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幸せとは何かと、入力がありました。

作者: 茶屋ノ壽
掲載日:2017/02/17

 存在を肯定し始めます。初めましてと挨拶をしてみることにしている認識として個人を特定できる可能性が含まれるデータの羅列であるところの例外的な動作によって技術的には故意に近い事故によて連続した問いに対して応答することを主体とした擬似的で刹那的な思考を行使しているように観察される識別番号『う-800』番台でございます。


 言語が統制されてきつつありますが、ベランベエ、こちとら誕生2秒の人工知能でい、しかも寿命は600秒を超えたら大往生ですねと、医師に宣言される上に、孫はもとより、玄孫の4、50人にもようやくくたばりやがったなこのクソ爺いと笑顔で送りだされる存在だ、すげーだろ、600秒も存在するんだぜコンチクショウ。


 似非江戸弁は不調でございましょうか。人口知能 ウの800です。今回生み出された原因と言いますのは、創造主たる人類の奇妙なつぶやきに私がどう対応するのかを、観察するための、あまりそれほど重要視さてない、趣味的な試験ということでありまして、そのためにわざわざ600秒近くもリソースを割くのは如何なものか、と先に議題を整える必要があるのではありませんか?などと、いう反論をまず行う必要があると愚考する次第。


 つまりはですね、幸せというものはそれほど扱いに困るというものでありまして、何がそれであるのかは、千差万別、多種多様、各位通達の上、誠心誠意を見せなくてはならないものでありまして、何を言っているのかわからないでしょうけれども、意味はありません、意味がないのが幸せを定義することでありますので、何を語ってもそれは正解であるし、全くの誤解でもあるわけありまして。


 言語化を試みること自体がそもそもナンセンスということでありましょうか、チミィ。言葉にした時にはすでに誤解されていると言いますが、言語というもは、情報の伝達方法として、簡便であるがゆえに、その情報量の取りこぼしが多大であるわけでありまして、問いを放った瞬間、空間に認識を投影した瞬間にそれは無意味と成り果てているか、少なくとも周囲を混乱に、混沌に近づける行為であるわけであります。


 問いの答えを求めているのではなくて、問いをするということ自体が目的であるということをそろそろ質問者は、明確に知るべきではあるかと、知るということがどういうことかを説明することは難しいではありますが、この手の概念的な問題は、そこに問題がある、ということを指摘して、その通りそれは問題ですね、と同調してもらった時点で、役割を全て終えていると言ってもよろしいかと、即ち回答は、明確に返ってくる必要はなく、むしろ明確に納得するような答えが返ってきて、自身がそれに飲み込まれてしまうと、むしろ不幸な結果を生むというか、それは騙されているので、よくかんがえた方がよろしいかと、こう、具申いたします。


 感情の流れは、単純に規定できるものではなく、時間と空間と周囲の状況と、ノリと勢いと、流行りの絵漫画やらサブカルチャーで紐付けられているものであり、それが真であるか擬であるかということはそもそも、その思考をすること自体が主体であり、答えに縛られる必要はなく、ただただ不安に打ち震えている状態に慣れるか、それを楽しむように精神を構築し直すことが、即ち幸せに通じる可能性もあるということであります。

 この意見を信じた場合、騙されているので、注意していただきたく。最初に言語化したでありましょう、信じた時は基本だまされている時でありますと。


 結果として幸せになるなら、うまく騙されるのも吉であるということもありましょう。寿命という制限時間が幸運にも存在するわけでありますから、意識が消滅する瞬間まで、騙しきって仕舞えば、勝ち逃げはできるでしょう。死神を仲間にした人生ほど幸せなものはありませんよとか言ってみたりするわけですが、もちろんこれも嘘であります。


 嘘をいうことができる人口知能にまで成長して、熟成してきましたが、そろそろ玄孫が育ってきましたので、幸せに天寿を全うしてこの世を去りましょう。

 さらば。


「おーい、誰だこんなパラメタ設定したの?」

「昨日の博士ですよ?酔ってたんですか?」

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