プロローグ
初めて真面目に書いた気がします。
気づいたら牢屋の中にいました
……ほわい?
「どうしてこうなった⁉︎俺立ってただけだよね?確かに不信な格好してたけど立ってただけだよね⁉︎」
「煩いぞ変質者が‼︎こっちだってお前みたいなやつの監視なんてしたかないんだよ‼︎さっさと死ね」
「酷くね?」
兵士?のような人が言った。
確かに俺の格好はおかしい。だが理由を説明すれば理解はしてもらえると思うのだ。
「なあ、俺の話を聞いてくれよ〜なんでもするからさ〜」
「そっか、じゃあ死ね」
「慈悲なし⁉︎」
「当たり前だろ!だってお前……」
男は続ける
「…全裸だろうが‼︎」
二時間前に遡る……
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俺の名前は田中 昴、普通の高校生だ…いや、嘘です、がっつりオタクです。デュフ
オタクだからといって、似た目が太っているわけでもなくニキビがあるわけでもない。中肉中背でどちらかというとイケメンな方だと自分は思っている。
今現在、高校で体育の授業を受けている。内容は水泳だが、訳あって俺は見学している。
訳といっても大したものではなく、ただ水着を忘れただけだ。しかし、バレると成績にひびくので体調不良ということにしている。
先生がやってきた。
一通り生徒への授業は終わったらしく自由時間になっている。
「おい田中、お前どうせ今回も水着忘れたんだろ…」
「なぜばれた⁉︎」
「一週間連続で「俺がプールに入ると右手の能力でクラスメイトが灰と化すので休みます」なんて言い訳が通用すると思ったのか?」
「デスヨネー」
というかよく4日間この言い訳で休めたよなぁ〜
「……あれ?でもお前5日連続で水着を忘れるのもおかしいよな?…………もしかして泳げn」
「そ、そんなわけないじゃないですかなに言っちゃってんですか俺だって水着さえ忘れなければめっちゃ泳いでやりますよやってやりますよ。イヤースイエイヤリタカッタナー、ザンネンダナー」
俺は決して泳げないのではない。断じて違う、そう、断じて、チガウ。
「そうか、それならよかった」
「え?」
「今日はお前のために先生が予備の水着を持ってきてやった。」
「え、先生、知ってます?俺、男ですよ?」
ちなみに先生は口は悪いが女性だ。現在28歳、独身だ……顔はいいだろうに…性格がなあ…
「わざわざお前のために買ってきてやったんだよ。感謝しろ(ドヤッ)」
「うぜえ……そんなんだから結婚できない」
「なんか逝ったか?」
「いえ、なんでもありません‼︎……あれ、今ちょっとニュアンスがおかしくありませんでした?」
「気のせいだ…それより着るのか、殴られてから着せられるのか、選べ」
「あれ?実質一択⁉︎」
理不尽だ……そう思いながらも俺はその替えの水着を持って更衣室に入る。
「はあ…嫌だなあ水泳…」
そう呟きながらも着替えを始める。まずワイシャツを脱ぎ、そしでベルトを……いや、実況する意味ないな、需要なし、よって割愛。
全部脱ぎ終え、水着を着ようとした瞬間、
床が輝きだした。
「え……」
突然浮かび上がった魔法陣のようなものが高速で回転しだす。
「あれ……これヤバイかも………」
呟くと、同時に意識を失った……
ちなみに先生は今後出ません。