2…眠りから目覚め
部屋の模様替えをして、
そのデスクは部屋の中央に置くことにした。
パソコンもセッティングして、
明日からの仕事に
ちょっぴり期待する。
SNSをチェックして、
今日アップするのは、もちろん
このデスク。
ふふ。
いいね!が、ドンドン伸びていく。
そして、この前行った「秘境」と言われる
温泉の動画の編集を始める。
この道…。
先に進んで大丈夫?
そろそろ、
そうそう、
出たー! サル!
サムネイル、追加!っと。
そして、
いいんだよね〜この宿の外観!
作業を進めていく。
そして、ウトウトと眠気がさしてきた。
一休みするかな。
………
「おい!おい!
昼寝中か?起きろよ!
いつまで寝てんだ。」
って、
えー?えー?えー?
ここどこ?って、
あれ?今のは夢?
と思っていた瞬間、他人のものとは思えない、確かな記憶が流れこんでくる。
俺は、いわゆる転生者。
この世界に呼ばれて、一度は、
民の天敵、ドラゴンを倒し、
勇者となり、
今は貰った褒章と、自分に備わった、
「モノを小さく軽くする魔法」
を使って、建設事務所を始めたのであった。
そして今は、町長から依頼された
「街に人を呼ぶ何か」
を考えている最中だったのだ!
そうだ!
この前、行った、温泉を造ろう!
って…あれ?
「オ・ン・セ・ン」って、
何なんだー!?
アイデアが湧き出てくる!
これは、バズること間違い無いぞー!
って、「バズる」って、
何なんだよー??
初めての作品です。
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