15 マリー・アントワネットの宝石
フランスの最後の王妃、マリー・アントワネットの宝石が
真珠が落札されたとニュースでやっていた
映画で「マリー・アントワネットの首飾り」というものがある
事実に基づいた話を映画化したもののよう
ブルボン家(王家)に縁のあるヴァロア家は、反王制を疑われてなくされてしまった
生き残った娘のジャンヌが主人公の映画
名誉回復と家の再建のために王妃に会おうとするが会えず
宝石商や神父(枢機卿)を巻き込んで宝石を手に入れる企てをする
それは、幼いころまで住んでいた家を買い戻すための資金というのが1番の目的
王妃は陥れたことにもなる
この宝石事件は王制がなくなる1つのきっかけになったと言われてる
ジャンヌは裁判で有罪になったが何年かしてイギリスに渡り、その事件について書き残した
落札されたのは、その時の宝石ではないけれど
写真でみる真珠はまるで涙のような形をしている
ギロチンで天に上った王と王妃
もしもマリー・アントワネットが思慮深く
彼女の母のような国民のことを考える人であったなら
ジャンヌもその事件をおこさずにすんでいたかもしれない
王妃も天に行くことはなかったかもしれない
その映画(DVD)を観たからか
涙の形をした真珠は、王妃だけでなく
ジャンヌや王妃の母マリア・テレジアの涙にも思えた




