表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
逃走メモ  作者: 巫
第1部 逃走開始
1/41

1枚目 始まりはひとつの鍵

ある日、俺は犯罪者になった。


父「タバコ持ってこい!」


俺「はい、、、」


父に奴隷のように働かされる毎日。


コトッ


父「これじゃねえんだよ!ガキ!緑の方だ!」


ゴッ


俺「うっ、はい、、、」


いつも暴力を振られる日々


コトッ


父「そうそう、こっちだこっち」


カチッ


そんな生活に耐えられなくなった、、、


俺『もう、、こんな生活嫌だ、、、うう、、、』


チャリンッ


俺「、、、ん?」


俺『これは、、親父が大切にしている倉庫の鍵だ、、、!』


俺『これなら、、!』


俺は早速倉庫へ向かった。


~2分後~


俺「やっと倉庫に着いた、、ここなら何かあるかも」


ガチャ


俺『開いた、、、!』


ガラガラガラ


俺「埃が凄いな、、、」


俺「茶碗、青い石、巻物、、、ん?」


俺「これは、、、日本刀!?」


倉庫に眠っていた小型の日本刀を手に取る。


比較的軽く、15歳の俺でも軽々と持てる重さ。


俺「結構軽いな、、刀だし名前とかあるのかな、、」


ガサゴソ


俺「、、、碧、一、文、字、、って名前なのか、、」


俺「ん?、これを親父が大切にしてるなら、これで親父を脅せるのでは、、!?」


思い付いた突破口。


俺「よし、、試してみるか、、、、」


~5分後~


俺「親父、、、」


父「あ?お前何様だ、もう1回殴っt、、、」


俺「これ、、何かわかりますか?」


ガサッ


父「それは、、、碧一文字!!!」


俺「折っちゃって良いの、、?」


父「やめろ!それに触るなぁ!」


ガバッ


父が俺に向かって飛び掛る。


俺「ちょ、そんなに暴れるな!」


父が必死に刀を奪おうとする。


父「それを離せぇぇぇ!」


そして


俺「あっ」


手元を狂わせ、父の背中に突き刺さる。


グサッ


深く、、身体を貫通するほど深く、、突き刺さる。


日本刀が刺さった背中からは紅い液体が溢れ出る。


父「うっ、、、、」


ドサッ


俺「あっ、あああ、、、あああああ、、、、、」


俺「やばい、、、どうしよう、、、」


紅色に染まったリビングで立ちすくむ。


俺「逃げよう、、カバンに詰め込めるだけ詰めて、、、!」


そしてひとつの物語が動き出す。


逃走メモ 1枚目 終

お読みいただき

ありがとうございます。

初心者が書いたものですが

次回も是非読んでみてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ