糖質ゼロビール
夢の中で、私はどこかのオフィスで働いている。最上階のフロアにデスクが数十並んでいて、それぞれ電話をかけたりしている。どうやら予備校か学習塾のようなのだけれど、私は教師ではなく事務職か営業のようだった。少し偉い目の人が、電話でクレーム処理をしている。でもそれほどきつい内容ではなさそうで、笑顔で謝罪している。国語の教師が一人、階下の教室から上がってきて私のデスクの島に来る。私は隣の職員に私的なサイトの、検索とブックマークを頼んでいる。帰宅時間になって私はその職員と連れ立って帰る。
どこの駅で降りるんですか。と聞かれて、私は隣の隣の県まで帰るということを告げる。そう言えば、そんな通勤をしていたことが、現実にも一か月くらいあったっけ。職場の雰囲気は全く違うが。隣の県から通勤するということはざらにあった。と言うよりもそれが大半だった。
夢の中ではなく、現実に吉野山に行く計画を立てた。秘仏開帳の期間であって、もう少しするとゴールデンウィークが来て混みそうだったからだ。今年は桜がやけに早くて、いつもなら少し残っているくらいの時期なんだが、もう遠に散ってしまっている。観光特急の時刻を調べてそれに合わせることにした。昔よく泊まった温泉宿にも泊まろうかと思ったが、一人で宿泊できるプランがなかった。二人以上からしか泊まれないのだった。だれかお相手を公募するという手もあるが、しなかった。食堂車がやっているかどうかを調べたら、緊急事態宣言が出ている区間や朝早い時間はやっていないということだったが、吉野山が近づけばやっているようだった。それならと思って、スマートフォンで予約しようとした。結構席が埋まっていて、あいている席はそんなになかった。それなら、ツインシートはどうかと思って二人分予約しようとした。それなら出来るようだし、そんなに高くもなかった。千円をちょっと超えるくらい。でも、結局予約しなかった。
駅までは行った。当地にはない高級スーパーくらいには行こうかと思ったのだ。でもやめた。ちょうど快速が出たばかりだった。あれに間に合っていれば、行ったのだろう。でも、駅前のコンヴィニで時間をつぶしているうちに面倒になって、そこで適当に食料を買って帰ることにした。フィッシュフライバーガーが売っていたのも大きい。だいぶ前に買ったときは、二個入っているように見えたので買ったんだけど、実は半分に切ってあったので腹が立った。今売っているやつは、きちんと一個挟んである。これを買って帰ってバンズの部分は捨てて、フライだけ食べるのだった。フライには衣がたっぷりついているので、全然糖質オフになっていないのだけれど。そう言えば糖質ゼロビールと言うのが出ている。一番搾り糖質ゼロを買って飲んだら、美味しかったのでたびたび買っている。昔呑んでいた普通の一番搾りより美味いくらいだ。ちょっと高い。他社も追随商品を出したがこれは美味しくなかった。
若いころは、ずっと麒麟の瓶ビールだった。コップに入れないでラッパ飲みをしていたっけ。スーパードライが出た後はその缶ビールを飲んでいた。ヨーロッパのコクのあるビールを飲み始めると、日本のビールはビールではないように思えた。いや、実際ビールではないんだけど。ビールと言うのは麦芽とホップだけでできているやつだ。日本のはコメが入っている。ヨーロッパのも、いろいろフレーバーが入っていたりするので本当はビールではないんだけれど、いろいろ美味しいのがあった。ハンバーガ屋でそういうのを吞んだ。ノンアルコールビールは、オーストラリア産のがお気に入りだった。まだ売っているんだろうか。貧乏になって発泡酒ばかり飲むようになった。でもその頃はまだ景品がついてたりして、そのころ貰った小皿などは今でも愛用している。今やそんな景品もつかないほどの不景気である。それから発泡酒も吞まなくなった。それが久しぶりにビールに回帰しているというわけだな。でも、一日一本か二本で充分だ。あとは安いウィスキーか焼酎を飲んでいる。
来週は古本まつりに行くつもりだった。でも中止になったみたいだ。