6話 依頼内容
何やかんだで今日2本目。
次の日の朝
「あ〜よく寝た。」
ベットから身体を起こし、そう嘆いた。
「あ〜昨日そのまま寝たんだ。なんか匂うな、ちょっとお風呂とか入りたいな。そういえばこの宿には、風呂ってあるのかな。聞いてみるか。」
扉を開け尋ねに行く。
「すみません。この宿にお風呂とかってありますかね。」
「ああ、この宿の裏にあるよ。ここに泊まっている人は、無料だから朝風呂してさっぱりしてきな。朝ごはんも用意しておくから、入り終わったら食堂に来てくれ。」
「ありがとうございます。」
そうして、レイトは宿の裏にある風呂場へと向かった。
「お前さん。見ない顔じゃな、どこから来たんじゃ。」
「えっと、南の方から」
「そうか、ここは魅力がいっぱいだから楽しむんじゃぞ。」
「えっと、分かりました。機会があれば観光してみます。」
風呂の主の老人と軽く話をして風呂を上がった。
「よし、だいぶスッキリしたな。」
朝風呂を済ませて朝食を食べて、ギルドへ向かった。
「おはようございます。レイトさんあなたに指名依頼が届いていますよ。依頼書を確認してみてください。」
「どれどれ?」
指名依頼 Aランク レイト様
・依頼内容 Bランクモンスター ジャイアントゴーレムの討伐
・依頼報酬 オリジナル武器の作製
お、届いてるな。
「あの、この依頼ってどうすれば完了になりますかね。討伐部位とかありますかね。それと、このジャイアントゴーレムの素材って何か売れますかね。」
「それなら、ゴーレムの核を提出してもらえたら依頼完了になります。それと、ゴーレムは、体に付いている水晶がかなり高額で売れますよ。」
「ありがとうございます。」
「こちらこそ、説明不足ですみません。」
「じゃあ、この依頼受けるので受理してください。」
「はい、わかりました。健闘を祈ります。」
よし、これで宿代は稼ぐことができそうだな。それにしても、ジャイアントゴーレムか。確か、防御力が高いんだよな。時間がかかりそうだけど頑張るか。ん?てかジャイアントゴーレムってどこに生息しているんだっけ。討伐部位のこととかとにかく説明不足だな。まあ、せっかくだしいつかいこうと思っていた図書館へ行って調べてみるか。
「お、ここが図書館か。」
「こんにちは、入場券を出してください。」
「すみません。入場券持ってないんですけど、どうすればいいですか。」
「それなら、ギルド証の提示をお願いします。もし、持っていないなら銀貨1枚で発行することができます。」
「あ、ギルド証なら持ってます。」
「確認します。Aランクですか?若いのに強いんですね。頑張ってください。」
「ありがとうございます。魔物についての本を読みたいんですけどどこにありますか?」
「それなら、そのまま真っ直ぐ行って左に曲がったところにありますよ。」
「分かりました。」
どれどれ、
「お、ここら辺か。ゴーレム、ゴーレム、ゴーレムっとあった。」
ジャイアントゴーレム
・生息地 ニクリオ渓谷
ニクリオ渓谷か、少し遠いな。馬車を借りていこうかな。
ジャイアントゴーレムの生息地が分かったので図書館を後にしてそこへ向かった。
すみません。チートは、つぎ次には書きますんで。✌︎('ω'✌︎ )