ツインレイなんてものがいるかもなんて、もう、思わない
ツインレイという言葉を知ったのは、12年位前だったか。
当時、好きだった人がいて、その人の事をツインレイかもと……思ったかどうかあまり覚えていないけど、多分ツインレイと思ったのだと思う。
その人とは、2〜3回デートしてそのままになって、その後、今後一切ツインレイなんてものがあるかもなんて思わないぞと、強く決心したのを覚えているから。
なぜ、そこまで強く決心したのかは忘れてしまったけど、なんというか、ソウルメイトだとかツインレイだとかそういう言葉を使う人たちの中に、自分達は選ばれた人間なんだというような特別感を持っている人達がいるような気がして、ちょっと苦手な感じがしたのかもしれない。
私にとっては、スピリチュアルな能力というのは、みんなが持っている当たり前の物という感じがするから。
例えば、朝、母親が子供に
「行ってらっしゃい。気をつけてね。」
と声をかけ、無事に帰ってくる事や1日楽しく過ごせる事を願うような、当たり前の思いが、子供を守る力にもなるのではないのかと思っているから。
だから、地に足がつかない感じのする言葉を好んでは使いたくなかったのかもしれない。
もちろん、その言葉を使う人達が全員、地に足がついてないという事ではなく、当時の私の中の何かに引っかかってきたのが、そういう感じで使われていたソウルメイトとかツインレイとかいう言葉だったという事なのだけど。
……大体、自分は、地に足がついてない人間のようなので、ちゃんとしなきゃって思いが強かったので。多分、ツインレイかも、とまで思った人とあっさり終わってしまって、余計、もう何かそういったスピリチュアルなものに振り回されたくないと思ったのかもしれない。