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異世界?でバズっていいですか!  作者: ツユクサ
出会い
17/37

17手が動く

家に戻り、


面倒になる前に、ミシンをデスクに出す。


カタカタカタカタ…。

縫い始めると、

あっという間に、

一つ目のカワイイねらいの

袋ができた。


うん。上出来!!


そこから、ビーズをアクセントに

更に縫い付けていく。


不思議だ。

縫い始めると、自然と手が動いている気がする。



2つ目の巾着には

ワッペンを縫い付ける。

子どもの頃から好きなキャラクター。


これはシンプルに…

分かりやすく。


と今度は

チクチクして


できたー!!

と顔がニヤつく。


そのまま、サブスクの音楽をかけ、

今日は、ココアの気分。

と、カップに用意した。


♪ふふふん。ふふふ ふふ〜♪


よし。

直ぐに動画のアップ作業をしよう。


……………


作ってみた動画は、

思ったより反応が良く、


いいね

が付いていった。


プチバズり?じゃない?


と自分の中では

ちょっぴり期待が膨らむ。


アンティークショップの店長さんの

言葉も思い出す。

「いいこと」すでにあっちゃった!!


安心感からか、

ゲームの最速クリア動画を、

「おおー。」「あ!凄い!」

と、独り言で盛り上がりながら見ていく。

やり遂げた感がさらに自分の中で増していく。


よし。私もやってみよう!


と、ゲーム熱が

メラメラしてきたので、


どうせなら…と、レトロゲームを

久しぶりにプレイすることにした。



その頃、デスクの盤面の裏には、

読めることがない、不思議な文字


シュザンヌ・ユーリ


が、再び、浮かび上がってきていたことを

知りもしなかったのである。







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