３ポンッ 大魔王城
まずは、魔王たちを、大魔王の城に集めさせるか！………
闇魔法発動！ってそうか、、
全能の杖があるから…
「転移魔法！」
「個人転移！」
ヒュンッッ
ここが大魔王の城か………
生で見ると、とても広いな………
『何者だ！！！』
そうか…
ここにも門兵がいるんだった……
大魔王の冠を使って、、、
「おい！お前ら！」
「俺がお前らの主人、大魔王ミサゲルだ！わかったな！！！！」
フワンフワンフワンフワン
『な、なんだ…コレ、、、は…』
彼らは生気を失い、まるで操り人形かのように
『ミサゲルサマが大魔王です。』
と言った。
やばい、普通に楽しすぎる、、、こんなに簡単に服従させることができるなんて、、
でも、
今はそんなことより、大事なことがある。
「転移魔法 集団転移！」
ヒュンッッ！
『なんで、大魔王城に俺たちがいるんだ！？』
「皆様！どうも！！」
「新大魔王の、ミサゲルです！！」
「これから、どうぞよろしくお願いします！」
『はあ！？』
『なんでお前が新大魔王なんだよ！？』
『そうだぞ！！』
『そうじゃ！！！』
そう言ったのはおそらく、俺と同じだった魔王たちだ。
「いや〜〜」
フワンフワンフワンフワン
『誰もお前を大魔王とは認めないか…ら……』
バタッ
誰も認めてくれないか………
『ポテチーノ！！』
『ミサゲルお前！！』
『ポテチーノをよくも！！』
『おまえら！！』
『まずは勇者の前にこの、クソ野郎を始末するぞ！！』
「衛兵！そして、ポテチーノ！コイツラを始末しろ！」
『わかりました。大魔王ミサゲルさま、、』
『ザッザッザッ』
『ポテチーノ！無事だったか！』
『怪我してないか！？』
『俺たちが奴を倒す！』
『どうした！？』
『ポテチ………ノ……』
キンッッ
“なぜ攻撃するんだ！？”
“マネースキーダン！！！”
キンッッ
“おいっ！”
“どうしたんだ！？”
“敵はあそこに座っているやつだぞ！！”
キンッッ
フワンフワンフワンフワン
やっぱり、
自分で戦うより、他の操った魔物にやってもらうのは最高だ！！！！
キンッッ
『クソッッッ』
よし！
これで操る奴らが一人追加できる！！
ここまでか、、、
どうしたんだ！？
早くやらないと、、
パチッ
ま、まさか、目が覚めたのか？
俺は何をしていたんだ？
どういうことなんだ？
なぜ、催眠が解けているんだ？
不具合かもしない
だがもし、他の奴らも催眠が解けたら！
数の力で殺されてしまう！
パチッ
『あれ？』
『俺何していたんだっけ？』
パチッ
パチッ
おいおい！嘘だろ？
逃げないと！！
逃げようとしたが、
ドンッ
目の前にはイカツイ魔物
横には、エルフ
後ろには魔王
上には、アサシンたち………
下に あからさまなトラップ板
調子に乗りすぎた……
『大魔王様の冠を、持っているってことは、お前大魔王様を殺したんだな……』
『許さねえぇぇぇぇぞ！！！』
あとは引けない、こうなったら、全能の杖を使わないと、、、
俺は手を魔物達にバレないように伸ばそうとしたが
あれ？ない？
スカッ
スカッ
椅子の横にあるはずなんだけど、、、
『お前、なにか探しているようだが、』
『それはこれか？』
「なぜお前がもっているんだ！！」
『お前もな!!！！』
グハっっ
ブーメランだ………
俺は、精神的ダメージをおってしまい、、
戦える状態ではなくなったしまった。
世界征服してみたかったな、、、
死ぬの怖いな………
じゃあな！
『クソ魔王ミサゲル！！』
ヒュンッッ
そう言い、目の前は真っ白になった
続く
