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16 なぜ大学に行くの? 立教学院高等部の校長の言葉を添えて(2011年3月の校長)

以前から近所には、英語教育や塾などが多くある


知らないうちに、あるビルの中の一室が「プレ・スクール」になっていた


学校に行く前の幼児教育は、お受験からリトミック体操のようなものまで色々あるかと思う


音楽に合わせて動いたり踊ったりするリトミックは幼児が体を使うことで脳への刺激があるらしい

つまり、脳の働きをよくすることで勉強能力をあげるということのようだ


2020年から大学受験のためのセンター試験がなくなるか内容が変更される

暗記や知識を詰め込んでいく教育から「考える人」になるためにという方針のよう


今の小さな子供たちが、大学を目指すのかどうか別として

その頃には受験にも問題形式にも、違う変化が表れてるのではないかと思う


   *** ***


ただ、「なんのために大学に行くのか?」


専門的なことを学ぶためか

なんとなく、か

有名大学に行って大手企業に入るためか

モラトリアムなのか



2011年の震災のために、多くの学校では卒業式を行わなかった

そのためにプリントやネットから卒業生あてに高校の校長がニュースやネット発信していた人がいた

マスコミに公に出た方なので名前を出した方が良いのでしょう

当時、立教新座高校の校長だった方で「渡辺憲司氏」だった

あの時、SNSやマスコミで話題になった話で卒業生にあてた言葉だったが親や、そのほかにも読んだ多くの人が心をうたれたようだった


「なぜ大学に行くのか?」

についても触れられていた


   ・・・ ・・・ ・・・


”「海を見る自由」を得るためではないかと思う"とお書きになっていた

(当時の校長、渡辺氏の言葉引用ーーランダムに、一部のみを)


大学に行くことは、他の道を行くことと、いかなる相違があるのか。大学での青春とはいかなることなのか。

誤解を恐れずに、あえて、象徴的に云おう。

大学に行くことは、「海を見る自由」を得るためなのではないか。

「立ち止まる自由」を得るためではないかと。現実を直視する自由だと言い換えてもいいい。


池袋行きの電車に乗ったとして頭の中に波の音が聞えた時、君たちは途中下車して海に行けるのだ。


時に孤独を直視せよ。海原の前に一人立て。

自分の夢がなんであるか。海に向かって問え。

青春とは孤独を直視することなのだ。直視の自由を得ることなのだ。

大学に行くという豊潤さを、自由の時に変えるのだ。


以下略


(2011年3月24日 立教大学新座中学・高等学校 校長 渡辺憲司氏

『卒業式を中止した立教新座高校 3年生諸君へ』)


  ・・・ ・・・ ・・・


あの時、某SNSでのコミュニティを通してのママ友達から聞いた

立教のホームページを検索して私も考えさせられたことを覚えてる



支払いをして行く幼児教育の塾、公的な児童館が悪いわけではない


ママ友を作るために児童館も利用したが利用者はそれなりにいた、悪いわけではない


だが公的な児童館、そこには「指導員」がいて親にも子供にも介入していた

少し疑問を持ってしまった


遊び方にも子供にレールを敷いていくことに

子供が玩具の取り合いをした時にどうするか見守る(親にとっても忍耐や価値観を養えるから)


せっかく公園があるのだから、怪我をしてもいいから走り回り

ブランコや滑り台、砂場で自由にさせればいいのじゃないか?

暖房も冷房もある完備されて、人と人を繋ぐ指導員がいる児童館

雨の日は便利だから、そこを利用しながら・・・ほとんど人がいない公園で遊んだ


何が良い、何が自分のためか、何が子供のためなのか

それは人によって違うし、経済的なことをも含むこと

親の子育てや塾に行く行かないは、家庭によって色々な価値観があっていいのだろう

子供というものは結局、良かれと思ってしたことにも「親の干渉」と感じることはあるようだ、何をしたとしても

私が子供時代もそうだった


もしも大学に行くことが出来たなら

目的がなかったとしてもモラトリアムであったとしても

「何をしたいのか」と自分を見つめても遅くはないから


それに・・・大学や学校に行かなくとも勉強は出来るし、人と違っていても比較しなくていい


人と違うことに勇気を持つことも生きていくうえで大切なこと

当時の渡辺氏の言葉は、公にされていたものですので著作権に触れないと思います。

「引用」をつけさせて頂きました。

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