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異世界?でバズっていいですか!  作者: ツユクサ
出会い
14/37

14コーヒーの横で

コーヒーを淹れて、デスクの角に置き、

そのまま、

カタカタカタカタ…。とミシンを動かす。


やっばりできる。


私って、凄い??凄くない?


と、1人で盛り上がる。

ハギレを使って、まずは巾着とエコバック

を縫ってみた。


これ、フォロワーさん見てくれるかな?

と思いつつ、

針が思うように進むのが楽しくて、


後での編集のことも考えず

(は、少し言い過ぎ…。

まぁ、カメラの位置を

縫うのに邪魔にはならないようには置いたから、

優先度がいつもとは違うから…。)


と、うんうん頷きながら、

さらに縫い進めた。


この感覚、私分かる。


こどもの頃にやって、

こんなに身についてるんだ。


動画って、最強だなー。


なんて思う。

(私はこんなの、目を閉じてたってできるわよ。)

と言う、心の声は届いていない…。



………


「よし。できた!」


と大満足。


気づけばコーヒーが冷めてしまった。


あーあ。と思いつつ、

急いで口に運び、

ミシンを片付け、


スマホに手を伸ばした。


…………

いつものサブスクの音楽も流す。


♪ルー ルルル …♪

と鼻歌が混ざる。


「あれ?この前の、

温泉での画像…。

こんなに近くでお猿の画像

撮ってたんだ。

この画像入れれば良かったなー。

それにしてもいつのまに…。まぁ、いいか。」


と、たまたま見つけた??その画像に、

何も違和感をもたなかった。

実は、猿の毛並みもこの世界の猿とは異なるし、

よくよく見ると、少し写り込んでいる

森の様子もちがったのだけれど、


気づいていない…。


……


出来上がった袋をみつめ、

明日は飾りもつけてみよう。


そしたら、少しは

バズり動画に近づけるかも


と思いつつ、


コーヒーを入れていたカップを手に、

キッチンに向かった。

そのまま、洗うつもりが


水に触れた瞬間、嫌になった。

うーん。

今日は寒い…。


明日でいいや。


お風呂に入って

寝るとしよう♪


とスマホを取りに戻り、お風呂に向かう。


初めての連載中です。

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