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異世界?でバズっていいですか!  作者: ツユクサ
出会い
5/37

5…目覚め

「ユーキさん!ユーキさん!

ちょっといいですか?」


あぁ、いいよ。

と返事をする。


先週、

「ファイヤーモンキー温泉」の

目玉中の目玉!

と絶対なる!


バズること間違いなし!の

自信作。

「サウナ」のデザインを完成させた。


自然あふれるこの街の

奥の森を存分に活かせる

自信作!


なんせ、転生何回目?


なモノで、今までバズった?

(やっぱり自然と出てくる…バズった?って何なんだっけ?)


流行間違いなしの、


見て・食べて・体験しての知識が豊富にあるので、

思い出せれば、

デザインに困ることは、

ほぼない。


しかし…困ることもあり、

何となく流し見

(流し見??…まあいいか)

してたせいか、


名前は思い出せず、

ネーミングセンスは

ほぼゼロなのが

今の唯一の、残念ポイントになっている。


今日は一先ず、「サウナ」のデザインが完成したので、


要となる、

ファイヤーモンキーを、

助手の、ハナラさんと一緒に捕獲に来ている。


ファイヤーモンキーは、

街の民は存在を身近に感じてはいるが、

気性が荒い、凶暴な一面?も持ち合わせる。


主従契約によっては、

人を好み、

一生の相棒ともなり得る、

魔獣である。

はずなのだ。(はずなのだ?…だよな?)


と心の声は分かっている。

イメージは…

そうそう、

この前の動画でバズってた

(バズってた?)


あれ?

転生した…時にそんなのあったか?


猿まわしの、あの、おサルさん!


ぺこり


が上手くできれば、

大成功!!なのだ。


そのことを閃いたのが、

ほんの数日前なのだから、


やっぱり、転生者は強いな!

そして、何と、運命的な気づき!

ナイスアイデア!


バズること間違いなし!

(あぁ。バズるって、そういうことか。)

と確信みたいなものが湧き出て


内心、浮かれている。



ハナラさんは、主従魔法を使う、契約技術は、

元勇者のこの私、

ユーキにも、引けを劣らない。


「あのー、ユーキさん?

この、赤い縁の音の鳴る楽器みたいなものなんですが、

本当に、

ファイヤーモンキーとの

主従契約に必要なんですか?」



そうだよー!


なんせ、これが、猿まわしには

とっても重要なんですから!

と叫びたくなる程の心の声は、隠しておく。


「多分ね。」


「そして、この光っているものは何なんですか?何かの玉のようですが…」


と、元勇者のユーキにも、

今までの転生では無かったはず?の、


でも、

これはなぜか名前の分かる


「スマホ」


を、首からぶら下げて来た。


必ず持ってなくてはならないような…

お守りみたいな感覚がして、


一先ず持ってはきてみたが、

「ハナラさん…。実は、よく分からないんだ。」


と返答した。


初めての連載中です。

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