1話 スキル付与
こんにちは。初投稿です。ミスが多いかも知れませんが温かい目で見てください。
もしミスがあったら知らせてください。
ああ、今は何時だ?いつだ?。
何でこんなところいるんだっけ。脳が覚醒し記憶が入り込んでくる。
俺は、レイト・ルーベンスだ。
俺は、剣や魔法の才能がなかった。父母ともに最強と呼ばれているのにも関わらず。
でも俺は、頭がよかった。小さい頃は神童と呼ばれ魔法も剣も最強の子だからすごいのだろうと期待されていた。でも、俺には、才能がなかった。
父タキオンは、俺に才能がないと分かると俺を遠ざけ双子の弟に付きっきりだ。
弟ブラウは、魔法や剣の才能にあふれており、周りから弟に魔法や剣の才能を取られたかわいそうな子として俺は、思われていた。
最初は俺を尊敬し、仲がよかったブラウも力をつけると俺を見下してきた。
母マオは、魔法や剣の才能がないとわかってもいつも通り接してくれた。しかし、父に俺に関わるなといわれてから俺が話しかけても無視されるようになってしまった。
そして、俺は次第に見はなされ最低限の食事たけ与えられこうして倉庫の中で暮らしている。
ドンドン
後ろから音がした。
「おい、ここを出ろ。行くぞ」
「やあ、父さんどこに行くんだい?」
「お前のそのすごい頭で考えろ」
それは、俺を認めてくれてるってこと?
強さが全ての父さんに限ってそれは、ないか。
それにしてもどこに行くんだろう。もしかして、山の中に捨てられる?
流石に最低限の食事をくれてたしないよね?
なら、何だろうか。
お、ブラウもいるじゃないか。
待てよ、ブラウも一緒に行くってことは今年で確か十五才だから…
あ、スキル付与式だ。
でも、魔法も剣も才能がない俺は、いいスキル貰えないよな。
でも、期待しちゃうのが人間ってもの。
「父さん今日ってスキル付与式でしょ」
「ああ、そうだお前も強いスキルを得たら認めてやってもいいいぞ。」
「まあ、剣も魔法も全然ダメなお前が強いスキルを得るなんて無理だと思うがな。」
「そうだよ、兄さんがいいスキル貰えわけないから期待しないほうがいいよ」
そういった後二人は、笑った。
(マジでむかつくなぁまぁ俺がいいスキルゲットして見返してやるか)
そして、あっという間にスキル付与式が行われる教会についた。
「こんにちは、シスター今日は、二人分よろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いしますね。さて、どっちからする?」
「僕からするよ。きっと僕は、いいスキル貰えるしね」
「それでは始めます神よどうか貴殿に加護を授けてください。」
その瞬間ブラウから光があふれ出す。
「これは、すごい普通の人はこんなに光りませんよ、さあ、ステータス・オープンでスキルを確認してください」
「ステータス・オープン」
「と、父さん全ての攻撃二倍だって」
「なに、それはすごい今なら私にも勝てるのではないか?家に帰ったら模擬戦しよう。」
「うん。」
「それでは次はあなたの番ですねそれでは」
(緊張するな~)
「神よどうか貴殿に加護を授けてください。」
その瞬間さっきとは比べものにならないくらい強い光があふれる。
「よい人生を」
「これほどの光見たことありませんよ。しかも、神に祝言を貰うなんてきっと素晴らしいスキルなんでしょうね」
「ステータス・オープン」
レイト・ルーベンス 15才
種族 人間
HP 100
MP 5
攻撃力 15
防御力 30
瞬発力 10
知力 300
スキル
「ちょっと強い」
(ちょっと強い?)
「おい、お前のスキルはなんだった?」
「ちょっと強いって言うスキルでした」
「ガッハハなんだ。いかにも弱そうなスキルはちょっと期待して損したぞ。」
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