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8~会話

ザリッ…と、裸足の足を動かしたときに大きく音が出てしまう。


極度の緊張のせいか先ほどよりも体が重く感じられてしまう。

多分、他の人から見た自分は蛇に睨まれた蛙のような状態であろう。


相手の男もそれが分かっているのか、今まで体を舐める様に見ていた視線を顔へともっていき

こちらの表情改めて確認できたのだろう。



男の口角がにやりとつりあがった。



「pskjふぃsmzぉtlsfjl」



………


……


…ん?


今こいつ何て言ったんだ?



「kpjふぃldpsjlyhjsbq」



続けざまにニヤニヤしながらこちらに言葉をかけてくる男。



………


これは、えっと…


もしかしてあれか?


ジョークなのか?まさかのここで場を和ませようと適当な言語をいっているのか?




しばらくしてもこちらが何もリアクションをしないのが分かったのか

男の顔がニヤニヤから徐々に訝しげにこちらを見てくる。


「pl、hjkrtwcvfgjhh?」



うん…

何か疑問符が飛んできた……。



これは確定だわ。






まさかの異文化言語。



英語とかでもなさそうだし

こんな場面でまさかの言葉の壁…



「正直に言いましょう。何を言っているのかさっぱりです。」



腰が引きつつも、はっきりと答えてやることにした。



男は改めて訝しげにジロジロとこちらの体のあちこちに視線をやりだした。


そのあとふと、耳の方に視線をやり、びっくりしたような表情のあと





男の顔が愉悦に変わった。




ぞくりと背筋が改めて冷えるが、それと同時に一つ分かったこともある。



「lklkl、hjklpsyhh……。」


男がとてもいい笑顔でこちらを確認しつつ、頭を上下しているが


つまりこういうことなんだろう。




エルフがレアであると…。


よく小説とかでも美形やらプラスなことしか書かれてないものね。



そこまで確認できた瞬間、



男がこちらに向かって飛び掛ってきた。





言語は適当なためあまり気にしないでください!

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