サクラとモモ
第二回小説祭り参加作品
テーマ:桃
※参加作品一覧は後書きにあります
トントントン。
玄関から靴のつま先が地面をたたく規則正しい音がする。
「行ってきまぁーす」
「行ってらっしゃい…」
彼の出発の挨拶は大きく響き、私の見送りの挨拶はか細く弱い。
けれど、なんとか私の見送りをしたいという気持ちは伝わったのか、彼は私にニコリと笑いかけた後、「帰ってくるまで寝とけよ」と声をかけ、そのまま扉を閉める。
パタン。
彼の姿はドアの閉まる音と同時に見えなくなり、カチャリと鍵のかかる音。
そして、残った部屋には三月になったにも関わらず風邪を引いた私が一人。
「うーん」
ゴロン。
彼を見送ったその位置から天井を見上げるように寝返りをうつ。
いつもこのベッドの上から見ている白い天井も、熱があるからかいつもと違って見える。
とりあえず、彼の言った通りに寝ておこうと思い、もぞもぞと眠りやすいようベッドの上で姿勢を変える。
そうすると、たまたまエアコンが目に入ってきた。
私が一人暮らしを始めるときにわざわざうちの実家から来てくれた彼が取り付けてくれたものだ。
その時はその一年後に彼自身も私を追うようにここに来るとは思ってなかったなぁ、と熱でぼんやりした頭で考える。
「まあ、私が彼の一部分みたいなものだしなぁ…」
同じところにいようと思っても仕方のないものだ、なにせ私と彼とは一心同体のようなものなのだから。
そう思ったあと、私は熱による眠気によって深い眠りへと誘われていった。
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私は今、夢を見ている。
少し昔の夢。
改築したばかりの新しい校舎と運動場、そして屋外のプール。
私たちが中学生であったころの夢だ。
そんな校舎の三階、そこの窓から見える本を読んでいる少年が当時の「私」=「サクラ」だ。
もともと幼い時からアクティブでなく、みんなが外に出ている間も本を読んで過ごすことが多かった。
その生活は小学生を卒業し、たくさんの友人を得た中学生活の中でも変わらず続いていた。
学期も終わりにさしかかり、もうすぐで学年が変わろうとしていた頃。
いつものように、担任の長いSHRの間に一冊の本を読み終え、「さようなら」の挨拶と共にカバンを持って急いで席を立つ。
そのままの勢いで教室から出ようと思い、右手で扉に触れようとしたとき、一人の友人に声をかけられた。
「サクラぁー。この後ゲーセン行かねぇか?」
「今日は急いでるし無理だ。」
「そうかぁー。残念。じゃあ次んときになぁ。」
友人は、少し残念そうな顔をした後、今度は他の子を誘い始める。
彼に申し訳ないことをしたと思った。
けれど、悪友の誘いを断ったのもちゃんとした理由があるのだ。
校門を出た途端、これまでの早歩き程度だったスピードをさらに上げ、半分走っているように感じるぐらい急いで目的地に向かった。
よく帰りに友人たちと立ち寄るゲームセンターを越え、近所の奥様方がよく立ち話をしている公園を越え、夕方で活気のある商店街も越えた。
そうしてたどり着いたのは人のいない裏通り。
その道を慣れた様子ですいすいと歩いて行った。
その先にあったのは、二本の枯れ木のある朽ちかけた軒先の小さな一軒家。
その古さは趣のあるとはいいがたく、つまりただのボロ屋である。
軒下の「珍本屋 幸書堂」とド派手なペンキで書かれた看板さえ除けばのことではあるが…。
サクラは、そんなド派手な看板には目もくれず、立てつけの悪い戸をギシギシと言わせながら慣れたように開いた。
「いらっしゃい。坊や、また来たのかい。こんな辺鄙なところに酔狂だねえ。
今日もいつものような立ち読みかい」
店主の老婆(結局私たちは彼女の名前を最後まで知らなかった)が優しそうな顔をして声をかけた。
「ううん、違うよ。今日は買いに来たんだ。」
「ほほう、坊やがかい」
老婆はいつもの優しそうな顔に深い笑みを刻んだ。
「それなら会計してやるよ。早く持っておいで」
「うん。」
そんな言葉が相手に伝わったかどうかも分からないぐらいの勢いで、僕は目当ての本の場所へと急いだ。
配置の場所は変わっていないはずだ。
いつもなら、右側の壁にそってある本棚の内、奥から三番目、上から二段目の少し高い場所にその本はあった。
「あった、これで…」
中学二年生にしては高めの身長のおかげで易々と目的のものを手に取ることができた。
本はハードカバー程度の大きさで、なめし革のしっかりとした装丁に表紙にはどこかの国の文字。
その文字は幾何学的で、僕には読めなかった。
店主である老婆のもとへ急ぐ最中何度も本を開きたい衝動に駆られたがグッと堪える。
今日は読みに来たわけではない、買いに来たのだ。
そうして、僕の手によって老婆の前の古い机に置かれた一冊の本。
その古書を見ながら老婆は僕に話しかけた。
「やっぱりあんたはこの本を選んだんだねぇ」
「ばあちゃん、やっぱりって何のこと?」
「いやねぇ、一年前にあんたが親御さんに連れられてきた時からこの本に見入っていただろう?一年越しに本を買うなんてなかなかないと思ってねぇ。何か理由があるのかい?」
理由はある、けれど顔見知りとはいえ老婆に言うのもためらわれる。
暫しの無言の時間が続く、けれどその静寂も老婆の「言いたくないんならいいさね」の一言で霧散した。
そんな微妙な空気の中でもしっかりと代金を払い終え、早く家に帰ろうと急いた様子で僕が店を出ようとした矢先に老婆から声をかけられた。
「坊や、ちょっとお待ち」
その言葉を聞いて、僕は後ろを振り返った。
そこでは老婆がいつものように店番をしている。
けれど、その後ろには僕には思いもつかないような大きな何かが蠢いているような気がしてしまった。
彼女の後ろには何もいないというのに。
カバンを持っていない右手がグシャリと冷や汗で湿っているのが分かった。
その様子を見て老婆は、いつもの優しそうな顔とはまた違う複雑な表情を浮かべていたが、一瞬ですぐに元の表情に戻る。
「すまんなぁ。」
その一言で、僕にかかっていた妙な感覚も消えてなくなった。
もちろん老婆の後ろには何もない。
何か得体のしれないものを見てしまった気がして僕は逃げるようにして「幸書堂」を去った。
もう二度を訪れることがないことも知らずに…。
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そこで目が覚める。
今から考えると、近いようで遠い僕が私に変わる前の話。
そんな夢を見ていたように思う。
そんなとりとめもないことを考えていたが、ふと水が欲しくなって、睡眠前よりも体調がよくなったように思える体を起こした。
私が台所で水を飲んでいると、カチャカチャっという音が聞こえる。
彼が帰ってきたみたいだ。
靴を脱ぐトントンという音がし、靴下で廊下を歩くペタペタという足音とスーパーで買ったであろう袋のガシャガシャという音が聞こえてくる。
「おかえり」
ヒョコッと顔を出して彼を出迎える。
「ただいま、もう寝てなくて大丈夫なのか?」
「うん、もう平気みたい。」
「そっかぁ。まあ無理すんなよ」
そういって私の頭を撫でる。
昔は嫌がっていたものだが、こういうスキンシップにも慣れてきてしまった。
そんなことをしていると、彼が何か思い出したかのように言った。
「父さんから連絡があったんだけどな。
あの古本屋のあった場所、近々取り壊すってさ。
なんか思い出深かったよなぁ。
あそこがなかったら俺とお前が合うことなんてなかったんだし。」
「まあ、それについては良くも悪くも同意かなぁ。」
確かにあそこがなければ彼と出会うことはなかったことだろう。
「サクラ」がそのまま大きくなっただけの彼と出会うことは…。
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ここからは夢の続きを語ることにしよう。
逃げ帰るように家に帰った僕はしばらくベッドの上で息を整えていた。
「け、結局なんだったんだ、あれは…」
自分の見たものが信じられないようになるのはこれまでの人生の中で初めてだった。
いまだに汗が止まらないことがそれを物語っている。
「そういえば…」
最後のことですっかりと忘れていたが、僕は本を買って来たのであった。
ガサガサと買ってきた本を探し当て手に取る。
やはり読めない表紙の文字。
けれど、僕はこの本を読もうと思って買ったわけではない。
本を持ったまま勉強机の前に座り、目的のページを開く。
裏表紙から数えて51ページ、そこに僕が求めていたものがある。
そこに書かれていたのは一人の少女の絵。
見開きのページをそのまま使って大胆な構図で描かれている。
白く、長い髪をした少女が湖のほとりで佇んでいるだけの絵である。
僕ははじめてあの店に行き、この本を手に取った時に魅入られてしまったのだ。
それは初恋と言ってもよいだろう。
僕はこの絵の中の少女に恋をしていたのだ。
そして、度々あの古書店に行き、このページを見ていたのである。
僕がこの本、いや、この少女の絵を手に入れたいと思ったのも道理であったのだろう。
そうして、九か月のおこずかいと一年分のお年玉を使ってやっとこの本を手に入れたのだ。
僕は座ったまま何をするでもなく、このページを眺め続けた。
僕はこのページを見るのを十分に堪能した後、パラパラと違うページをめくってみる。
「うーん、やっぱり読めないな…」
そして、最後のページにたどり着いたときに、何か奇妙な違和感に気が付く。
「なんか、ここだけ読めるんだけど…」
立ち読みしていたころには気が付かなかった部分を発見したのだ。
「なになに、『姫君の夢枕』って…なにそれ?」
意味わからなかったので、無視することにする。
僕の望みは彼女を眺めていることであって別に本を調べたいわけじゃない。
つまりはそういうことだ。
結局帰ってきてからは、食事と風呂に入るとき以外その本を手放すことがなかった。
そうして、布団の中に入り込んでからもその絵を見続けていた。
「やっぱりいいなぁ。
こんな子がホントにいるといいんだけどなぁ。」
所詮、絵は絵、現実は現実。まったくもって異なるものだとは分かってはいたもののやはり願望といったものは隠せなかった。
そうして、僕は…「サクラ」は、その本のページを開いたまま、眠ってしまったのである。
…そうして、「私」は目覚めた。
僕はいつもの布団がやけに狭いことに気が付いて目が覚めた。
三月とはいえまだ寒い。
「さぶっ」
そういって、目の前の布団を引っ張りその寒さを解消しようとする。
「うーん」
するとなぜか、反対側からも僕よりも強い力で引っ張ってくるやつがいる。
しばらく布団の両側の引っ張っていて、頭が覚醒してくる。
『あれ、こんなことする兄弟姉妹はいなかったはずだよな…』
疑問に思って振り向くと、反対側の相手も同じように気になったらしく同じようにして振り向き、顔を合わせた。
すると、そこにはどこか見たような顔。
少しの時間、双方が顔を見合わせたまま時間は止まり、ふとした瞬間に僕は大声を上げた。
「え~、なんで僕がもう一人いるの~!」
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「おおい、起きてるのか?」
体を揺すられ、その声で私は目の上にかかっていた白い髪をかき上げながら閉じていた目を開く。
「サクラ」がそのまま大きくなったような青年、咲良が私を起こそうとしている。
「うん、だいじょーぶ。起きてるよ」
「そうか。でもお前は熱下がったばかりなんだから布団で寝てないとダメだ」
私の言葉に、そう返事をした彼は、私を抱きかかえて、ベッドのほうまで連れていく。
この年にもなってお姫様抱っこされるとか普通に恥ずかしいのだが、文句を言うと確実に5倍以上になって返ってくるので言えない。
「百花、俺が出かけるときに寝てろって言っただろ。
病人は無理して動こうとすんな」
「水飲みに行っただけだし、大丈夫だよぉ」
私の今の名前を呼んだ彼に対し、一応弁解もしておくことにする。
聞き入れてもらえる気はしないけど…。
その私の弁解の言葉を聞いて、彼は頭をガシガシとかいて困った顔をした後、珍しく私の言葉に何も返してこなかった。
よし、今回は私の勝ちだ。
密かにガッツポーズをする。
「まあ、体調戻ったら説教だけどな」
その言葉を聞いて意気消沈。
口を尖らせながら布団にもぐりこむ。
すると、なぜか彼は顔を赤らめて私のほうからそっぽを向いてしまった。
少し不思議に思い、布団に寝ていた体を起こし、咲良のほうに近づく。
咲良は顔をさらに赤らめながら私から離れる。
さらに近づく。離れる。近づく。離れる。近づく。離れる………
いかん。思わず楽しくなって追いかけっこをしてしまっていた。
部屋の隅にまで逃げて行ってしまった咲良にベッドに戻りながら声をかける。
「どうしてそんなに顔が真っ赤になってるんだ?」
しばしの無言。
そして、咲良はぽつりと言った。
「だって、初恋の女の子のそんな可愛い仕草見ちゃったらどうしようもないだろ…」
その言葉を聞いてからはっきりと内容を理解するまでおよそ0.1秒。
自分の顔がどんどん熱くなってくるのが分かって頭ごと布団にもぐりこむ。
いくら彼とはいえ、その言葉は反則だろう。
きっと私はさっきの彼と同じかそれ以上に顔が真っ赤になっているに違いない。
それから随分時間がたち、私の顔の火照りも戻った頃。
カパッという音が聞こえた気がして、そろそろと布団から顔を上げる。
台所で咲良が何かしているようだが何も見えない。
先ほど勝手に布団から出ていたことを怒られたので、今回は彼が戻ってくるのを待つ。
トントントンという規則正しげな足音と共に彼はお盆を持ってやってきた。
ベッドの横の床にひざまずいて、寝転がっている私に向かって微笑する。
「風邪と言えばこれだろ。俺たちも小さい頃によく食べさせてもらっていたしな。」
そういって私に見せてきたのは缶詰の桃であった。
「よく私の好物覚えてたね。」
「いや、元々俺もお前も同じ『サクラ』だったんだし、当然のことだろ。」
「違いないね。」
二人で笑い合う。
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つまりはこういうことだ。
私、百花は中学生の時の咲良…いや、「サクラ」から分裂した人間なのだ。
分裂した、という言い方は語弊があるような気がするが、少なくとも私と咲良は中学生のあの時までは、ただ一人の人間であったことは確かだ。
あの時、あの本を買ったあの日までは。
本を買った次の日の朝、間近で自分と全く同じ顔を見て(同一人物なのだから当然だったのだが…)、私も驚いてしまったのだが、咲良の驚きようも半端ではなかった。
なにせ、自分の理想の女性であった挿絵の中の少女が、現実に現れていたのだから。
まあ、私なのだが…。
そこからは家族のことや、私の存在、そして、咲良との関係について色々と思い悩んだこともあった。
その紆余曲折も、今ではいい思い出である。
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それから、数日経ち。私の風邪も全快した頃。
唐突に彼が言った。
「取り壊しになる前に、あの店に行ってみないか。」
その言葉に即座に賛成し、「幸書堂」のあった場所へ二人で訪れた。
店の看板はひどく曲がって、今にもとれそうであり、
外観は今にも崩れ落ちそうなくらい腐っていて、もう何十年も人が住んでいないように見えた。
「結局、あの本を買ってからこの店には一度も来れなかったんだよねぇ。」
「ああ、俺たちが出会うきっかけとなったあの本も、いつの間にかなくなっていたしな。」
不思議なのは、あの古書店に連れて行ってくれたはずの両親が、この店の存在をすっかりと忘れてしまっていたことだ。
それに加えてこの店の近所の人たちも、ここにあったはずの店の存在を知らなかったという。
ますますもって不思議な店である。
感慨深く見つめていると、咲良から声がかかる。
「じゃあ、もう行くか」
その言葉と共に差し出された彼の左手に、自分の右手を差し出しギュッと握り合う。
これが私と彼とのつながりだ。
彼の手のぬくもりを感じとったまま、最後にひと目だけあの店を見ようと振り返る。
すると、古い家屋に派手に書かれた看板。
「サクラ」が通っていたころの「幸書堂」が立っていた。
空いていた左の手で目をこするが間違いはない。
奥に座っているのはもしかして…
「咲良ぁ!」
急いで顔を動かし、反対方向を向いている咲良に声をかける。
「どうした?」
「いや、あれ!あれ!」
のんきな咲良の声に慌てて意味の通らない無茶苦茶な喋り方をしながら店の方向を指さす。
…けれどそこには、さっきと同じ、ただの廃屋しか残っていない。
幻だったのか、それにしてはあまりにも…。
「百花。こりゃすごいな」
私が考え込んでいるところに、咲良の感嘆の声。
彼の目線の先に沿った方向を見てみると、
店先にあった二本の枯れ木から、満開の花が咲いていた。
「これは…」
驚きのあまり声も出ない。
二人して呆然としていると、二つの花が異なるものだと分かった。
片方は…。
「こっちは桜の花。」
「んで、こっちは桃の花だな。」
私の言葉に続けて、彼が答えてくれた。
そうして、二人は手をつなぎ、二つの花が咲き乱れるのをただじっと見つめ続けていた。
春はすぐそばに来ている。
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