7話 スキルの進化
どうぞ。
ここで馬を借りれるのか。
「すみません、馬を借りたいのですが。」
「おう、それなら1日銀貨2枚で借りられるぞ。そこの馬小屋から一頭選んで借りてくれ。」
「分かりました。じゃあこの茶色の馬を借してください。」
「おうよ、その馬はこの中で一番いい子だ。可愛がってくれ。それと、餌を渡しておくからあげてくれよ。」
馬を借りたレイトは、目的地へ向かった。
「やっと着いたか。さてと、魔物は居るかな。」
「キャーーーー」
ん、女の子の悲鳴。とにかく危なそうだ、急いでレイトは声が聞こえた方角へ向かった。
「あれは、シズクさん。それと周りで怪我しているのはパーティーの人かな。それにあのモンスターは、ジャイアントゴーレムじゃないか。急いで、助けないと。」
「だ、誰か助けて〜」
「スキル発動」
スキルが発動します。相手のステータスを分析…完了。ステータスの改ざん…完了。現在のステータスを表示します。
レイト・ルーベンス 15才
種族 人間
HP 20000
MP 0
攻撃力 1000
防御力 10000
瞬発力 15
知力 10
スキル
「鋼化」
「よしこれなら、鋼化」
ガッキーン
「…あ、レイトさん。ありがとうございます。」
「シズクさん。大丈夫ですか。ここは、僕に任せて逃げてください。」
「あ、ありがとうございます。ぶ、無事でいてくださいね。」
よし、逃げたか。それにしてもどうするかな。ジャイアントゴーレムは、防御力が高くて攻撃力がまあまあだから1.5倍のステータスで戦っても攻撃が通じないぞ。
「って、危ない。あれ、スキルの+が光ってる」
スキル
「ちょっと強い」+
・このスキルは、戦う相手を選択しその相手の1.5倍強くなることができる
・このスキルの効果は戦闘がおわるとなくなる
・戦う相手が複数の場合戦力の合計の1.5倍強くなる
・相手の能力に相性の良い能力を得ることが出来る(new)(条件達成により追加)
これは、うん普通にチートだね。これ以外に何をすればいいか思いつかないし、使ってみるか。
意志を確認しました。スキルが発動します。相手のステータスを分析…完了。ステータスの改ざん…完了。現在のステータスを表示します。
レイト・ルーベンス 15才
種族 人間
HP 12500
MP 100
攻撃力 10000
防御力 1000
瞬発力 300
知力 10
スキル
「剛力」
「よし、これでいけるな。剛力」
「って、ワンパンかよ。とりあえず素材を集めるか。」
素材を大方集め終わったレイトは、このままギルドに戻ることにした。
「シズクさん達大丈夫だったかな。」
「レイトさん、いらっしゃいませ。依頼のほうはどうでしたか。」
「これが、ゴーレムの核です。」
「はい、確認しました。報酬については、鍛冶屋の方に伝えておきますので後日鍛冶屋を訪ねてみてください。」
「分かりました。それとこのゴーレムの水晶を買い取ってもらいたいのですが。」
「これは、随分と質が良いですね。鑑定に時間がかかると思うので明日お金を渡すことになりますがよろしいですか。」
「はい。それとシズクさん達のパーティーは、このギルドを訪れましたか?」
「確か、少し前に訪れたと思います。それがどうかされましたか?」
「いや、なんでもないです。それじゃあ換金お願いします。」
よかった。シズクさん達無事だったんだな。怪我した子も重症じゃ無いといいけど。
レイトは、ギルドを後にした。
語彙力が低くて表現が上手くできていない所は、すみません。評価お願いします。