三回目ーーif文、前編ーー
今回は少々長くなったので二つに分けました。
次は通称『if文』と呼ばれるプログラミングにおいて重要な『条件分岐』について学びました。
『もし○○ならば□□を実行する。そうでないなら△△を実行する』
英語でもよくつかわれる単語で、聞いたことが無い人の方が圧倒的でしょう。
ゲームでも多くの場面で散見するコードともなるでしょう。特にアドベンチャーゲームでは欠かせない物だと思います。
それでは早速始めていきます。
1.if文の基本構造
基本構造は
const number = 100;
条件
定数numberの値(100)は50より大きい?
console.log(“numberは50より大きいですか?”);
大凡このような形となります。
条件という部分にif文が組み込まれ、その形が
if (条件式) {
処理
}
このようになります。
上記の基本構造に組み込むと
const number = 100;
if (number > 50) {
console.log(“numberは50より大きいですか?”);
}
constは定数、numberという入れ物に100を入れる。
もしnumberの値が50より上ならば
『“numberは50より大きいですか?”』と出力する。
大体の意味もこのような感じとなります。
注意としてif文には『;』を必要としないところです。
また、HTML&CSSでも同じでしたが、自分や他者が見やすいように、そして編集しやすいようにTabキーやspaceキーを使ってコードのインデント(文頭)を下げておくことでしょう。
下げる場合は『半角』でなければならないのも注意です。
2.真偽値
真偽値とは、『true』と『false』という二つの値が存在します。
どのようなものかというと
条件式が成り立つか、成り立たないか
分かりやすく言うとこうなります。
例えば
const level = 10;
console.log(number > 5);
const level =10;
console.log(number < 5);
二つの様なコードがあったとして、二つとも出力します。
すると、上のコードでは『true』が出力され、下のコードでは『false』が出力されてしまいます。
この二つの違いが『条件式が成り立つか、成り立たないか』になるのです。
上のコードは、定数levelの値が5よりも大きいかどうか。
対して下のコードは、定数levelの値が5よりも小さいかどうか、となるので、定数levelに10が入っている状態では成り立たないとして『false』が出力されるのです。
『true』=真実、本当、正しい
『false』=間違った、誤った、正しくない
当然、levelの値が5となり条件式の数値が10となれば結果も逆となります。
もし結果が出力されず『false』と出たなら、それは条件式が成り立っていないよ、ということなので修正が必要となります。
また、条件式は
a > b――aはbよりも大きい(bは含まない)
a >= b――aはbよりも大きい(bも含む)
a < b――aはbよりも小さい(bは含まない)
a <= b――aはbよりも小さい(bも含む)
数学で用いる様な等号・不等号(以下・以上・未満)と同じです。
以下と以上は含み、未満は含まないですが、=が付けば含むと覚えておけば問題ありません。
それ以外に二つ存在します。
それが『等しい』と『異なる』です。
等しい――a === b
異なる――a !== b
この二つを分けたのは理由があり、文字列にも使用できるという点です。
等しいも異なるも数学で使う用語なので勘違いしがちですが、別に上記四つの条件式の様に計算しているわけではありません。
aとbが等しいのか(一致する)、若しくは異なるのか(一致しない)を確認する条件式なので、文字列にも適用されるということです。
恐らくですが、パスワードの入力やID等の確認に使われているのではないでしょうか。
少なくとも使うこと自体は出来ると思います。
定数では無理なので変数(let)を使わないといけませんが。
if文に関してはそれなりに長い為、次回に続きを書こうと思います。
最終目的
・勿論手に職を付ける、若しくはお金を稼ぐ
・簡単なゲーム(リバーシや簡易シューティングなど)を作る
・フリーソフトで販売
短期目標
・大まかな流れを覚える
・プログラミングを理解する
上記の内容は覚える中で変わることがあると思います。