表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
名探偵・桜野美海子の最期  作者: 凛野冥
プロローグ
1/42

「白生塔殺人事件」

 自宅のソファーに腰掛けて、一冊の小説を開いた。表紙には『桜野さくらの美海子みみこの最期』というタイトルが記されている。

 自分でもこれを読み返すのは初めてだ。あの白生塔はくせいとうの事件を好んで追体験しようなんて思うほどに神経は太くない。現にもう、この小説が出版されてから半年以上が経過している。

 では、なぜ今になってこれを読むのか――それは、今日であの事件の終結から、ちょうど一年となるからである。今日を逃したら、あの事件と決別する機会はもうやって来ないだろう。

 感傷的な気分になりながらも、ページをめくった……。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  (意外な結末を逆手に取ったさらなる意外な結末)の5乗、くらいありましたかね。とにかく壮絶の一言に尽きます。すごい作品でした。個人的には4乗くらいがよかったかなと思いますけど、思う存分楽し…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ