてない。垂れてもない。張りがある。素肌も普通、体温の変化によって斑に染まるもんだが、それさえない。何をしたらそうなるのか。其れは貴方の努力から来るものなのか』


そんな事を見詰めながらぼーっと考えてます。


ただ瑠衣は人間が好きなので、現実が気に入らないからと言って、変に夢を見せるような書き方はしないよ。ということ。

無闇矢鱈に胸を大きくしたり、スタイルを良くしたりしないと言うこと。

その代わり、構成要素、小説で言う文字選びや羅列、構成はかなり拘って『美しい』ものを選りすぐっているよ。ということ。


ちなみに、人形の名前は、幸江と真以外、適当なので、また変わります。

そう!! 聞いて!! この『まこと』っていう名前、理科室だか石像だかの名前から取ったんです!!

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