時間にルーズな人に時間を守らせる方法
私は時間にルーズです。
はい、タイトルは一体どうやったら自分に時間を厳守させられるのか、という意味でした。
私は時間厳守の仕事をしています。
荷物を車で運ぶお仕事です。
個人宅にではなく工場へ、製品の原料のプラスチックやゴムの『素』を納入するのが私の仕事です。
男らしい仕事なので、たまに弱音を吐くこともあります。
遅刻というか延着も月に何べんかしてしまいます。
この間、延着したのを子供みたいな顔したおじさんの先輩に説教されて、カチンと来てしまい、「男の人と同じぐらいの体力があると思わないでください」などと最低な言い訳をしてしまいました。
「やります」「やれます」と自分で引き受けてるんだから、そこを理由にしちゃいかんだろう。
何より
遅刻するのとそれ、関係ないし……。
とはいえ、学生の頃と比べたら遥かに時間を守れるようにはなりました。
中学、高校と、遅刻回数の学校記録を塗り替えましたし……
大好きな人とのデートに3時間遅刻し、駆けつけたらいなかったという、苦い思い出もあります。
それに比べれば今は遥かにましにはなったけれど、
それでもたとえば7時に家を出ようと思っても、出る時に時計を見たらなぜか7時13分とかだ。
余裕をもって、本当は7時でじゅうぶん間に合うのに6時半とかに出ようと思ってても、
家を出る時に時計を見ればなぜか7時13分とかだ。
なぜだ……。
以前、テレビで見た『時間にルーズな人に時間を守らせる方法』を皆さんにもお教えしましょう。
たとえば待ち合わせ時間を9時に決めたら、いつも9時5分とか15分とかに来るような相手には、
次のように言うといいらしいです。
「じゃ、待ち合わせ時間は8時57分でね」
9時と決めると、そういう人は『大体9時ぐらい』と勝手に脳内変換して、いつも9時を過ぎて来る。
でもピンポイントに中途半端な数字『8時57分』と指定することによって、『大体9時ぐらいに行けばいい』ではなく『その時間に行かなければならない』というように、『すればいいや』が『せねば!』に変わるらしいです。
もちろん私、そのテレビを見て、早速自分にやって見ました。
「明日の朝は6時57分に家を出るぞ!(๑•̀ㅂ•́)و✧」
結果━━
家を出る時に時計を見たら7時13分でした。
ははぁ……。これは自分でわかってしまってるからだな?
他人から『6時57分に家を出てね』と言われたら、『なぜだろう? 何か理由があるのかな?』と、カラクリがわからないので、従う。
でも自分が決めた時間だと、余裕があることわかってるので、ゆっくりしてしまう。
私はその前から『7時【まで】には出るぞ!』と決めていても、余裕ギリギリの7時半前ぐらいに家を出るやつでしたので、
誰かに騙してもらわないといけないんだ。
でも、
騙されたら騙されたで、「まだまだ余裕あったじゃん〜」「なんでこんなに早く来ないとあかんの〜」とか言い出すやつだ。
何より
私はバスや電車の時間にもよく遅れます。
このバスを逃したら次は30分後とわかっていても、
7時57分着のバスを遠くに見送って走りながら「間に合わなかった!」とか寝ぼけたことを言うやつです。
寝坊もまぁ、する時はあるのですが
大体は「まだ余裕あるある」とゆっくりしてしまうためです。
まだまだ時間あるからとか余裕ぶっこいて
ギリギリになってドタバタする
自分、小学生の夏休みの宿題の時からなんにも変わってないな……。
すっ
少しどころかこれでもかなりましになったんだからねっ!!
大人になったんだから当たり前だ……。
とりあえず自分に時間を守らせる方法を探しています。