路地(兵站)
夢の話。会議室のようなところに、子供たちが集まって勉強をしている。学年はバラバラで、小さい子から大きい子までいる。私もそこにいて監督のようなことをしている。勉強を教えているわけではないようだ。会議室の奥の方に行くと、図書室で、大きなガラス窓の外が庭園のようになっている。その前の棚には、本ではなく、商品が置いてあって自由に買えるようになっている。輸入物の缶ビールが置いてある中に、洗剤の容器も置いてある。これ間違って飲まないかななどと考えている。そのうち、子供たちは帰りだす。会議室に戻ると、小学生くらいの子供が一人座ったままだったので、もう帰りなさいと声をかけた。廊下を一人で歩くのが怖いのだという。そのうち友達らしき子供たちがやってきて、一緒に帰っていく。
私も帰ることにして、階段を下りていくと後ろから上司から声を掛けられる。あしたの朝会議だからよろしく頼むよ。最初、三時間後だからと聞こえた。え、それだけしかなかったかなと思ったが、実際に言われたのは、短時間後だった。それでも七・八時間くらいしかない。あまり睡眠がとれないなと思う。ビルの前の道に出て、どっちに行けばいいかわからない。毎日通っているはずなのに。同僚たちが帰っていく方向についていくことにするが、途中で見失ってしまった。あとは適当に歩いて行って、ここで曲がるのだったかなと言うところで曲がると、田舎道が続いていて、その先にローカル線の駅舎が見える。ああ、そうだった。この路線に載っても帰れないのだ。それは以前別の夢で経験済みだった。曲がったところまで戻って、また進んでいくと、今度は合っているような気がした。夢の中で何度か通った道のようなのだ。確かめようと思って、スマートフォンの地図を呼び出すが、検索できない。オーエスが新しくなって、使い勝手が変わってしまったから使い方がよくわからないのだった。家から、子供たちが出てきたので、駅はどっちと聞いた。ここをまっすぐだよ。確かに駅が見える。
あしたの朝何時から会議だったか憶えていない。さっきの上司に電話しようと思ったが、やはり検索できない。あきらめて、もう明日の会議にも欠席しようかなどと考えている。駅の表示を見て、自分の行くべきフォームを調べた。これも毎日通っているはずなのにおかしな話だ。エスカレータのくだりに載ろうとすると、エスカレータではなく、スキー場の乗り物みたいな形になっている。ゆっくり座り込もうとしたら、横から若者が割り込んでくる。私もそのまま降りたので、隣り合わせになってしまった。若者は、さむ、などと言っている。今の状況を嘲っているのだ。私は珍しく年相応で夢に登場している。隣の車線にも人が載っていて、本当に混雑していて感染が心配になる。しばらくしてから若者が、折り畳み式の携帯電話を取り出して、私の顔を写真に撮った。私は機敏に反応して、その携帯電話を奪おうとするが、そのとき折れてしまう。後ろの客が目撃しているだろうから、そんなひどいことにはならないと思うのだが、弁償しようかどうか迷っている。と言うあたりで目が覚めた。
そう言えば二度寝したのだった。首とか肩とか痛かったのだが、今はだいぶ軽くなっていた。薬を飲んだわけでもないのに。
ワクチン接種の予約を、老人たちができないという報道がある。ネット予約だけなので、スマートフォンが使えないからだというし、問合せの電話も繋がらないらしい。そこで、町内会や学生ヴォランティアが予約の代行をやっているとか。そんなの、政府がやるべきこと。担当大臣は、路地をやるとか言って恰好をつけてたけど、これも兵站のうち。意味わからないで使ってたんだろうな。血統だけで大臣になった人たち。江戸時代の殿様と変わりがない。私たちに人権があるのは、先人たちががんばったから。それを踏みにじって選挙にもいかない人たち。