Ⅲ 寂
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昔々、ある所に一人の少女が居ました。
その少女の母親は、夫を貶し、そして有りもしない家庭内暴力で夫を訴え出ていきました。
そしてその少女は父親と二人で暮らすことになりました。
けれど少女は幸せでした。
そしてある時、母親がとある森で見つかったという情報を父親は聞きつけました。
父親は探偵でした。父親は少女に「お母さんを捕まえて来る」と言い飛び出して行きました。
生活は不自由ではありませんでした。
父親がお金を置いて行ってくれたからです。
しかし少女は幸せではありませんでした。
少女は父親に会いたかったからです。
しかし少女は高校に入り、優しい先輩と親しくなりました。
少女は寂しくなくなりました。
その後彼女は成人し、先輩も結婚しました。
しかし彼女は時々先輩の家に遊びに行きました。
ある日、彼女はいつもどうり先輩の家で話をしていました。
するとチャイムがなり、先輩が玄関の扉を開けました。
その直後
悲鳴が聞こえました。
そして彼女が玄関へ向かうと、刀を持った強盗が先輩を脅していました。
その時先輩の夫は仕事でいなく彼女達だけでした。
彼女は先輩を後ろに下げ、強盗と会話をしました。
しかし、お金を取りに行こうと振り返った瞬間
背後から悲鳴と紅い液体が飛んできました。
そして強盗は姿をくらませ、紅くなった床に転がる先輩に彼女は泣き崩れました。
すると先輩は彼女にこう言いました。
「私が殺されたことは、、言わないで。あなたを庇って殺された事も、貴方は買い物で居なかった。私が不注意で鍵を、、閉めてなかったせいだって、、」
「息子には、、家を出ていったって話して、、、って言っておいて。でも15歳、、を過ぎた頃には真実を、、どうか教えてあげて、、」
そして先輩は息絶えた。
彼女は絶望した。犯人に復讐しようと決めた。
そして彼女は父親の面影を追い探偵になった。
そして数々の依頼をこなして行き、口調や捜査方針等も変わり、そして探偵になって五年後、父親があるダムの中で水死体で見つかったと報道された。彼女は絶望した。縋るものがなくなり、死のうと思った。しかし、やがて先輩との約束を守る為に生きることにした。
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終
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